天才二刀流・大谷翔平の日ハム時代の活躍をまとめてみた
メジャーリーグ行きを目指していた大谷翔平の日ハム時代の活躍をまとめました。日本野球界初となる10勝&10本塁打を達成して球聖ベーブ・ルースの打ち立てた偉業に並び、2016年にはベストナイン2冠を獲得。投打に大活躍の大谷が二刀流になった経緯も交えながら、彼の凄さを徹底的に紹介します。
■あのベーブルースに並んだ20才の野球プレーヤーがいる
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メジャー唯一となる「同一年度での10勝かつ10本塁打」
1918年(レッドソックス)ベーブルースは20試合に投げ、13勝7敗・防御率2.22を挙げる。また、11本塁打を放って生涯初となる本塁打王のタイトルを獲得した。
これは2013年現在メジャー唯一となる「同一年度での10勝かつ10本塁打」でもあった。
このホームラン王獲得で打者重視にに傾斜していき、翌々年からはヤンキースに移籍し「球聖」と言われる大スター選手となつた。
その「10勝&10本塁打」に並んだのが二十歳の若武者・大谷翔平だ
■大谷翔平の名が轟いた高校時代
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ドラ1候補大谷「メジャー挑戦は自分の夢」
「日本人投手として最初のアメリカ野球殿堂入りを果たしたい。メジャーで殿堂入りするためにはメジャーで最低15年はやらないといけないという話なので、30歳近くになってからメジャーに挑戦するのは遅いと思う」
「アメリカでプレーさせていただくことに決めました。(決め手は)やっぱり自分の夢。入学した時からそういう気持ちは強かった。(日米)どちらの憧れもありましたけど、メジャーリーグの憧れの方が強かった」
「周りの意見と食い違うこともありましたけど、誰かが納得しないのは嫌だった。最後は自分の意見で決めさせてもらいました。背中を押してもらい感謝しています」
「マイナーからのスタートだと思いますけど、厳しいところで自分を磨きたい。世界一の投手?やるからにはそうなりたい」
■二刀流へ運命の岐路
日本ハムが単独1位指名で交渉権を獲得
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ドラフトを二日⑤に控えた11月23日、北海道日本ハムファイターズGMの山田正雄が大谷をドラフト1位指名することを公表し、北海道日本ハムファイターズの監督の栗山英樹も「大谷君には本当に申し訳ないけれど、指名をさせていただきます」と公表。25日のドラフト会議当日には日本ハムが単独1位指名で交渉権を獲得
大谷談「ビックリしたし動揺もしました。でも、自分の気持ちは変わりません。評価していただいたのはありがたいですが、アメリカでやりたいという気持ちは変わりません」
大谷の心を揺るがせた「二刀流育成プラン」の提案
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交渉では『大谷翔平君 夢への道しるべ~日本スポーツにおける若年期海外進出の考察~』と題された30ページに及ぶ資料が提示され、高校卒業後直接アメリカへ渡った韓国の野球選手がメジャーリーグで活躍しているケースが少ない点や、過酷なマイナーリーグの現状、母国のプロリーグで実力をつけた選手のほうがメジャーリーグで活躍できる確率が高い点などが説明された。
さらに、投手と打者の「二刀流」育成プランなどを提示された。
■背番号「11」 二刀流選手としてプロ野球選手スタート
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巻き起こる外野席の二刀流賛否論争
大谷の二刀流挑戦について「どうせ失敗する」「客寄せのための話題作り」などといった、周囲の批判に思うところがあるからだ。
「ここまでいろいろな胸に痛い言葉とか批判を目にしたり聞いてきて、どうして今の時代は素直に若者の挑戦を応援できないのかな、と。決して興行のためではないし、状況を含めて判断した結果なんです。それに大谷はもう二刀流をやっているし、事実できている。その是非が議論されていること自体がすごいんです」(日本ハム・黒木コーチ)
「投手と打者の両方の魅力がありすぎ、規定投球回数と規定打席数がクリアできたら快挙、結果はどうでもいい」(落合博光)
・江本孟紀「本気で二刀流できると日ハムは思っているのか。大谷を潰す気か!投手は一度出来上がると長持ちするがバッターは難しい」
・桑田真澄「二刀流だと中途半端になる。投手に専念したほうがいい」
・江夏豊「大谷を客寄せパンダにするな、まずはプロで160投げられるようになるのが二刀流より夢があるのではないか」
・工藤公康「無理のない投球フォームをしていて投手としては長く活躍できる可能性が高い。一方打者として松井のような長距離砲になれる可能性は低い」
・清原和博「二刀流が通用するほどプロは甘くない。俺の記録を抜けるのはあいつしかいない、打撃の天才」
・関根潤三「二刀流はどちらかに逃げられるので結局身につかない。栗山、判断を間違えるなよ」
・小早川毅彦「松井と落合を足したようなとんでもない打者になると思う。投手としては10年に1人だが野手としては20年に1人」
「自分が監督だったとしても二刀流で使いたくなる存在だ、プロ野球78年の常識を覆す選手だ」(野村克也)
野村克也はプロ入り前に「二刀流なんてプロ野球をナメている」と言っていたが、その言葉を撤回した。
目次 - Contents
- ■あのベーブルースに並んだ20才の野球プレーヤーがいる
- ■大谷翔平の名が轟いた高校時代
- ■二刀流へ運命の岐路
- ■背番号「11」 二刀流選手としてプロ野球選手スタート
- ■投手・大谷 国内最速タイの162Kを記録
- ■投手・大谷 2年目で「10勝」の大台到達
- ■10号ホームラン!!ベーブルース以来の「10勝10本塁打」達成
- ■まだまだ続く快速ストーリー
- ☆プレミア12で大活躍
- ☆アメリカアリゾナキャンプでMLB熱視線
- ◆勝てなかった162K
- ◆大谷、日本球界最速の163kをマーク
- ◆大谷、先頭打者ホームラン、10号到達
- ◆オールスターホームランダービー制す
- ◆大谷、シーズン20号ホームラン放つ
- ◆164キロストレート投げる、日本最速
- ◆大谷、シーズン100安打達成
- ◆3年連続10勝で優勝投手、22本塁打、真の二刀流選手に進化
- ◆日本最速165Kで日本シリーズ進出決定
- ■日本シリーズで引退するレジェンド黒田投手と対戦、2二塁打放つ
- ■ボールが東京ドーム天井に消えた大谷の一撃
- ■ベストナイン・大谷が史上初の「二刀流受賞」
- ■パリーグMVP受賞
- ■契約更改、5年目年俸2.7億円、ダルビッシュと並ぶ
- ■2018年は夢のメジャー行きへ、球団ポスティング容認
- ■2016プロスポーツ大賞受賞