ID: INVADED(イド:インヴェイデッド)のネタバレ解説・考察まとめ

『ID: INVADED』とはあおきえい監督による日本のSF・ミステリーアニメ作品。2020年1月から3月までTOKYO MX他で放送された。脚本はミステリー作家の舞城王太郎。舞台は凶悪犯罪が増加した現代日本。連続殺人犯の迅速な特定を目的とする組織・蔵は、ミヅハノメと呼ばれる特殊な発明を用い犯人の深層心理が生み出す仮想世界・イドを構築した。元刑事で現囚人の鳴瓢秋人は、名探偵・酒井戸となって、様々な殺人鬼の精神世界に潜るうちに彼らの裏で糸を引く黒幕、ジョン・ウォーカーの存在へ近付いていく。

CV:上田燿司
被害者の顔をドリルで削ぐのを好む連続殺人犯。本編1話より前に秋人に自殺に追い込まれた被害者の1人。
ジョン・ウォーカーによって木記の夢に導かれ彼女の顔を削いで殺すうちに現実でも犯行を起こすようになったが、イドの中のイドに来た秋人にまたしても自殺を仕向けられる。

舌抜き

被害者の舌を抜くのを好む連続殺人犯でスーツ姿の女性。本編1話より前に秋人に自殺させられた被害者の1人。
イド内のイドでも秋人に始末された。

股裂き

被害者の股を裂くのを好む連続殺人犯。本編1話より前に秋人に自殺させられた被害者の1人。
イド内のイドでも秋人に自殺させられる。

腕捥ぎ

被害者の腕を捥ぐのを好む連続殺人犯で痩身の男性。本編1話より前に秋人に自殺させられた被害者の1人。
イド内のイドでも同じ末路を辿る。

一般人・その他

鳴瓢 椋(なりひさご むく)

CV:島袋美由利
秋人と綾子の娘。第1話の2年以上前に対マンに殺害された。秋人は娘を殺した対マンを射殺したのが原因で独房に収監された。事件当時は14歳の女子中学生で回想やイドの世界にのみ登場する。彼女の死に顔は対マンの激しい暴行のせいで、ほぼ原形を留めていなかった。
父親譲りの強い正義感の持ち主で、落雷の世界では母親を励まし、他の人を助ける為に行動する。生前の百貫とも面識があり、落雷の恐怖に負けず他者の救出に動く勇敢さを「生前と変わらない」と褒められた。

鳴瓢 綾子(なりひさご あやこ)

CV:遠藤綾
秋人の妻で椋の母。結婚から十数年が経過しても秋人をアキくんと呼ぶほど熱愛していた。
おっとりした家庭的な女性で心から夫と娘を愛していたが、椋の事件で心を病み、秋人の留守中に浴槽で手首を切って自殺する。椋と同じく回想とイドの世界にのみ登場する。
イドの中のイドでは最後まで夫の無事を祈り、彼に「必ず家に帰って来て」と懇願した。

白駒 二四男(しらこま にしお)

CV:飛田展男
ミヅハノメの開発者である白衣の老人。木記が入院していた病院に勤務していた。
彼が行方不明になった事でミヅハノメやワクムスビには未知の領域が多く残った。後に百貴宅の庭から遺骨が発見されが、これは百貫に罪を着せようとした早瀬浦の罠で、彼がミヅハノメの秘密漏洩を防ぐ口封じで配下の殺人者に殺させた可能性が高い。
飛鳥井木記に対してミヅハノメのプロトタイプとなるヘルメットを用いて実験を行い、ジョン・ウォーカーと共謀していた。

漫画版の登場人物

福千(ふくせん)

dsukedyc
dsukedyc
@dsukedyc

目次 - Contents