クロエのレクイエム(Chloe's Requiem)のネタバレ解説・考察まとめ

『クロエのレクイエム』とはゲームサークル「ブリキの時計」が2013年10月2日に無料配布したフリーホラーゲーム。「ブリキの時計」は当時19歳のぬばりんと16歳のななしのちよによる女性2人のサークルであり、製作者の破格の若さとゲームの完成度の高さが話題となった。主人公のミシェルはバイオリンの演奏で脚光を浴びる早熟の天才少年。そんなミシェルは家族との確執が原因で飛び出した夜、迷い込んだ先の屋敷でピアノ好きな黒髪の少女クロエと出会い、この屋敷にかかった呪いを解いてくれるように頼まれる。

2階南使用人部屋の床に落ちているテディベア。全部で5体おり、屋敷から消えた5人のメイドに見立てられている。メイドEに該当するテディベアを切り裂くとクロエの母親の部屋の鍵が入手できる。

クロエの母親の日記

夫の寵愛を奪ったクロエへの嫉妬と呪詛が綴られた日記。母親の部屋にある。

家族の絵

8歳のクロエがクレヨンで描いた両親と自分の絵。笑顔の両親にクロエが挟まれ仲良く手を繋いでいる。クロエに夫の愛情を奪われたと思い込み、クロエを憎む母親の怨念を宥めるため、ミシェルはこの絵からクロエだけ切り抜いて持って行った。

小太鼓

クロエの部屋のおもちゃ箱にしまわれている小太鼓。兵隊の人形を1体暖炉に放りこんだあと、残る1体に小太鼓を持たせると『トロイメライ』の楽譜を入手できる。

『トロイメライ』

ロベルト・シューマン作曲のクラシック曲。全13曲にも及ぶピアノ曲集『子供の情景』の7曲目にあたり、タイトルは夢を意味する。これを演奏すると2階の呪いが晴れる。

金槌

3階楽屋のテーブルを調べると手に入るアイテム。この金槌でチェロを殺害した犯人(=楽器)を破壊すると、アランの部屋への鍵が入手できる。

見取り図

金槌の隣においてあった3階ホールに面したステージの見取り図。コンサート開催時の楽器の配置が記されている。地下1階の通路の頭蓋骨に食べさせると隠し部屋の鍵が入手できる。

画用紙

3階アランの部屋の左端の家具を調べると手に入るアイテム。クロエに切り抜きをあげたあと、これと羽ペン・インクを装備してクロエに渡すとお守りをもらえる。

お守り

ミシェルから貰った絵と画用紙を使ってクロエが作ったお守り。画用紙にミシェルの絵を描き、そこに自分の切り抜きを貼り合わせている。

『愛しい娘の成長記録』

アランの部屋の机にあったアルバム。アランが撮影したクロエの痛々しい写真が大量におさめられている。

工具

アランの部屋のピアノの後ろにあるアイテム。3階厨房のドアを修理するのに使用する。

メニュー表

3階厨房のテーブルの上にのっていたメニュー。クロエ主宰の晩餐会でふるまわれる料理が載っているが、どれもおどろおどろしい献立であるため、羽ペン+インクを装備してミシェルが書き換えた。
書き換える順番は前菜→スープ→魚料理→グラニテ→肉料理→チーズ→デザート→コーヒー・紅茶が正解。

『テーブルマナーの手引書』

kuukina8
kuukina8
@kuukina8

目次 - Contents