根強い人気を誇るロックバンド「Led Zeppelin」とは

1970年代に一世を風靡した伝説的ロックバンド「Led Zeppelin」。
そのド迫力の演奏と、多彩な音楽性は幅広い人々に影響を与えている。
今回はこのバンドがどんなバンドなのか、紹介していきたい。
Led Zeppelinの概要
このバンドは主に1970年代を代表するロックバンドで、4人のメンバーからなるバンドである。
その音楽性は初期から後期にかけて変化していくが、クラッシック的な音楽を見事にロックに昇華させた音といったところか。
その当時、小さなステージなどで演奏することが主流だったロックを、より大規模で大掛かりな舞台や演出、ファッションで演奏する、言わば「スタジアム・ロック」という新たな音楽シーンを作り上げたバンドの一つでもある。
初めはその余りにも実験的、飛躍的な演奏技術により、大衆に受け入れがたい音楽であった。
しかし徐々にその音楽性が人々に受け入れられることとなり、伝説的なロックバンドへと進化を遂げる。
そんなバンドだが、それぞれメンバーとその人物について語っていきたいと思う。
Led Zeppelinのメンバー
ジョン・ボーナム

彼のドラムを聞くものは必ずその音量の大きさにびっくりしてしまうことだろう。
CDからでも十分その音量の大きさを感じ取ることができる。
ジョン・ボーナムは若くしてこの世を去ったが、その息子のジェイソン・ボーナムもドラマーとして、Led Zeppelin再結成時にはライブに参加している。
そんなボーナムは、20歳までに音楽で売れなかったら、音楽の道を諦めると決めていたそうだ。
しかしLed Zeppelinに加入し、売れたことで、自分の音楽への情熱をやめずに済んだのだ。
ジョン・ポール・ジョーンズ

ベースだけでなく、キーボードも担当する多彩な芸の持ち主。
このバンド、ライブの際は毎回曲通りの演奏をせず、必ずアドリブが入ることでも知られていたが、そんなバンドの突発的な演奏にも合わせてしまう優れた演奏力を持つ。
しかしその素性はあまり知られていなく、謎多き天才と言えよう。
ジミー・ペイジ
超絶技巧かつ太く芯のあるギターサウンドを奏でる。
派手だけど繊細なそのギターテクニックで、当時のギタリスト達にも衝撃を与えたであろう。
ロバート・プラント
その甘い歌声と幅広い声域を操り、人々を魅了するボーカリスト。
そのステージ上でのパフォーマンスと立ち振る舞いは、まさにバンドの顔を象徴するものである。
彼の歌唱力は賛否両論であるが、優れた歌唱力を持っていたことは間違いないだろう。
Led Zeppelinのディスコグラフィー
Led Zeppelin II

1969年発売。Led Zeppelinのスタジオレコーディング2作目。
ビルボードのチャートで初登場199位であったが、翌週には一気に15位へと上昇。
「Heartbreaker」「Whole Lotta Love」「The Lemon Song」を収録。
「Whole Lotta Love」は、本作およびバンドを代表する1曲。
The Song Remains the Same

1976年発売。Led Zeppelinのコンサート映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラック・アルバム。
「Rock and Roll」「The Rain Song」「Stairway to Heaven」を収録。
本作はアメリカのアルバム・チャートでは最高2位、イギリスでは首位を獲得している。