サウスパーク(South Park)のネタバレ解説・考察まとめ
『サウスパーク』とは、アメリカで制作され、コメディ・セントラルなどのメディアで主に放送されているコメディ中心のストップモーション・アニメ、またはその舞台作品。アメリカ合衆国コロラド州に所在する架空の町・サウスパークを舞台とし、主人公の少年4人組やその周辺人物が騒動を巻き起こす、または騒動に巻き込まれる様子を通じて、様々な社会情勢を痛烈に風刺する内容となっている。過激な描写も多く、日本ではR18作品に指定されている。トレイ・パーカーとマット・ストーンの2名で原作から制作までほぼ全てを手掛けている。
カイルの弟だが、カナダ人でブロフロフスキー家では養子として育てられている。
出生時の本名はピーター・ギンツで、一度カナダから実の両親が迎えに来たが、カイルが取り返しに行って一緒にサウスパークへ帰った。
初期は兄のカイルに蹴っ飛ばされる描写など暴力的な扱いをされていたが、回を追うごとにそれは無くなっていった。
ある程度の言葉を話すのは年相応だが、イスラエル問題に関するニュースを見たり、幼稚園の先生と駆け落ちしようとしたりする。
他にもソマリアで海賊になったり、死んだ有名人の霊が見えたりと色々と特殊な子供。
エリック・カートマンの家族
リアン・カートマン
カートマンの母親で、息子とは違っておっとりした女性。
しかしポルノに出演したりする尻軽で、サウスパークの住人は男も女もほとんどが彼女と経験があると言われていたりする。
息子を甘やかすことが多いが時に厳しくしつけることもある、ただし大抵は結局甘やかして無駄に終わる。
だが息子に手を焼いているのは事実で、合法的に息子を殺すために政治家と寝たりしたこともある。
実はスコット・テナーマンの父との間にエリックを産んだので、エリック・カートマンはスコット・テナーマンの異母弟にあたる。
ケニー・マコーミックの家族
スチュワート・マコーミック
妻のキャロルが基本的に働いて家族を養う一方で、無職で酒浸りになっているケニーの父。
よく妻と喧嘩しており、貧困を嘆くことはあっても具体的に行動はしないことがほとんど。
合法的な薬物を作って売り、小遣いを稼いでいる。
政治的な対立では保守派に付くことが多く、スタンの父・ランディとは逆の立場である。
カイルの父・ジェラルドとは古くからの友人だったが、経済的格差が原因でしばらく距離を置いていた。
妻のキャロルとかつてクトゥルフ教に入信していたことが原因で、息子のケニーは不死の能力を持つことになった。
キャロル・マコーミック
ケニーの母親でよく「I'm with stupid(バカ=旦那と一緒)」と書かれた服を着ている。
たまにヒステリーを起こすが、彼女が家計を一人で支えている。
基本的に貧相な来客のもてなし方をする。
ケビン・マコーミック
ケニーの兄で、あまり作中には登場しない。
カレン・マコーミック
ケニーの妹で、こちらも出番は少なめである。
ただしケニーとは仲が良く、特にケニーがヒーローごっこで「ミステリオン」になる回では、彼を「天使」と呼ぶなど憧れた様子が見れる。
バターズとその家族
レオポルド・スコッチ
スタンらの同級生で本名はレオポルド、しかし作中では一貫してバターズと呼ばれている。
天然ボケでKYな性格をしていて、子供らしく素直な反面で融通が効かなかったり女々しく鬱陶しい時もあって、よくカートマンにいじめられている。
バターズ自身はカートマンが意地の悪い人間だと認識しているが、普段彼からのいじめには鈍感でしっかり気付いていない。
そのカートマンと共に行動することが少なくないので、一方的にやられているばかりではなく彼の弱みを握ることも。
しかしカートマンばかりか、時に他の友人らからもいじめの対象やモルモットのような被検体にされてしまうことが多い。
例えば彼らがダイエット広告にバターズを無理やり出演させて儲けるため、強制的に太らされたり脂肪吸引されたりもした。
だが純粋さ故に彼らには利用されることがほとんどで、子供たちが経営するキャバクラでは見事に貢がされまくるなどカモにされることも多い。
親のスティーブンとリンダから異常に厳しくしつけられており、傍から見ると虐待としか思えないこともしばしば。
真面目にキメた自撮り写真をみて「ふざけた顔をするな」と叱られる等、理不尽極まりない扱いを受けている。
一方でその可愛らしさから騒動が起こることも多々あり、有名人に拉致されてペットにされたり、YouTubeで人気者になったり、同性愛者に興味を持たれたりと散々な目に合っている。
このように虐げられる役回りが多いものの、時には各エピソードのまとめ役として問題点の指摘と解決方法の提言を行い、各回を締める姿も見受けられる。
また複雑な計算を一瞬で解いたりコンピューターの扱いに長けていること、また性知識も年齢の割に豊富なため頭は良い方であると推測される。
過去のアクシデントにより複数人の死者が出たことで特技のタップダンスがトラウマになっているが、ドラムを叩いたり切り絵を制作するなど手先は器用な方らしい。
