宇宙よりも遠い場所(第10話『パーシャル友情』)のあらすじと感想・考察まとめ

結月は南極から帰った後のドラマの仕事が決まったものの、マリ達と会えなくなってしまうと不安がる。そんな結月にマリ達は、船酔いが酷くて出来なかった誕生日のお祝いを南極で行い、自分達は既に友達であると伝える。友達を作ったことのなかった結月は、初めて友情というものを知るのだった。
今回は「宇宙よりも遠い場所」第10話『パーシャル友情』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「宇宙よりも遠い場所」第10話『パーシャル友情』のあらすじ・ストーリー

砕氷艦から昭和基地まで報瀬達はヘリコプターで移動する

報瀬達はついに南極に辿り着き、ヘリコプターで船から昭和基地へと移動する。
結月は、船での四人部屋から個室になったことで、マリの寝言に悩まされなくて済むと喜ぶ。

ペンギンを見つけてはしゃぐ報瀬とマリと日向

船から送られてくる荷物の整理を手伝う報瀬は、ペンギンを見つけて興奮する。マリや日向も巻き込んで大騒ぎしてるのにも関わらず、結月は一人でスマホを見つめ続ける。
荷物整理を終わらせた後もは、次から次へと来る沢山の仕事に、日向は自分は忙しい方が好きと言う。そんな日向の忙しい方が好きという言葉聞いて結月が呟く。
結月「ですよね。忙しいの私も嫌いじゃないんですよね……」
マリ「え、なに?」
結月「あの私達ずっと一緒に過ごしてきましたよね。お互いのこと話したり、一緒に遊んだりもしましたよね」
日向「なんだよ勿体ぶって」
結月は出発前に受けた朝ドラの主人公の親友役のオーディションに受かったのだと言う。祝うマリ達だったが、時間が無くなりマリ達と一緒に居られる時間が無くなってしまうと結月は仕事を受けることを悩んでいた。そんな結月にマリは言う。
マリ「いいじゃん、もう皆親友なんだし」
しかし、結月はマリの言葉にぽかんとする。
結月「え、親友?親友なんですか?」
マリ「う、うぅ……」
日向「泣くな」
親友であることを疑問で返されてしまったマリは日向に慰められる。
結月「でも前言ってませんでしたか?全員知り合ったばっかりだって」
報瀬「まぁあの時は実際知り合ったばっかりだったし」
結月「いつの間に親友になったんですか?私が北海道に居る間にそうゆう話になったんですか?」
マリ「い、いや……」
結月「……なったんですね?」

いじける結月

結月はマリ達が自分の居ないところで親友になってしまっていたといじける。
日向「泣くな」
結月「三人だけで」
日向「待て待て待て」
結月「私に内緒で……」

いじける結月をなだめる三人

日向「とにかく、ゆづに隠して私達がなにかしたことは一つもない」
結月「ほんとうですかぁ?」
日向「お前本当に疑り深いよなぁ」
マリ「あ。一個だけ隠してることあるかも。でも友達であることは確かだよ。私達みんな」
結月「いつからですか?」
マリ「いつからってなんとなく?」
日向「ま、そんなもんだ。友達なんで」
しかし、そんなマリ達の言葉を結月は信用しない。
結月「でも私、一度も言われてません。友達になろうって」

結月の真似をする日向

報瀬は日向と二人で結月について話す。
報瀬「いつから友達になった、か」
日向「まぁ、ずっと待ってたんだろうな。友達になろうって言われるの」
報瀬「言えばいいんじゃないの?」
日向「いや、ダメだろ。『そんなの私が言わせてるみたいじゃないですかー。』」
日向は結月の真似をして見せる。
その頃、マリは弓子と共に調理場でなにかの準備を進めていた。

弓子を手伝う四人

次の日、報瀬達はクリスマスパーティの準備を手伝うことになる。
豪華なケーキを用意する弓子に結月は聞く。
結月「そんなに重要なんですか?」
弓子「基地での生活に必要なの知ってる?食事とイベント。限られた空間で単調な生活が続くからね」
弓子の言葉を聞いた結月の顔は少し暗かった。報瀬はそんな結月にクリスマスが嫌いなのか聞く。
結月「嫌いじゃないですけど。言うなれば誕生日のお祝いじゃないですか」
報瀬「それが?」
結月「不公平じゃないですか。誕生日はみんな等しく訪れるのにちゃんとお祝いして貰える人と、貰えない人が居るって」

