宮廷女官チャングムの誓い（韓国ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ
『宮廷女官チャングムの誓い』とは、2003年9月から2004年3月まで韓国MBCで放送された、実在の医女「長今（チャングム）」が医女として最高の地位を獲得するまでを描いた歴史ドラマである。日本ではNHKで2005年に吹き替え版が放送されていた。舞台は、日本では室町時代にあたる16世紀はじめ朝鮮王朝時代の宮廷。モデルは、実在の人物である医女「長今（チャングム）」。彼女の壮絶な生い立ちと、様々な陰謀取り巻く宮廷の中で強く生き続ける姿、料理人を経て医女として上り詰めるまでの波瀾万丈な人生を描いた作品。
出典： www.bsfuji.tv
人物相関図【後編（第29話から第54話）：医女時代】
主要人物
ソ・ジャングム（演：イ・ヨンエ）
吹き替え：生田智子
主人公。好奇心旺盛で積極的、豊富な知識を持ち合わせた聡明な女性。死別した母の意志を叶えるため、女官見習いとして宮中に入る。
その後、アクシデントや裏切り宮中を追い出されるなど度々苦境に立たされる。しかしその強い心と豊富な知識、仲間の支えにより次々とその壁を乗り越えていく、とても強い女性。
最後には王の主治医として「大長今（テジャングム）」の称号を与えられる。
『朝鮮王朝実録』に登場する実在の人物であるが、本作品でそのほとんどはフィクションとして描かれている。
ミン・ジョンホ（演：チ・ジニ）
吹き替え：井上倫宏
正義感あふれ、文武両道で端正な顔立ちの武官であり文官。早くに妻を亡くしている。
錦鶏を追い宮中をでていたチャングムに命を救われたるが、その人物こそチャングムであることに気づくのはかなり遅い。
しかしチャングムの聡明さに惹かれ、何かと彼女を助けていた。その後自身の命の恩人がチャングムであることがわかると、その支えと想いはさらに強いものとなる。
チャングムもその人柄に惹かれ、だんだんと相思相愛になっていった。
水刺間（スラッカン）関係者
ハン・ペギョン（演：ヤン・ミギョン）
吹き替え：小野洋子
ハン尚宮（サングン）、ハン最高尚宮（チェゴサングン）となる女性。チャングムの母ミョンイと同期で親友であり、チェ・ソングム（チェ尚宮）とも同期である。
ミョンイの毒殺が企画された際、解毒薬を用いて阻止し内密に命を助けた過去を持つ。
その後女官見習いとなったチャングムが自らの元へ配属されるが、ミョンイの娘とは気づかない。
しかしその優れた料理の知識と技術で、チャングムの料理の師となり彼女を支える。
真面目で冷静その指導は厳しいが、料理の技術、知識、心配りはとても秀逸である。
チェ・ソングム（演：キョン・ミリ）
吹き替え：宮寺智子
ハン・ペギョン（ハン尚宮（サングン））、パク・ミョンイと水刺間（スラッカン）の同期でチェ一族の一人である。
チャングム水刺間（スラッカン）時代の同期クミョンの叔母であり、チェ・パンスルの妹にあたる。また保身のため、ハン・ペギョンと密会していたパク・ミョンイの命を奪った人物でもある。常にチェ一族で結託し権力を得ることを第一に行動、その地位を確立していく。そのため、自身の地位を脅かすハン尚宮（サングン）やチャングムとは常に敵対関係にある。
チェ・グミョン（演：ホン・リナ）
吹き替え：山像かおり
チャングム水刺間（スラッカン）時代の同期で、ライバル関係にある。チェ尚宮（サングン）の姪で、彼女同様権力に対する欲求は人一倍高く、チェ一族の権力闘争をサポートをし続ける。
美しい美貌とその料理の技術や知識は最高峰で、幼少期から一目置かれている存在である。ミン・ジョンホをに惹かれ片思いをし続けるが、ジョンホとチャングムの仲も知っている。チャングムと長きに渡り共に成長していくが、常に敵対関係の位置にある。
イ・ヨンセン（演：パク・ウネ）
吹き替え：八十川真由野
チャングムやクミョンと水刺間（スラッカン）で同期にあたる。
いつもチャングムと共に行動し、友情に厚くチャングムを支えている。気弱で甘えん坊な反面、芯が強い一面も持ち合わせる女性。特に見習い時代よく面倒を見てもらっていたチョン尚宮（サングン）を、母のように慕っている。後に中宗の子を宿し淑媛（スグォン）となり、その際も中宗に何かと進言しチャングムを助ける。