放送初期はいわゆるモブキャラであったが、ケニーが死んでから彼の実質的な代役として活躍するようになり、ケニーと同格またはやや上のレギュラー陣に加わった。
総じて損な役割が多いが、カートマンに次ぐ主要なコメディリリーフとしての立場を確立しつつある。
ごっこ遊びをする時は「プロフェッサー・カオス」として悪役の立場で登場することがほとんどであるが、実際の悪事の規模はカートマンのそれに比べると大したことが無い。
バターズはごっこ遊びが好きなので多様なキャラクターを演じるが、多重人格者と勘違いされて精神鑑定を受けさせられたこともある。
スティーブン・スコッチ
初期の名前はクリスだったが、後にスティーブンと改名される。
常識的に見えるが人格に難があり、理不尽な理由で息子を叱ったり罰を与えるなどしている。
一時期バイキュリアス(異性愛者だが同性愛に興味を持った人)になって、ゲイ同士が出会うハッテン場に通っていたりする。
リンダ・スコッチ
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目次 - Contents
- 『サウスパーク』の概要
- 『サウスパーク』のあらすじ・ストーリー
- 始めに
- 宇宙人
- カートマンの復讐
- 結婚記念日
- ラッセル・クロウショー
- ヒッピー
- 意識高い系
- ディズニー
- 『サウスパーク』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- スタン・マーシュ
- カイル・プロブロフスキー
- エリック・カートマン
- ケニー・マコーミック
- スタン・マーシュの家族
- ランディ・マーシュ
- シャロン・マーシュ
- シェリー・マーシュ
- カイル・プロブロフスキーの家族
- ジェラルド・プロブロフスキー
- シーラ・プロブロフスキー
- アイク・プロブロフスキー
- エリック・カートマンの家族
- リアン・カートマン
- ケニー・マコーミックの家族
- スチュワート・マコーミック
- キャロル・マコーミック
- ケビン・マコーミック
- カレン・マコーミック
- バターズとその家族
- レオポルド・スコッチ
- スティーブン・スコッチ
- リンダ・スコッチ
- サウスパークの住民たち
- ウェンディ・テスタバーガー
- トークン・ブラック
- ジェローム・マッケロイ
- ハーバート・ギャリソン
- バーブラディ巡査
- ジンボ・カーン
- スコット・テナーマン
- テレンス&フィリップ
- 『サウスパーク』の用語
- I Love to Singa
- チリコンカーン
- レディオヘッド
- ジョンベネ殺害事件
- ラッセル・クロウ
- ヒッピー
- バットダディ(Bat Dad)
- スマッグ(Smug)
- ジョージ・クルーニー
- ジョナス・ブラザーズ
- グレービーソース
- マジック:ザ・ギャリング
- 『サウスパーク』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- スタン「親たちにとっては、性犯罪に比べりゃ暴力事件なんて正直どうでもいいものなんだよ」
- カイル「みんな聞いてくれよ、良いニュースがあるんだ!」 カートマン「おお、ついにエイズになったんだな!」 カイル「…違うよ」
- カイル「ブリトニー・スピアーズがリスにクソした写真が撮れたら、いったいどれほどの高値が付くんだろうね!」
- ミッキーマウス「若い女ってのはな、ただのイカれたバカどもだ」
- ケニー「俺は何度も、幾度となく死んできたが、最悪なのは誰も俺が死んだことを覚えていないということだ...!」
- 『サウスパーク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者の2人について
- トレイ・パーカー
- マット・ストーン
- サウスパークが生まれるまでの経緯
- サウスパークで取り上げられた団体や人々のエピソード
- サウスパークと中国の逸話
- サウスパークから中国当局への謝罪文が秀逸
- サウスパークとジェニファー・ロペスの逸話
- サウスパークとラッセル・クロウの逸話
- サウスパークとトム・クルーズの逸話
- 『サウスパーク』の主題歌・挿入歌
- 通常放送の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):『サウスパークの主題歌』
- OP(オープニング):トレイ・パーカー(メインボーカル)『サウスパークの主題歌』(シーズン17 エピソード4)
- 挿入歌:トレイ・パーカー『Let's Fighting Love』(シーズン8 エピソード1)
- 映画の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:テレンス&フィリップ『Uncle Fucka』
- 挿入歌:シーラ・プロブロフスキー『Blame Canada』
- 挿入歌:エリック・カートマン『Kyle's Mom's a Bitch』