NOIR(ノワール)のネタバレ解説・考察まとめ

『NOIR』とは、2001年にテレビ東京で放送されたテレビアニメ。孤高の暗殺者ミレイユ・ブーケと記憶を失った謎の少女夕叢霧香(ゆうむら きりか)の二人組による暗殺ユニット「ノワール」が殺しの依頼や襲い来る刺客と立ち向かう。最初は噛み合わなかった二人の関係性は依頼をこなすうち利害とは関係のない真のパートナーとなる。そんな二人に迫る数多の謎を精緻な描写で描いたダーク色の強いガンアクションアニメ。全26話。

ボルヌ(CV:勝生真沙子)

アルテナの部下の一人。当初はアルテナの考えに心酔していたが、真の目的を知り逆上、アルテナに銃を向けるが逆に射殺される。

マレンヌ(CV:篠原恵美)

アルテナの部下の一人。最終話で霧香たちの前に立ちはだかる。
服の下に防弾チョッキを装備して剣を振るうが霧香が投げたナイフが背中に命中し絶命。

評議員(CV:川久保潔、筈見純、佐藤正治、中村秀利)

ソルダ最高評議会のメンバー達。ソルダの変革を好まぬ者たちで構成されている。
そのため原初ソルダへの回帰を意味する「グラン・ルトゥール」を掲げるアルテナを危惧し、危険な存在として見ている。
反アルテナとしてミレイユと霧香をメンバーに引き込もうとするが相手にされなかった。

その他

ユーリ・ナザーロフ(CV:堀勝之祐)

第6話に登場。寒村で無償の奉仕を続け、聖者とあがめられているが病気で余命いくばくもない老人。
旧ソ連の強制収容所でタシキール人の大虐殺を命令した元KGBの将校である。その背景にはナザーロフ自身タシキール人によって家族を殺害された恨みがあった。
「ムイシュキン侯爵」という名の白猫を飼っており、名前の由来はドストエフスキー『白痴』にちなんだもの。
タシキール人からの依頼を受けたミレイユは事情を知り依頼の遂行をためらうが、最後は霧香によって射殺される。

シルヴァーナ・グレオーネ(CV:冬馬由美)

第8話、9話に登場。「イントッカービレ」もしくは「世界で最も凶暴な姫君」と呼ばれているグレオーネ・ファミリーの若き後継者。
5年前に父を殺害したことによりシシリアに幽閉されていたが、ファミリーの復讐のために祖父により呼び出される。
一騎打ちとなったミレイユに短剣を振りかぶるがその刃を霧香の銃が折り、その剣を手にしたミレイユによって刺殺される。

クロード・フェデー(CV:大塚芳忠)

第14話に登場。ミレイユの母オデットの弟で、ミレイユの叔父。ミレイユに裏社会の手ほどきをした。花の世話をするのが趣味。
「とても厳しい先生だった」とミレイユは霧香に語っている。
ソルダに忠誠を誓った身で、姪のミレイユにはソルダに逆らい命を落として欲しくないと懸命に説得するが、最後はミレイユによって射殺された。

シャオリー(CV:高野麗)

第15話、16話に登場。ソルダとは決別した台湾の裏社会にて雇われている殺し屋。
「冷眼殺手」の異名を持ち、爪に塗った毒をターゲットの皮膚に当てることによって殺害する。
保身のためソルダに寝返ろうとしたところをクロエに殺される。

ミロシュ・ハベル(CV:関俊彦)

樋口ヤサト
樋口ヤサト
@higuchiyasato

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