Noita(ノイタ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Noita』とは、Nolla Gamesが開発し、ソフトウェアのダウンロード販売を行っているSteamをはじめとした各社にて販売されているゲームソフトで、ピクセルで描かれた世界に物理演算を組み込んだことで、物が落下する。火が燃え移る。その日に水がかかると消えるなどの独特の挙動をする2Dローグライクアクションゲームである。
Steamのレビューにて「圧倒的に好評」という評価を受けており、プレイヤーの満足度の高さが伺える。
また、いくつかの賞の最終選考まで残っている。

ワンドの編集(カスタマイズ)とスペルについて

このゲームのもう一つの特徴として、ワンドとスペルの編集(カスタマイズ)が挙げられる。
ワンドに入っているスペルを出し入れすることを「編集」と言ったり「カスタマイズ」と言ったりする。
基本的には前述した「聖なる山」と呼ばれるセーフハウスのような場所でしか、このワンドの編集は行えないが、「パーク」の「どこでも杖編集」があれば文字通りどこでもワンドの編集が可能になる。
簡単に説明するならば「ワンド」がスペルを入れて撃ち出すための銃(入れ物)で、「スペル」が弾丸のようなものだ。
スペルの入っていないワンドは何も撃ち出すことが出来ないし、ワンドに入っていないスペルも撃ち出すことは出来ない。スペルは多種多様なものがあり、中には何の役に立つのかわからないようなものまで存在する。
ワンドとスペルの入手方法は「ダンジョンを探索する」か「お金で買う」の2つ、ワンドは下記の九つの要素によって構成され、スペルは最大で九つの要素によって構成されている。
またスペルは組み合わせ方によって全く予想外の挙動をするものもあり、なれるまではワンドにセットして撃ってみないとわからない、なれてもよくわからないということもある。
爆発系の魔法は自分もダメージを受けるものばかりである上に効果が及ぶのが広範囲なので自爆の可能性がとても高く、セットするときは注意して使わなければならない。

ワンドを構成する要素

画像は初期に持っているワンド

シャッフル

「はい」または「いいえ」で固定されている。
「はい」になっている場合はワンドにセットしたスペルをランダムに使用する。
スペルを連射するだけなら問題ないが、スペルの組み合わせによる効果を期待しづらいことや爆発系の魔法などと予想外の効果が組み合わさってしまったりして大惨事になることが多いためデメリットとして受け止められることが多い。

「いいえ」になっている場合はワンドにセットされているスペルを左から順に使用する。
スペルを組み合わせて狙った効果を得たい場合はこちらのワンドを手に入れる必要がある。

同時詠唱数

一回に同時に使用されるスペルの数。前述したシャッフルが「いいえ」になっていれば左から数字の数だけ同時に使用される。
シャッフルが「はい」の場合はランダムに使用される。

詠唱遅延

一回スペルを使用したあとに、次のスペルが使用可能になるまでの時間、単位は秒。
短ければ短いほど次々とスペルを撃ち出すことができるが、ワンドにセットされている魔法をすべて打ち出したあとは後述の「リチャージ時間」を待つ必要がある。

リチャージ時間

ワンドにセットされているスペルをすべて打ち出したあとに、スペルが再びセットされるまでの時間。

最大マナ

スペルはマナを消費して使用されるので、この数字が低いとどんなにスペルを詰め込んでもすぐにマナ切れを起こして使用不可能になってしまう。スペルによっては、スペルが入っているワンドの最大マナよりもスペルの消費マナが大きいために使用不可能と言った場合もある。

マナチャージ速度

一秒あたりに回復するマナの量。この数字が大きければ大きいほど回復力が高くなり、スペルを連続で使用しやすい。

呪文容量

ワンドにセットできるスペルの数。

拡散

単純に言えば、小さければ小さいほど狙った場所にスペルが飛ぶ。
ただしスペルによっては独特の軌道をするため、必ずしも狙った場所に飛んでくれるとは限らない。

常時キャスト

ワンド自体に取り外しの出来ないスペルがついているようなもので、これがついているワンドの数はあまりないが、ついている場合はスペルが射出されるたびに常時キャストに設定されているスペルが発動する。
このスペルはマナの消費がないので、よっぽど使いにくいスペルがくっついていない限りは得になる場合が多い。

スペルを構成する要素

スペルの参考例

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