フジケン(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『フジケン』とは、小沢としおによる日本の不良ギャグ漫画である。1998年から2002年まで『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載。単行本は全22巻。不良漫画、学園漫画、ギャグ漫画など多面性のある漫画だ。主人公の富士山健作(通称フジケン)と主要キャラクターたちの高校三年間の熱い友情が、下ネタやギャグを盛り込みながら面白おかしく描かれている。気軽に読めて笑える漫画だが、そこに描かれている友情は本物だ。

マコト(左)とフジケン(右)

フジケンたちにブス呼ばわりされた事に腹を立てたトモたちから、彼らを殴って欲しいと依頼され、喧嘩をふっかけるが敗北。それでも女子としては喧嘩が強い。初めは男っぽい恰好をしていたので、フジケンたちにも男だと思われていた。自分より強いフジケンを好きになる。Eカップだが、トモと違いアピールに消極的。トモとは小学校からの友だち。複雑な家庭環境で育ち、トモの両親から援助を受けながら一人暮らしをしている。料理が苦手で、マコトが作ったものを食べた人は下痢をする。

北商

立木 (たちき)

北商の切り札。スキンヘッドで趣味の悪いシャツを着ている。

氷室 ヒデカズ(ヒムロ ヒデカズ)

マコトの義理の兄。マコトへの愛情が歪んでいる。実の父親を刺して少年院に入っていた。イケメンで喧嘩が強い。

その他の登場人物

トモのパパ

パチンコ屋を経営している。トモのことを溺愛しているが、マコトのことも娘のように大事にしてくれている。

トモのママ

トモの家族の中で一番まともな人物。

トモの兄

トモとマコトから、ひろ兄(あに)ィと呼ばれている。ヤクザの親分の娘を妊娠させて、父親から勘当されている。奈良在住。

斎藤エリカ

フジケンと豊樹の中学の同級生。かわいいけれど性格はいまいち。中学・高校と豊樹に2回告白してフラれている。

富士山 幸代(ふじやま さちよ)

フジケンの母親。「酒処 富士山」を経営している。

竹下 直美(たけした なおみ)

紋二の中学時代の同級生。中学時代「ブス美」と呼ばれていじめられていたが、かわいい女子高生になった。中学の頃から自分の味方でいてくれた紋二に恋をしている。

アキ

桜東高校に通っている勇介のかわいい彼女。勇介の一目ぼれで、ラブレターを渡した。元カレの借金返済のために売られそうになったところを勇介に助けられたのをきっかけに付き合うことになった。

おつね

亀島にいた時の山栗の彼女。山栗を追って都会に出てきて読者モデルになった。

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