Weezer(ウィーザー)の徹底解説まとめ

Weezerとは、1992年にアメリカで結成されたオルタナティブ・ロックバンド。結成から現在までに10枚以上アルバムを出し、94年の初作である「ザ・ブルー・アルバム」は300万枚を超える大ヒットとなった。当時アメリカではOasisやNirvana等のバンドが評価されていたが、彼らにはないような情緒的な歌詞・メロディからなる切なさに大衆が魅了されることとなった。骨太なギターサウンドに加えそれに反するようなダメダメな男を表した歌詞は、ファンからは愛を込めて「泣き虫ロック」と呼ばれている。

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ちょっぴり無様で、もっとも人間らしかった瞬間を切り取り、ポップに包んでしまった失恋デュエット。相手は冷静で自分は未練たっぷりという温度差のまま並べられた歌詞の構造が心に刺さる。

リヴァース・クオモ(Rivers Cuomo)のソロ楽曲

Scott & Rivers「HOMELY GIRL」

リヴァースはポップパンクバンド、ALLiSTERのボーカルであるスコット・マーフィーと「Scott & Rivers」という、日本語で歌うことをコンセプトとしたバンドを組んでいる。
2013年には「HOMELY GIRL」という曲をシングルでリリースした。

Weezerの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ライブ中にフリスビーが飛んできた

2014年フロリダ州でライブ中のこと。
大ヒット曲「ビバリーヒルズ」をプレイ中、なぜか客席からフリスビーが飛んできてドラムのパトリック・ウィルソンの元へ。
パトリックはこのフリスビーを避けることなく、見事にキャッチ!これには観客からも思わず大歓声があがった。

ホワイトアルバム制作秘話

プロデューサーにシンクレアを迎えたホワイトアルバム。シンクレアは自他ともに認める熱狂的なWeezerファンであり長い間彼らを見守り続けてきた。
そんなシンクレアだが、このホワイトアルバムの制作中に女性との出会いを求めて出会い系アプリであるTinderを使っているところをクオモが見つけてしまう、そしてクオモもこのアプリに登録したのだ。
だが「これはあくまで異性との出会いを目的としているわけではない」としている。彼はこのアプリを使い多くの人と会い街を案内してもらい、そしてそれらを書いて残した。もしかすると、そのような多くの体験がこのホワイトアルバムに何かしらの影響を及ぼしているのかもしれない。

日本とWeezerの関係

ボーカルのリヴァースが日本人の女性と結婚していたり、彼らは日本人の女の子から届いたファンレターをきっかけにして曲を作ったこともあるなど、Weezerは日本との関わりが深いことで知られている。リヴァースが「日本を嫌いだ」と発言していたという話もあるが情報元は不明で、リヴァースはポップパンクバンド、ALLiSTERのボーカルであるスコット・マーフィーと「Scott & Rivers」という、日本語で歌うことをコンセプトとしたバンドも組んでいる。
少なくともメンバーは日本のサブカルチャーを好んでいる様子が見られ、アルバム『Pinkerton』のジャケットに、葛飾北斎の日本画を彷彿させるものを採用していたりする。

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@nicotouch1212q5

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