気持ち悪くてひたすら不快な衝撃映画まとめ!『マニアック』など
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ここでは気持ち悪さ・不快感を追求した、鑑賞注意な衝撃映画をまとめた。マザコン変態中年男の狂気と蛮行を描くウィリアム・ラスティグ監督の『マニアック』、一家を惨殺した殺人鬼と対決する女性を主人公にとにかく派手な残酷描写を追求した『ハイテンション』などを紹介している。
「キャビンフィーバー」観た。ラスト、最悪だ(笑)ホント、サイッアク!イーライ・ロスって趣味わりーなー。(決して悪い意味だけに限らず)ちょいちょい本筋に関係ない趣味悪いエピソード絡めてくるし!
— namanaha (@namanaha) April 16, 2013
最近はWOWOW勢として『孤島の王』『サラの鍵』『嫉妬』等々優れた映画に出会えているけど、『キャビン・フィーバー』のイーライには爆笑したよね。
— エロスのしもべ (@tooladam) 2013.04.12 20:40
▼『ある戦慄』
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出典: www.amazon.co.jp
”傍若無人な行いのならず者はもちろん、見て見ぬフリの心理に不快感!”
ラリー・ピアース監督、トニー・ムサンテ、マーティン・シーン主演による1967年の作品。通りがかりの男から金を強奪したうえ惨殺したという極悪なならず者2人組が、地下鉄に乗り込み、乗客の一人一人に絡み始める。乗客たちも彼らの行為に口を出すが、彼らを止める事は出来ない。次第にエスカレートしていく2人のならず者に、乗客は誰1人として口を出すものはいなくなった。そんな時、一人の若い軍人が立ちあがるが...。
多くの人が乗り合わせた地下鉄での傍若無人な振る舞い、この2人のならず者の行為は不快そのもの。しかし、それを見て見ぬふりをしてしまう他の乗客達の心こそ、この映画を不快なものにしているのだ!
こういう状況に居合わせると、もうそれだけで心が腐るような気分になる。人間のネガティヴな表情……無力感、敗北感、不甲斐なさ、失望、増長、怒り、無関心などが、容赦なく映し出される。
鑑賞後は身も心もグッタリゲンナリの暗鬱地獄に陥ることは避けられない。不快さMAXの人間不信ムーヴィーだったというわけなのだ。映画一本にここまでヘコまされたのは何年ぶりだろうか、、、。
出典: www2.hp-ez.com
犯罪への戦慄ではなく、自己保存のために、息の届く人の身の危険さえも無視できる階級と世代、そして人種間、人間同士の無視と無関心ということへの“戦慄”だった。
ツタヤ発掘ものでは「ある戦慄」も見た。チンピラ2人が、電車の1車両に乗り合わせた人々に次々絡んで言葉の暴力でネチネチいたぶる地獄絵図は、見ている間の不快感、見終わった後のぐったり感たるや、これ以上のものはそうないだろうというぐらい。大傑作かもしれないが2度と見ることはないだろう。
— TOSH (@strand65) April 16, 2013
地下鉄映画「ある戦慄」を観て感じたのは。非武装、非暴力は本当に、本当に被害の拡大にしかつながらないこと。面倒事を嫌がった結果、家族も本人も二度と元の生活、元の人生に戻れなくなってる。
— じゅーしー (@juicy20191129) April 16, 2013
「ある戦慄」DVDで鑑賞。こういう未知の作品がまだあるんだな。あの虚無感漂うエンディングは気に入った。
— underfirejg (@underfirejg) April 14, 2013
▼『BULLY』
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”復讐譚でも爽快感はゼロ、不快感しか残らない。流石はラリー・クラーク?”
1993年に実際に起こったティーンによる事件「ボビー・ケント殺人事件」を題材とした、ジム・シュッツの原作「なぜ、いじめっ子は殺されたのか?」を、ラリー・クラーク監督が映画化した2001年の作品。幼馴染みを気分で乱暴したり、女の子には暴行したりといった常軌を逸したいじめを続けるボビー。彼に強い恨みを持った少年少女が、いじめっ子に復讐する..。そして何人もの人間を巻きこんで、彼の殺害計画は実行される...。
いじめっ子に復讐を果たす物語ではあるが、爽快感などは微塵も残らず、ただただ不快感が残る。性的なシーンのオンパレード、ドキュメンタリー風のリアルな映像のせいもあるかも知れないが...。
『BULLY』予告編
タイトルの『BULLY』はいじめっ子の意味だが、いくら現代っ子でもこんなバカは例外だと信じたい。ドラッグ蔓延のアメリカ人なら普通だよ、といわれたら本気で怖い。
あんな理由で殺しちゃったの?っていうのもあるかもしれないけど、それに値するくらい酷い人だったよね、ボビー。って実在の人物だったのか。
出典: d.hatena.ne.jp
アメリカで実際に起こった少年たちによる殺人事件を基に映画化した作品だけあり、どこまでも救われないモヤモヤした感覚を味わってしまう作品でありました。
▼『暴行列車』
”コレも復讐譚ではあるが、極悪非道ぶりがヒド過ぎる。不快中の不快映画!”
アルド・ラド監督による1975年の作品。音楽はエンニオ・モリコーネ。クリスマス休暇を故郷で過ごそうとドイツからイタリア行きの深夜急行に乗り込んだ二人の女学生が、突如として侵入して来た二人の男と中年女によって恐怖と悪夢のどん底に突き落とされる。暴力と暴行の限りを尽くす彼らは次第にエスカレートしていき、遂には...。最後には偶然により復讐譚とはなるが、それにカタルシスを得られない程に前半の不快感は凄惨。
何の罪もない少女を徹底的に凌辱する悪趣味極まりない作品。彼らを操る中年女と、彼女のいいなりになっている男たちの暴力まみれの常軌を逸した愚行は、胸糞悪くなるったら!相当に不快な怪作映画です。
『暴行列車』予告編
少女たちがなぶられ恐怖する様がネットリと演出されていて、見ていてなんとも嫌な感じにさせてくれます。さすがイタリア映画です。
片方の女の子は、暴行しようとしてもなかなかウマくいかない。それでチンピラは驚きの行動に出る!!ここの描写にはビックリ。普通は考えつかないし、本当に行動に出るってのがもう醜悪そのもの。
もうこの映画はムチャクチャしますね~呆れちゃいますよ
▼エンタメ・カルチャー系まとめ
【閲覧注意】実際の事件や事故がもとになったホラー・サスペンス映画まとめ【死霊館ほか】 - RENOTE [リノート]
renote.net
この世に数多くの作品が存在しているホラー映画。その中には実際に起こった事件や事故をモチーフにした作品もたくさん含まれている。とある仮説を検証するために行われた実験の末に起こった凄惨な事件や、地元で有名な心霊スポット、悪魔に憑りつかれた少女などがその一例だ。本記事では実際の事故・事件がモチーフとなったホラー映画やサスペンス映画を、厳選して紹介する。