Muse（ミューズ）の徹底解説まとめ

2009年リリースの5thアルバム。全英アルバムチャートで1位を記録し、グラミー賞では最優秀ロック・アルバム賞を受賞している。収録曲『Exogenesis: Symphony Part 3 （Redemption）』はフィギュアスケートの楽曲としても使用されているほか、日本のお笑い芸人である鉄拳がテレビの企画で制作したパラパラ漫画『振り子』のBGMとして使用され、感動的なストーリーと合わせて世界中で話題となっている。

1. Uprising
2. Resistance
3. Undisclosed Desires
4. United States Of Eurasia（+collateral Damage）
5. Guiding Light
6. Unnatural Selection
7. Mk Ultra
8. I Belong To You（+mon Coeur S`ouvre A Ta Voix）
9. Exogenesis: Symphony Part 1（Overture）
10. Exogenesis: Symphony Part 2（Cross-pollination）
11. Exogenesis: Symphony Part 3（Redemption）

The 2nd Law

2012年リリースの6thアルバム。前作に引き続きセルフ・プロデュースで制作され、エレクトロミュージックの要素を強く取り入れている。
アルバムタイトルの『The 2nd Law』は、限られた資源と無限の成長を前提としたシステムが、なぜ破滅的な結末に向かうのかを説明する「熱力学第二法則」を意味した言葉。

1. Supremacy
2. Madness
3. Panic Station
4. Survival（Prelude）
5. Survival
6. Follow Me
7. Animals
8. Explorers
9. Big Freeze
10. Save Me
11. Liquid State
12. The 2nd Law: Unsustainable
13. The 2nd Law: Isolated System

Drones

2015年リリースの7thアルバム。2003年リリースの3rdアルバム『Absolution』から5作連続となる全英1位を記録した。また、全米でもバンド初の初登場1位を獲得。その他22ヶ国のチャートでも1位を獲得するなど、衝撃的ともいえる大記録を打ち立てた。今作では5thアルバム『The Resistance』以来2度目の最優秀ロック・アルバム賞を受賞している。

1. Dead Inside
2. [Drill Sergeant]
3. Psycho
4. Mercy
5. Reapers
6. The Handler
7. [Jfk]
8. Defector
9. Revolt
10. Aftermath
11. The Globalist
12. Drones

Simulation Theory

2018年リリースの8thアルバム。従来のギター・ロックからは逸脱した、幅広い音楽性を楽しめる1枚に仕上がっている。SF映画や1980年代のポップカルチャーの要素が取り入れられたアートワークも魅力的。

1. Algorithm
2. The Dark Side
3. Pressure
4. Propaganda
5. Break it to Me
6. Something Human
7. Thought Contagion
8. Get Up and Fight
9. Blockades
10. Dig Down
11. The Void

Will of the People

2022年リリースの9thアルバム。ドラマーのドミニク・ハワードが主導権を握る形で制作されたセルフ・プロデュース作品で、フロントマンであるマシュー・ベラミーも「集大成」と太鼓判を押している。全英アルバムチャートで1位を記録し、7作連続で1位となった。

1. Will Of The People
2. Compliance
3. Liberation
4. Won't Stand Down
5. Ghosts（How Can I Move On）
6. You Make Me Feel Like It's Halloween
7. Kill Or Be Killed
8. Verona
9. Euphoria
10. We Are Fucking Fucke

Muse（ミューズ）の代表曲とミュージックビデオ（MV/PV）

Time Is Running Out

Museが世界規模のバンドへ加速しはじめた瞬間を象徴する一曲。ロックバンドの黒さとダンサブルさが絶妙に混ざり合い、当時のMuseにしては珍しく「身体でノれる」楽曲として人気を博している。

Starlight

音の構成や歌詞も、シンプルでストレートな1曲。「I just wanted to hold you in my arms」（ただこの腕で君を抱きしめたかった）というストレートな愛情表現を綴った歌詞が胸を打つ。

Uprising

2009年発表、名盤と名高いアルバム『The Resistance』のオープニングを飾る楽曲。単純な反骨精神ではなく、監視社会や搾取構造、マスメディア操作への冷静な怒りが根底にあるのが、なんともMuseらしい。

Mercy