Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)とは【徹底解説まとめ】

Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)とは、2017年デビューのシンガーソングライターである。2016年に発表したシングル「Oceans Eyes」が話題になり、2017年兄のフィニアス・オコネルがプロデュースしたEP「Don’t Smile At Me」でデビューした。その後も数々のヒット曲を世に生みだしており、性別や国籍を問わず多くのファンを集めている。楽曲の制作は、作曲家・音楽プロデューサーでもあるフィニアスと行っている。

hostage

『dont smile at me』に収録されており、相手を独り占めしたいという内容の歌詞。金のネックレスは、相手への執着心と偽物の愛を表している。ミュージックビデオでは、男性ダンサーと共にダンスを披露している。

地球で最も価値のあると言っても過言ではない物質、“黄金”はBille自身のことだそうです。相手の人生の中で貴重な存在だと歌っているわけです。そして“黄金のネックレス”は彼女の気持ちを表しています。“ネックレス”は彼への執着心を、“黄金”は彼の愛を象徴していて、それが“偽物”だと後の歌詞でわかりますね。

出典: chocomint98.com

you should see me in a crown

タイトルは、「王冠をかぶった私を見るべき」という意味で、イギリスBBC製作のドラマ『SHERLOCK』のキャラクターであるジム・モリアーティのセリフの引用である。
Billie Eilishが蜘蛛を食べるシーンが少々ショッキングであるが、クールなサウンドと相まって印象的かつ魅力的なミュージックビデオだ。
蜘蛛をミュージックビデオに登場させたのは、『SHERLOCK』のジム・モリアーティが、主人公のシャーロック・ホームズに「蜘蛛のような存在だ」と言われるからである。

when the party's over

うまくいっていない恋人へ酔った勢いで電話をし、不満をぶちまけるという内容の歌詞で失恋ソングである。コップの中のインクのような藍色の液体を飲んだBillie Eilishの目から、その液体が涙のように流れ出す。楽曲で歌われている失恋の悲しみを、ホラーな演出で表した映像である。

酔っ払った人が普段の不満を抑えきれず電話をかけてくることってありますよね。大体そういう時は周りがうるさくてそもそも何言ってるかわからないものです。

この「when the party's over」はそんなシチュエーションを描いた曲。うまくいっていない恋人へ酔った勢いで思いをぶちまける、聴いてて辛い歌詞です…。

出典: aanii.net

bury a friend

「ベッドの下の怪物」「もう一人の自分」がテーマの歌詞である。陰鬱な歌詞だが、批評家からの評価は高くイギリスのビルボードチャート6位にランクインした。

ベッドの下の怪物の視点から書かれたこの「Bury A Friend」。全編を通して陰鬱な歌詞ですが、批評家からの評価は高く英ビルボードチャート6位にもランクイン。「Everything I Wanted」のようなその後の曲にも見られる、自殺願望や自己嫌悪などのネガティブな感情描写が特徴的です。

出典: aanii.net

bad guy

「悪ぶっていれば男らしい」と勘違いしている男性を挑発している歌詞である。この曲でグラミー賞年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞を受賞し、史上最年少で4部門を独占した。
日本でも、連続ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の主題歌に起用された。

xanny

若者の間でXanax(ザナックス)という薬物の乱用が問題視されており、これ以上乱用者を出したくないという想いから作られた曲である。
また、Billie Eilish自身がこのミュージックビデオで監督としてデビューしている。

everything i wanted

Billie Eilishが見たサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから海へと飛び込む夢を元に作られた曲である。
これまで共に仕事してきた人々や親友から「気に入らなかった」という言葉を投げかけられ、ファンだと思っていた人々等、世界中から忘れ去れたような悪夢を見たという内容の歌詞である。
実兄でありプロデューサーであるFinneas O'Connellもミュージックビデオに登場しており、歌詞の中でBillie EilishをなだめているのもFinneas O'Connellである。
MVの監督はBillie Eilish自身が務めており、彼女はこのMVについて「何時間も何時間も費やして、最高の作品ができました。みんなに気に入ってもらえるといいな」と語っている。

piiichan1
piiichan1
@piiichan1

Related Articles関連記事

目次 - Contents