結月がマリ達に書いて貰おうとした友達誓約書

結月は報瀬達と四人だけになると、ドラマの仕事を受けることに決めたと言う。そして、一つお願いがあるといい『友達誓約書』という紙を渡そうとする。
結月「これがあれば、この旅が終わって一緒に居ない時間が増えても大丈夫かなって」
しかし、報瀬はその紙を結月に突き返す。
報瀬「私一人きりだったから分かる。こんなことしても……」
その時、マリが泣き出してしまう。
結月「キマリさん?」
マリ「ごめんね、ごめん。わかんないんだよね。わかんないんだもんね」
そういってマリは結月のことを抱き締めるのだった。

友達とはなにかについて話す三人

クリスマスパーティに出る結月だったが、自分が作った『友達誓約書』の所為で泣いてしまったマリとの距離感を掴めないでいた。マリと話す時間を作ろうとする結月だったか、用事があると言って断わられてしまう。
落ち込む結月に日向と報瀬がフォローを入れる。
日向「ゆづ、心配するな。別に怒ってるわけじゃない」
結月「でも、泣いてましたよキマリさん」
報瀬「寂しかったんだと思う」
結月「ん?私なにか変ですか?」
日向「いや、まぁ。いや変じゃない。私もゆづの立場だったらそんな感じなのかなって思うから」
報瀬「友達って言葉じゃないと思うから」
結月「それ、よく聞きますけどじゃあなんなんです?」
日向「いや、だから、気持ち?例えばゆづがキマリの事を好きだとする。それを聞いたキマリが、言葉じゃ信じられないから紙に書いてくれって言われたら嫌だろ。疑われてる気がして。泣いたのは多分そうゆうこと。キマリにとって、もうゆづは友達なんだよ」
結月「だから、なんで友達なんですか。どうなったらそうなるんですか?」
報瀬「多分、形も言葉も何もない。友達なんて親子と夫婦とも違うぼんやりしたものだし、いつ消えても誰も責任を負ったりしない」
結月「そんな……」
報瀬「少なくとも私はそう。でも、だから自由で、だから一緒に居られる気がする」
結月はそんな報瀬の言葉にさらに不安になってしまう。

結月の部屋に来て話をするマリ

結月「どうゆうことなんだろ、やっぱりよくわからないな」
一人で部屋で悩む結月の部屋にサンタの恰好をしたマリが訪れる。マリは結月にめぐみとの会話をしているSNS画面を見せる。
結月「なんです、これ?」
マリ「めぐっちゃん。私の幼稚園からの幼馴染で一番の親友。出発直前に絶交だって言われたんだけど、私は友達って思ってて」
結月「返事あまりないですね」
マリ「でも、なんとなく分かる。画面を見てるとね、ピッと読んだよってサインがついたり、何か返ってきたり。すぐだったり、ちょっと時間が空いたり、半日後だったり。それを見る度になんとなくわかるんだ。あぁ、今学校なんだなとか、寝てたんだなとか、返事しようかとちょっと迷ったのかなとか。わかるんだよ、どんな顔してるか。変だよね。私にとって友達って多分そんな感じ。全然はっきりしてないんだけどさ、でも多分そんな感じ」
その時、日向と報瀬が部屋に入ってくる。

ケーキを持って部屋に入ってきた報瀬と日向

二人は結月の為にケーキを持ってくる。
報瀬「メリークリスマス!」
日向「アーンド」
報瀬・日向「ハッピーバースデー!」
マリ「結月ちゃんこの前誕生日だったでしょ。でもあの頃私達船酔いしてばっかりで、ごめんね」
報瀬「こうなったら南極でお祝いしようってキマリが言い出して、弓子さんに材料分けて貰って」
日向「まぁいびつなところはイメージで補完して貰えれば」
マリ「結月ちゃん、おめでと」
日向「おめでとう」
報瀬「さぁ、消して」
ケーキに立てた蝋燭の日を消すように報瀬が言うものの、結月は泣き出してしまう。

初めて友達に誕生日を祝って貰い嬉し泣きする結月

マリ「また!?」
日向「最初会った時もそうだったよな」
結月「泣いてません……」
日向「早く消さないと溶けるぞ」
結月「嫌です。だって初めてなんですから、友達からお祝いされるの……」
マリ「さ、結月ちゃん」
少し落ち着いた結月は、火を吹き消そうとするもののくしゃみをしてしまい、その勢いで火が消えてしまう。報瀬はまた泣き出す。
結月「初めてだったのに……」
そんな結月をマリ達は笑う。

