LOST ARK(ロストアーク)のネタバレ解説・考察まとめ

『LOST ARK(ロストアーク)』とは、2020年9月リリースのPC向け新作ハック&スラッシュ系MMORPGである。基本はプレイ無料。
本作の舞台は「アークラシア」という世界。使い手によって"光の力"にも"闇の力"にも姿を変える大きな力を持つ「アーク」はアークラシアに7つ点在している。アークを狙い世界の滅亡を企む「悪魔軍団」よりも早く世界中に散らばるアークを全て見つけ、アークラシアを守ることが主人公に託された命。主人公はアークを求め、悪魔たちの脅威から民を救いながら世界中を大冒険する。

「アルデタイン」は、機械の体を持つ種族「ケナイン」たちが暮らしており、独自に飛躍的な進化を遂げた機械の国である。アークを探して主人公はアルデタインへ辿り着く。ここでもまた悪魔軍団の脅威が迫っていることを知り、アルデタインを救うべく主人公が立ち上がる。

第八の大陸:ベルン北部

ベルン北部

「ベルン北部」は、女王「エアダリン」によって統治されており、多様な種族を受け入れ急速に発展した魔法国家である。他の種族や他の国々との交流を通じ、世界の中心都市にまで発展した。アークを求めてベルンへ辿り着いた主人公は、エアダリンに忠誠を誓う元騎士団長「ラハルト」と出会い、悪魔軍団の脅威から国を守るべく共に悪魔の討伐へ向かうことに。ちなみにベルンに入る前にキャラクターレベルをカンスト(Lv.50)していなければ、メインストーリーの進行ができないので注意が必要だ。また、ベルン北部の中心部「ベルン城」から、ロストアーク最高難易度のレイドやダンジョンの挑戦が可能である。

第九の大陸:シュシャイアー

シュシャイアー

「シュシャイアー」は、雪と氷に覆われた国である。ここで暮らす人々は、雪と氷に覆われている土地は動植物も育ちづらいため貧困に苦しんでいる。そのため人身売買や違法闘技場も盛んに行われており、住民の間では貧富の差も大きな問題となっている。ここにも悪魔軍団の脅威は迫ってきており、主人公は民を守るべく悪魔と対峙する。

『LOST ARK』のゲームシステム

4種の初期クラスと12種のクラス

プレイヤーはまず4種類のクラスの中から1種類を選択し、キャラクターメイキングを開始する。初期クラスは「ウォーリア(男性・近接クラス)」「ハンター(男性・遠距離クラス)」「ファイター(女性・近接クラス)」「マジシャン(女性・遠距離クラス)」の4種類だ。『LOST ARK(ロストアーク)』はクラスによって性別が決まっているため、男性キャラクターでプレイしたい場合は、ウォーリアかハンターを選択。女性キャラクターでプレイしたい場合は、ファイターかマジシャンを選択する。キャラクターメイキングを終わらせると、この4種類の初期クラスの中から自分が選択したクラスでチュートリアルが開始する。チュートリアルを終えると、「上級職」への転職の選択画面が現れる。初期クラスが「ウォーリア」ならば、「バーサーカー・ウォーロード・デストロイヤー」の3種類から、初期クラスが「ハンター」ならば、「デビルハンター・ブラスター・ホークアイ」の3種類から、初期クラスが「ファイター」ならば、「バトルマスター・インファイター・ソウルマスター」の3種類から、初期クラスが「マジシャン」ならば、「アルカナ・サモナー・バード」の3種類から上級職を選び転職することができる。
初心者でも扱いやすい上級職は、「バーサーカー(初期クラス:ウォーリア)」や「サモナー(初期クラス:サモナー)」である。「バーサーカー」は、火力もあり防御力も高いので扱いやすい。「サモナー」は、体力や防御力は低いものの火力が高く、広範囲攻撃にも長けているため敵を殲滅する能力が極めて高い。逆に扱いが難しい上級職は、「デビルハンター」と「バード」だ。「デビルハンター」は状況に応じて3種類の武器を切り替えて戦闘するスタイルなので、慣れていないと活躍させにくい。また、「バード」は見た目も可愛く、唯一の回復スキルを持つクラスでもあるため女性プレイヤーに人気なクラスだが、基本的にパーティのサポートに特化したスキルが多く、他のジョブと比較すると火力も低いため、1人でメインストーリーを進行するのには適していない。

