ACE COLLECTION(エースコレクション)の徹底解説まとめ
ACE COLLECTIONとは、2017年12月9日に結成された日本人男性4人組のロックバンド。結成日からYouTubeへと継続的にアップしていたカバー動画が大きな反響を呼び、SNSや口コミで知名度を上げていった。中でも、エド・シーラン「Shape of You」のトラックと邦・洋楽ヒットソングを掛け合わせたマッシュアップ動画は、新人としては異例の再生回数を記録。ビジュアルもさることながら、個々が抜群のスキルとセンスを兼ねそろえた新時代の大注目バンドだ。
ACE COLLECTIONの概要
ACE COLLECTIONとは、エンズエンターテイメントに所属するロックバンド。メンバー構成は、たつや◎(Vo&Gt.)、LIKI(Gt.)、奏(Ba.)、RIKU(Dr.)の4人編成。結成当初から積極的にSNSへの配信を行ってきた彼らは、カバーソングを中心に歌唱力、演奏スキルをPRしてきた。その経験により、楽曲アレンジや撮影方法をはじめ、YouTubeなどの動画に関してはセルフプロデュースを貫いている。そんなマルチな才能を持ち合わせたバンドスタイルは、ミレニアル世代を象徴しているといえる。メジャーデビュー後のオリジナルシングル3作品は全てデジタルシングルとしてリリースされており、1stシングル「鬱憤」はギターのカッティングから始まるリズミカルな曲調でありながらAメロ、サビという枠を超えた変幻自在なサウンドが特徴。2ndシングル「LIFEメーカー」は疾走感のあるアップテンポな構成で、ボーカル・ギター・ベース・ドラムとそれぞれのスキルがいかにハイスペックかが良く分かる楽曲となっている。3rdシングル「Lady」は、メロディックな甘く切ないバラードソングとなっており、たつや◎のセクシーで心に響くボーカルがより際立つ作品となっている。2019年3月には1st digital album「December 9」が発売され、今後ますます人気・知名度を上げていくことは言うまでもない。
ACE COLLECTIONの活動経歴
ACE COLLECTION結成の際の発起人はドラムのRIKUである。結成前、たつや◎とLIKIは同じバンドだったが、その他のメンバーはそれぞれ別のバンドで活動をしていた。そんな彼らが知り合うきっかけとなったのは、RIKUがたつや◎の弾き語り動画をTwitterで見つけてフォローしたことから始まる。
RIKUとたつや◎はダイレクトメッセージで親交を深めていき、RIKUがたつや◎のバンドのライブを観に行くことになった。ライブ後に食事をしながら音楽について語り合う。帰宅後、RIKUからたつや◎に「一緒にバンドを組まないか」という誘いの連絡があり、翌日も会う約束を交わす。
同時進行で、RIKUは元々知り合いだったベースの奏(ソウ)にも声をかけており、RIKU・たつや◎・奏(ソウ)の3人で会うことになった。その際、奏(ソウ)から「今すぐみんなが所属しているバンドを辞めるなら俺はやる」という条件を提示され、RIKUもたつや◎もその条件をのみ覚悟を決めた。当時を振り返り、3人は直感で確信があったと話している。
後日、ギターをどうしようかという話になり、たつや◎のバンドでベースをやってたLIKIを誘うことになった。LIKIは大学までバンドでギターを担当していたが、たまたまサポートとしてたつや◎のバンドにベース初心者の状態で参加していた。そのため、最も得意とする楽器はギターなのだ。こうして、2017年12月9日にACE COLLECTIONは誕生した。
結成後は、いつまでに何をしたいかという理想を年表を書き出し、ライブハウスを中心に活動していきたいという方向性が決まった。しかし、まずはファンを獲得してからという話になり、以前から楽曲アレンジなどの動画を個人的にSNSへ投稿していたヴォーカルたつや◎の経験を活かし、YouTubeに投稿しようということになった。その最初の投稿が『Shape of You』のマッシュアップ動画だ。アレンジセンスと個々のスキルの高さが話題となり、その後も継続的に動画をアップしながら知名度を上げていった。
そして、2018年11月にあいみょんなどが所属する「エンズエンターテイメント」とメジャー契約を果たし、2018年12月にACE COLLECTIONとして初となるオリジナルシングル「鬱憤」をリリース。
その後も、2019年1月に2ndシングル「LIFEメーカー」、2019年2月に3rdシングル「Lady」、2019年3月には結成日である12月9日がタイトルとなった1stアルバム「December 9」を立て続けにリリース。2019年4月29日にマイナビBLIZ赤坂で開催された初のワンマンライブ『HELLO, WORLD』は、数秒でチケットがSOLD OUTする大成功をおさめた。
ACE COLLECTIONのメンバー
たつや◎
1997年7月23日生まれ 担当:ボーカル&ギター(Vo. & Gt.)