医女関係者
ユン・ヨンノ（演：イ・イプセ）
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目次 - Contents
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の概要
- 『宮廷女官チャングムの誓い』のあらすじ・ストーリー
- チャングムと両親
- 水剌間（スラッカン）時代
- 女官見習い・子供時代
- 女官見習い・少女時代
- 女官時代
- 済州島（チェジュド）時代
- 医女時代
- チャングムと家族
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ソ・ジャングム（演：イ・ヨンエ）
- ミン・ジョンホ（演：チ・ジニ）
- 水刺間（スラッカン）関係者
- ハン・ペギョン（演：ヤン・ミギョン）
- チェ・ソングム（演：キョン・ミリ）
- チェ・グミョン（演：ホン・リナ）
- イ・ヨンセン（演：パク・ウネ）
- 医女関係者
- ユン・ヨンノ（演：イ・イプセ）
- チャンドク（演：キム・ヨジン）
- シンビ（演：ハン・ジミン）
- パク・ヨリ（演：イ・セウン）
- チョン・ウンベク（演：メン・サンフン）
- 王族
- 中宗（チュンジョン）（演：イム・ホ）
- 皇太后(大妃）（演：オム・ユジン）
- 皇后（中殿）（演：パク・ジョンスク）
- チャングムの身内
- ソ・チョンス（演：パク・チャンファン）
- パク・ミョンイ（演：キム・ヘソン）
- カン・ドック（演：イム・ヒョンシク）
- ドックの妻（演：クム・ボラ）
- チェ一族関係者
- オ・ギョモ（演：チョ・ギョンファン）
- チェ・パンスル（演：イ・ヒド）
- パク・ヨンシン女官長
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の用語
- 女官
- 医女
- 御医（オイ）
- 尚宮（サングン）
- 水刺間（スラッカン）
- 内医院（ネイウォン）
- 活人署（ファリンソ）
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- ハン尚宮（サングン）「たとえ水でも、器に盛られた瞬間から料理になる」
- 寺につとめる男「腹一杯食べることができないなら、真心だけでも一杯食べてお腹を満たそう。だから何があってもいい加減なものを絶対に人様にお出ししてはいけない」
- ハン最高尚宮（チェゴサングン）「お前の良さは人より秀でていることではなく、何があっても怯まず前に進むこと」
- チャングム「全てを手に入れ、全てを失った」
- その身を追われ命を奪われた母から意志を受け継ぐチャングム
- お互いの素性を知るミョンイの娘チャングムと親友ハン尚宮（サングン）
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 主演・イ・ヨンエのファンは意外なあの人物
- まるで飯テロ、魅力的な宮中料理
- 大長今パーク
- 『宮廷女官チャングムの誓い』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：イム・セヒョン『蒼龍（チャンリョン）』
- ED（エンディング）：キムスヒョン、キム・セウキ、ベク・ボヒョン『懐夫歌（フェブガ）I』
- 挿入歌：キム・ジュンボム『懐夫歌（フェブガ）Ⅱ』
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- 挿入歌：イム・セヒョン『空八一五』
- 挿入歌：イム・セヒョン『ヨンパップ（蓮實）』
- 挿入歌：イム・セヒョン『ドック（徳九）』
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- 挿入歌：イム・セヒョン『ダサム（父女情）』
- 挿入歌：イ・シウ『悲（ビ）』
- 挿入歌：イム・セヒョン『何茫然（ハマンヨン）』