「ランスマスター(通称:ランマス)」は、状況によって矛と槍を使い分け戦う、近・中距離クラス。韓国では人気職の1つとなっている。ちなみにデビルハンター同様、状況によって武器を使い分けなければならないため、操作も難しく初心者プレイヤー向けのクラスではない。

ゲームパッド対応ゲーム

LOST ARK(ロストアーク)はゲームパッドに対応している。Xbox系(Xinput形式)のゲームパッドに対応しており、PS4コントローラーでは操作はできない。注意したいのが、LOST ARK(ロストアーク)はゲームパッド用に開発されたゲームではないため、ゲームパッドを使用しているプレイヤーは不具合が多く、クエストによってはゲームパッドが反応せずクリアできないソロクエストなどもある点。

マルチプレイが可能

メインストーリーを進めていると所々でダンジョン攻略のクエストが出現する。メインストーリーのダンジョンは、最大4人のマルチプレイで行われるが、ソロプレイで遊びたいというプレイヤーは、1人で挑むことも可能である。ダンジョンに突入したパーティの人数に応じて敵の強さやダンジョンの難易度が自動的に調整されるので1人でダンジョンに突入しても特に問題なくクリアできる作りになっている。野良パーティで挑む場合は、4人が揃わなければダンジョンへ突入できないが、例えばフレンドと2人でパーティを組んでいる状態でダンジョン申請すると2人でダンジョンに突入できる。また、『LOST ARK(ロストアーク)』には2種類のサーバー(AMAN・KHARMINE)が用意されているが、マッチング申請すると、サーバー問わずマッチングすることができる。つまり、AMANで遊んでいるプレイヤーがマッチング申請した場合、KHARMINEで遊んでいるプレイヤーとマッチングすることもある、ということだ。しかし、野良でマッチング申請すると待機時間も長くなかなかマッチングしづらい。
『LOST ARK(ロストアーク)』のメインストーリーダンジョンには、「ノーマルダンジョン」と「ハードダンジョン」の2種類が存在しており、ハードダンジョンの方が敵が強く難易度が高い。しかしその分マッチング率が高くアイテムもレベルが高い装備がドロップする。また、メインストーリーの各ダンジョンには「推奨アイテムレベル」というものがあるのだが、メインストーリーを進めていくと報酬として貰える装備で問題なく推奨アイテムレベルを超えることができる。また、アイテムレベルの低い装備は、鞄の枠を圧迫するだけなのでどんどん分解していった方が快適にプレイできる。
レベルをカンスト(Lv.50)させると、最大8人で挑戦できる高難易度レイドにも参加できるようになる。『LOST ARK(ロストアーク)』の開発プロデューサーの嶋田も「『LOST ARK(ロストアーク)』は、Lv.50までチュートリアル」とPmangの公式生放送で言っている通り、カンスト後にやることが盛りだくさんなゲームとなっている。

クォータービュー(見下ろし型)

『LOST ARK(ロストアーク)』はプレイ中の「視点」もあまり類を見ない独特なゲームである。戦闘の爽快感や操作のしやすさにこだわり抜き、「クォータービュー(見下ろし型)」の固定視点を採用している。どのジョブを選択してもド派手なスキルと豪快なアクションで何十・何百といる敵を次々となぎ倒していく無双感はとても気持ちが良いと評判だ。ただしクォータービューに慣れていないうちは少し戸惑う。

カード装着でステータスの底上げ

カード装着画面

『LOST ARK(ロストアーク)』にはカード装着システムがあり、カードを装着することで体力増加や攻撃力増加などステータス底上げの恩恵を受けることができる。カード収集の仕方としては、敵を倒しドロップしたものを拾うか、運営からログインボーナスや事前登録者特典で貰うなどがある。ただカードを装着すれば良い、というわけではなく、カード同士にも「相性」というものが存在し、相性の良いカードを組み合わせるとステータスが大幅に上がるので、カードを装着する際はカード同士の相性を見て装着する。また、カード自体も成長させることができるので、装着しないレアリティの低いカードなどは、成長素材として使い、レアリティの高いカードを強化させていく。また、カードの最大装着可能数は6枚なので、枚数も考えながら装着することが大切だ。

サーバーは2種類

『LOST ARK(ロストアーク)』には、「AMAN」と「KHARMINE」の2種類のサーバーが存在する。人気があり人口が多いのは「AMAN」である。サーバーが違うと、街ですれ違うこともなく、一緒にスクリーンショット撮影もできず、パーティを組むこともできない。野良パーティのマッチングでダンジョンに挑む場合は、サーバー関係なくマッチングすることが可能である。

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