てるてる×少年(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『てるてる×少年』は高尾滋によって平成13年7月から平成16年11月『花とゆめ』にて連載された少女漫画およびそれをもとにしたドラマCD作品である。前半は信州の旧家出身・御城 紫信(おしろ しのぶ)とその幼馴染かつ御城家に仕える忍者・奥 才蔵(おく さいぞう)を中心とした学園ラブコメディー。後半は室町時代からの因縁を孕んだ御城家の闇と秘密に迫るロマンティックサスペンスである。
ドラマCDは才蔵が商店街の福引に当選し、紫信一行が山奥の秘湯へ赴くというオリジナルストーリー。
幸田 正吾(こうだ しょうご)
声 - 関智一
私立聖徳学園 現代国語教師、空手部臨時顧問。紫信については「しのコン」を自称するほど溺愛しており、添い寝するだけでなく、身の回りの世話も甲斐甲斐しく行う。紫信が眠れないと子守歌を歌ってくれるが、音痴。実家は御城家の菩提寺を守る寺。実家の寺は結婚した姉の義兄が継いでいる。歳が近い義人とは幼馴染。
母が松子の作法教師だった縁で、幼少期の松子と知り合い交流を深める。しかし松子は御城家に嫁ぐことが決定。初めてお互いの想いを遂げた二人は一夜を共にするも、引き離される。前当主の葬儀後、母・松子に見放された紫信を保護し、一緒に暮らすようになる。
三島 左介(みしま さすけ)
声 - 高木礼子
御城家の忍頭である三島家四男の末っ子。才蔵の幼馴染であり、兄貴分を自称している。
才蔵を危険な目に合わせる紫信とは犬猿の仲。千代に想いを寄せるも、才蔵一途な千代に軽くあしらわれている。本来、自分が行くはずだった養子の話が年齢を理由に兄弟内で佐介と最も仲の良かった三男・望が代わりに受けたことで、その後、望が失踪したのは自分にも原因があると思い込んでいる。
筧 千代(かけい ちよ)
声 - 浅川悠
動物使い。ロプロスという名のカラスを好んで使役している。才蔵をからかって遊ぶのが好き。母親は錯乱した由利の父親に殺される。その際、松子に身を挺して守ってもらったことから恩義を感じており、松子直属のくノ一として行動している。
挙人とは日本酒愛好会仲間。
三好 晴海(みよし はるみ)
声 - 雪乃五月
学園における紫信のお目付け役。クラス委員。両親が正吾の実家の寺の檀家の関係で、正吾と親が知り合いだった。いじめっ子を制裁した時に紫信かけられた疑いを晴海が晴らしたことをきっかけに友人となった。
三好 健三(みよし けんぞう)
声 - 石田彰
晴海の双子の弟。同じくクラス委員。空気を読まない発言で姉・晴海によく怒られるが、姉と同じく優しい性格で、才蔵達の身を案じている。
御城の隠れ里
三島 義人(みしま よしと)
御城家忍頭である三島家の長男にして家長。正吾の実家に修行していた縁から、正吾とは腐れ縁。松子の秘書が病に倒れ引退したことにより、跡を引き継ぐ。チョコレートボンボンでも倒れるほどの下戸。一連の紫信誘拐事件における黒幕。
三島 挙人(みしま しげと)
御城の里における刀打ち。三島家次男で義人の一つ年下。麻酔銃なども手掛ける。絵が上手い。鷹揚で明るい性格。一連の紫信誘拐事件における主犯格。
三島 望(みしま のぞみ)
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目次 - Contents
- 『てるてる×少年』の概要
- 『てるてる×少年』のあらすじ・ストーリー
- 転校生は忍者
- 紫信の秘密
- 12年前
- 二重スパイ
- 御色草紙
- 御城の大火
- 『てるてる×少年』の登場人物
- 主人公
- 御城 紫信(おしろ しのぶ)
- 主要人物
- 奥 才蔵(おく さいぞう)
- 幸田 正吾(こうだ しょうご)
- 三島 左介(みしま さすけ)
- 筧 千代(かけい ちよ)
- 三好 晴海(みよし はるみ)
- 三好 健三(みよし けんぞう)
- 御城の隠れ里
- 三島 義人(みしま よしと)
- 三島 挙人(みしま しげと)
- 三島 望(みしま のぞみ)
- 玉野 由利(たまの ゆうり)
- 御城 松子(おしろ しょうこ)
- 御色草子(おいろぞうし)
- 羽曽 たつき(はそ たつき)
- 虎次郎(とらじろう)
- 多由耶(たゆや)
- 虎彦(とらひこ)
- 『てるてる×少年』の用語
- 御色草子
- 宝珠草
- 紅宝珠
- 『てるてる×少年』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 才蔵「僕はあなたが生まれてきてくれて嬉しい」
- 多由也「やっと終わるのね…」
- 紫信「いいえ母さま しのぶは生まれてきてよかったわ」
- 『てるてる×少年』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 紫信の刺青は当初背中ではなかった