埼玉県出身。3歳の頃から多くの楽器に触れた経験を持ち、ギター・ドラム・ピアノ・ベース・エレクトーン・ビートボックスなど、多くの楽器の演奏をこなす。好んで聞く楽曲は、ビートルズやカーペンターズなどの洋楽が多い。SNSではプライベートの出来事から、音楽活動にかける想いなどを包み隠さず発信している。低音から高音まで幅広い音域を網羅した圧倒的歌唱力は一度聴いたら忘れられない。
LIKI
1997年6月19日生まれ 担当:ギター(Gt.)
東京都出身。結成前はボーカルの「たつや◎」と同じバンドでベースを担当していた。ギタリストとしてはヴィジュアル系バンドの経験もあり、速弾きなどの高い技術を持っている。自分の誕生日を1日前倒しで伝えるなど、チャーミングな天然ぶりを見せる一面も。また、カバーソングを披露するほどアニソンをこよなく愛している。ファッションにこだわりを持っており、ブランドはY-3(ワイ・スリー)を愛用している。
奏(ソウ)
1996年5月24日生まれ 担当:ベース(Ba.)
沖縄都出身。ハードコア・メロコア系の楽曲を好み10代から音楽にのめり込む。「バンドを始めたい」と思ったきっかけとなったのは、マキシマムザホルモンの「What’s up,people?!」。ACE COLEECTIONが結成される前は、女性ボーカルのThe Winking Owlというバンドのサポートや、エモ・スクリーム要素を取り入れたNeverlost(ネバーロスト)というハードコアバンドで活動していた実力派ベーシスト。
RIKU
1997年7月5日生まれ 担当:ドラム( Drs.)
神奈川県出身。RIKUの呼びかけによりACE COLLECTIONが結成された。幼い頃から「天才キッズ」という異名を持ち、小学校5年生の際に配信したYouTubeが話題を呼び、X JAPANのToshIからソロプロジェクトのオファーがくるほどの実力者。JAZZ、EDM、ハードコアなど幅広いジャンルを網羅している。ファッションセンスにも定評があり、Y-3やISSEI MIYAKE 、Maison Margielaなどを愛用している。
ACE COLLECTIONのディスコグラフィー
鬱憤
1.鬱憤
2018年12月12日に配信リリース。曲中に登場する主人公は女性だが、ヴォーカル「たつや◎」の過去の恋愛を元につくられた失恋ソング。恋人と過ごした様々なシーン・時間をテーマにした歌詞が特徴的。曲調にバラード要素はなく、むしろアップテンポで展開されており、元恋人に対するまさに「鬱憤」を晴らすメッセージが込められている。
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目次 - Contents
- ACE COLLECTIONの概要
- ACE COLLECTIONの活動経歴
- ACE COLLECTIONのメンバー
- たつや◎
- LIKI
- 奏(ソウ)
- RIKU
- ACE COLLECTIONのディスコグラフィー
- 鬱憤
- LIFEメーカー
- Lady
- December 9
- ACE COLLECTIONの名言
- たつや◎ 「オレたちと一緒にこの景色を目に焼きつけようぜ!」
- LIKI 「あ!誕生日明日だった!笑」
- 奏(ソウ) 「調子どうですかって聞いたら、まあまあだよってめっちゃ元気に言って!」
- RIKU 「今までのライブは各地方から足を運んでくれていたけど今度は僕らが近くに行きます。」
- ACE COLLECTIONの代表曲
- 鬱憤
- LIFEメーカー
- Lady
- December 9
- ACE COLLECTIONの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ACE COLLECTION(エースコレクション)というバンド名の由来
- ACE COLLECTION(エースコレクション)の結成秘話