恋する小惑星(恋アス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『恋する小惑星』とはQuroによる4コマ漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品である。
高校に入学した主人公である木ノ幡みらは幼い頃にした将来小惑星を見つけて名前をつけるという約束を叶えるために、地学部に入部する。そこで幼い頃の約束の相手である真中あおと再会する。そこから他の地学部のメンバーと一緒に地質分野を学んだり、バーベキューをしたり、合宿に行ったり、ワークショップに参加したり、新しい後輩を歓迎したりと様々な活動をして成長していく物語である。

オリンピックという名前はついているが、一年に一回行われる地学に関する知識を競う国際的な大会。イノが出場したときは世界大会がタイで行われた。ちなみに桜の妹であるチカもイノと同じときに受験していた。地学オリンピックの予選では気候、地質、天文といった知識が試された。大学入試で有利になるという理由で参加している人もいる。

『恋する小惑星』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

みらとうまく話せてにやけるあお

1話より

久しぶりに会ったみらに対して、小学校の頃に「むしむしする」を「ムラムラする」と言ったことをきっかけにうまくコミュニケーションがとれていなかったあおは、コミュニケーション能力の高いみらとうまく話せなかった。しかしある晩に天文の話についてみらときちんとおしゃべりすることができた。そのおかげでそれまでは硬い表情が多かったあおが教室で一人にやけ顔を見せたほっこりするシーン。

みらの秘密の自作漫画

3話より

あおとすずがみらの家で数学の試験の追試勉強をしているときに、みらの姉であるみさがみらの自作の漫画の存在をあおにバラしそれをみらが止めようとする場面。この少女漫画はあおが主人公として登場しているため、みらはあおに漫画を見せたくないのだろうと考えられる。普段は元気いっぱいのみらが恥ずかしがる表情が見られる貴重なシーンである。

あおの聞いたことのない声

6話より

学園祭でメイドのコスプレをしていたあおが、母親の詩織に写真を撮られた時に出した声である。その場にいたみらが今まで聞いたことのない声であると話した。普段は大人しくあまり大きな声を出さないあおの珍しいシーン。

イノはカメラが苦手

7話より

イノがモンローからカメラの扱い方を教わっている場面。イノがカメラの扱いが下手なシーンは随所にみられるがその一つである。ここではモンローに写真がブレてしまう原因を聞いており、モンローがイノに押す瞬間にカメラを上下させていることが原因だと教えている。普段はしっかりしているイノがポンコツな一面を見せる可愛いシーンである。

屋上での涙

8話より

クリスマス忘年会の後の屋上での天体観測のときに3年生の桜とモンローから下級生に向けてアルバムが渡され、あおがそのとき涙を流した。その場では理由は明かされなかったが、おそらく親の転勤で地学部をやめなければならないことがわかっている辛い状況で、楽しい思い出がたくさん詰まったアルバムをみて涙を流したと考えられる。それまでは楽しい忘年会で賑やかな雰囲気であったが、一気に場の空気を変えてしまったシーンである。

『恋する小惑星』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作品に登場する天文に関する雑誌『星ナビ』や『星空年鑑』は実際に存在する

作品の中であおやみらがよく天文に関する雑誌を持っているが、それらの中には実際に存在するものが多くある。例えば宇宙に関する情報がまとめられた『星ナビ』や星空の様子が載っている『星空年鑑』といった本は実際に出版されている。アニメでは天文に興味を持ち始めたすずにあおが『星ナビ』を勧める場面があった。

きら星チャレンジの際に利用した沖縄の空港は実在する

あおやみらが石垣島に行くときに利用した空港は実際に存在している。その空港とは10話でみらたちが利用している石垣島の空港で、南ぬ島石垣空港(新石垣空港)である。定期便のある空港として日本最南端に位置している。小惑星を見つけるワークショップであるきら星チャレンジで、あおがみらを追いかけて沖縄にやってきたシーンの舞台である。これ以外にもJAXA 筑波宇宙センター・地図と測量の科学館(国土地理院)など、みらたちが行った場所には実在するところがたくさんある。

『恋する小惑星』の主題歌・挿入歌

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