グランディアIII(Grandia III)のネタバレ解説・考察まとめ

『グランディアIII』とは、2005年スクウェア・エニックスよりPlayStation 2用ソフトとして発売されたRPGゲームである。グランディアシリーズの第4作目にあたるが、今までの作品とは全く異なった舞台である。幼い頃、飛行王「シュミット」に憧れた主人公ユウキは、飛行機による大陸横断を目指す中で神人(コミュート)のアルフィナと出会う。行方不明の兄を探すアルフィナを助けるため共に旅立ったユウキは冒険の中で聖獣と神人の宿命を知り、世界の真理に触れ成長していく。

エメリウス(CV:荻野崇)

アルフィナの兄。神人の一族。
3年前、神人として初めての儀式に参加する日の前日に失踪していたが、突如世界の聖獣を殺すために動き出した。本来は繊細な妹思いの性格だが、聖獣の言葉を人へ伝える神人の宿命を憂い、ナーバスになっているところを家庭教師だったグラウに付け込まれゾーン復活のために利用されてしまう。

コーネル(CV:木下ほうか)

エメリウスの忠実な部下。鋼鉄の腕と鎧をまとった武闘派で、性格は単純。
「ウスノロ」と言われると頭に血が上って冷静さを失ってしまう。自尊心が高いためプライドを傷つけられるようなことを言われるとすぐ怒り出す。
「アークリフにアルフィナを近づけるな」というエメリウスの命令に固執しアルフィナを捉えることに躍起になってしまう。ゾーン撃退後はミランダとアロンソに出会いこき使われ落ちぶれてしまう。

ヴィオレッタ(CV:坂上香織)

エメリウスの部下。彼に対して敬愛以上の感情を持っており、命を捨てることも厭わないと考えている。
すらりとした長身に切れ長の瞳を持つ容姿端麗な美女で冷静な物腰をしているが、一度キレると手が付けられないほど狂暴にな、武器である大鎌を振り回す。
ゾーン復活のためには自らのエメリウスに対する愛の力が必要だと信じその身を捧げ命を落とす。

グラウ(CV:川上泳)

エメリウス幼少時代の教育係。
自らは戦闘に参加しない知性派で、他の参謀たちをまとめたり作戦を練ったりする役割を担っている。
ゾーンの力を手に入れるためにエメリウスを翻弄し利用した。最後はエメリウスを刺し自らゾーンの力を手にしようとするが、ゾーンの根に身体を貫かれ死んでしまう。

ロウ・イル(CV:茶風林)

元バース界の医師。
ゾーンの呪いによる生命のガラス化から人々を救うことができずに絶望し、死者を操るネクロマンサーに身を落としてしまう。ゾンビ化して何百年も生きているその力をエメリウスに見いだされ仲間に加えられたが、他の参謀たちと関わろうとはしない。エメリウスのそばにいると多くの血が流れるのを見ることができるので楽しそうだ、という理由で同行している。

聖獣

グリフ(CV:倍賞千恵子)

鷹の姿をした聖獣の長。アークリフ神殿での儀式で現れる。

ドラク(CV:螢雪次朗)

竜の姿をしており、飛竜の谷で結界を張っている。飛竜の民に崇め奉られている。

ヨウト(CV:つじしんめい)

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