じいさんばあさん若返る(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『じいさんばあさん若返る』とは新挑限によるおしどり夫婦コメディ漫画。2019年10月26日に作者Twitterとpixivにて発表された。2020年2月29日にはニコニコ漫画にて連載が開始された。KADOKAWAから2020年6月に1巻が発売。同年11月には2巻が発売された。それを記念としてYouTubeにてボイスコミックが公開された。青森のとある農村に住んでいる老夫婦の正蔵とイネはある日突然若返った。2人は若返りに戸惑いつつも新婚時代にすることができなかった夫婦生活を楽しむことにする。

兵助の孫。北町高校2年生でサッカー部エースのギザギザの歯が特徴の少年。北町南町対抗スポーツ大会では若手として兵助に駆り出されていた。その時に正蔵とイネに負けたことで落ち込んでいたが、イネに励まされる。

未乃と同じクラスに所属してる。将太の性格はいわゆるコミュ障であり、そんな自身にも明るく接してくれる未乃に憧れを抱いている。そのため、サッカーの地区大会でいいところを見せたいと練習に励んだりしている。シュートの調子が悪いときにたまたま通りがかった正蔵(老人の姿)が放ったシュートを見て、感覚を掴んで地区大会でシュートを沢山決めた。

文化祭では意を決して未乃をキャンプファイヤーでのダンスに誘うことに成功した。

五十嵐大輝(いがらしだいき)

兵助の孫。北町高校3年生で野球部キャプテンの少年。弟の将太同様にスポーツ大会に駆り出された。甲子園を目指している。スポーツ大会で正蔵とイネに負けた際には田舎のスポーツ大会で負けるようでは甲子園は夢のまた夢だと落ち込んでいた。しかし、イネに励まされたことで持ち直した模様。

咲と春菜(さき・はるな)

左側少女たちが咲と春奈

未乃の友人の2人。未乃と同じクラスに所属している。
南町周辺に出没する謎の白髪美男美女カップル(正蔵とイネのこと)の噂に興味を抱いている。後に、学校まで未乃を迎えに来た正蔵の姿を見て、噂の白髪イケメンは未乃の彼氏だと思っていた。
未乃が将太に片思いをしているの気づいてるため正蔵と付き合っていると勘違いした際には「未乃二股疑惑」を持っていたが、文化祭にて正蔵とイネは未乃の親戚であると説明されたことで疑惑は晴れた。

軽トラでデートに来る男を非難していたが、軽トラに乗る正蔵の姿を見てからは軽トラも悪くないと思っている。

その他

男子学生コンビ

南町に住む男子学生の2人組。仲が良く一緒に下校している。
農家の仕事はダサいなどの理由で田舎を嫌っており、いつかは東京に行くことを志していたが、下校途中にあるリンゴ畑で若返った正蔵とイネが働いている姿を見てからは田舎も悪くないと考えを改めている。

本名は2人とも明かされていない。

ツル

イネに抱かれている高齢女性

イネの姉。高齢のため痴呆症を患っており、貴弘の診療所に入院している。イネのことを忘れており、若返ったイネを見た際には母と間違えて甘えたりなどしている。イネも姉の気持ちを汲んで母の代わりをしている。

林檎の樹

1巻描きおろし漫画『リンゴの泪』にて登場。正蔵とイネの結婚を記念して2人の畑に植樹されたもの。リンゴ台風(平成3年に起きた台風のこと)の時に折れてしまうも治療してもらったりなど2人に大事に育てられ、2人の人生を見守ってきた。

正蔵のイネを想う心を感じて、大事に育ててくれた恩返しにと黄金のリンゴをひとつ実らせた。黄金のリンゴは無事に2人に食べられ、若返った2人に感謝したのちに朽ち果てた。

『じいさんばあさん若返る』の用語

南町

正蔵たちが住んでいる農村のこと。青森県弘前市周辺に位置している。最近では過疎化が進み、南町にあった学校などは北町に統合されてしまっている。
若者が少なくなっており、南町北町最高スポーツ大会では参加者が50歳以上になっているなど深刻な様子。

北町高校

未乃や将太たちが通う学校。未乃や将太が所属する普通科のほかに詩織が所属する特別進学科とがある。

砂時計

正蔵とイネが若返るきっかけとなった夢に出てきた砂時計。砂時計がひっくり返ることで若返りの姿と老人の姿を行き来できる。正蔵とイネは砂時計の仕掛けに気づいてからは任意でひっくり返して若返りの姿と老人の姿を調整している。

ひっくり返すことで若返ることができるが不老不死になるというものではなく、砂時計の中に入っている砂は少しずつ外に排出されているため中の砂が尽きた時に寿命も尽きる。

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