結月とマリのやりとり

shuichi
shuichi
@shuichi

Related Articles関連記事

宇宙よりも遠い場所(よりもい)のネタバレ解説・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(よりもい)のネタバレ解説・考察まとめ

『宇宙よりも遠い場所』とは、マッドハウス製作のオリジナルアニメ作品である。 何かを始めたいと思いながらも何も始められない高校2年生の玉木マリは、周りに無理と言われ続けながらも夢を諦めない少女、小淵沢報瀬と出会う。周りに馴染めず高校を中退した三宅日向と、タレントをしている為友達を作ったことのなかった白石結月の二人も巻き込み、女子高生四人が宇宙よりも遠い場所『南極』を目指す青春ストーリー。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(よりもい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

宇宙よりも遠い場所(よりもい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『宇宙よりも遠い場所』とは、それぞれの目的から南極を目指す少女たちの姿を描いたアニメ作品。 高校2年生の玉木マリ(キマリ)は、同級生の小淵沢報瀬が“南極で行方を絶った母を追う”ために並みならぬ努力していることを知り、彼女と共に南極に行くことを決意。フリーターの三宅日向、タレントの白石結月もここに加わり、彼女たちは一致団結して南極を目指していく。 キマリたちのみならず、それを見守る大人たちにも、数多くの名言が存在する。それらは国境を越えて多くの人々の心を震わせ、世界的な評価を受けるに至った。

Read Article

賭博黙示録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博黙示録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。

Read Article

寄生獣(岩明均)のネタバレ解説・考察まとめ

寄生獣(岩明均)のネタバレ解説・考察まとめ

『寄生獣』とは、岩明均による漫画作品、及びそれを原作とするアニメ、実写映画。人間に寄生し、人間を食らう寄生生物。そんな生物(ミギー)が右手に寄生してしまったため、数奇な運命に翻弄されることになった泉新一。単なるモンスター物、ホラー物ではなく高度な哲学性、テーマ性が物語を彩っており、今なお根強い人気を誇っています。

Read Article

ノー・ガンズ・ライフの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ノー・ガンズ・ライフの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ノー・ガンズ・ライフ』とは、カラスマタスクによって「ウルトラジャンプ」で連載されたSF漫画作品である。本作は読みきりを2回経て、2014年に連載が開始された。 主人公は、作中で「拡張者」と呼ばれるサイボーグ、乾十三(いぬいじゅうぞう)。十三は、街で「処理屋」というトラブルシューターを営んでおり、頭頂部が拳銃になっているという、かなり奇抜な見た目のキャラクターである。 古臭い探偵小説のような物語である本作では、鉄の塊のような、武骨な男の言うハードボイルドなセリフが印象的である。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第11話『ドラム缶でぶっ飛ばせ!』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第11話『ドラム缶でぶっ飛ばせ!』)のあらすじと感想・考察まとめ

南極と日本の中継のテスト中、日本からのゲストとして日向の高校時代の同級生が現れる。それから様子のおかしくなった日向を報瀬が問い詰めると、その同級生達に悪くないのにも関わらず悪役にされ、居場所が無くなってしまった所為で高校を辞めたという過去を日向は話した。報瀬は中継本番の直前、日向の同級生達に向かって日向が言えずにいた気持ちを代弁するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第11話『ドラム缶でぶっ飛ばせ!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第12話『宇宙よりも遠い場所』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第12話『宇宙よりも遠い場所』)のあらすじと感想・考察まとめ

ずっと目指し続けていた南極に着いた報瀬だったが、未だに母が死んだという実感を得ることが出来ず思いを断ち切れずにいた。そんな中、報瀬達は母が行方不明になった内陸の基地へ行くことになる。そこで母が遺したノートパソコンを見つけた報瀬は、母が行方不明になってから送り続けていた母宛てのメールを自分自身で受け取り、ようやく母の死を実感することが出来たのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第12話『宇宙よりも遠い場所』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第6話『ようこそドリアンショーへ』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第6話『ようこそドリアンショーへ』)のあらすじと感想・考察まとめ

飛行機の乗り換えの為にシドニーに宿泊することになったマリ達だったが、日向がパスポートを失くしてしまう。飛行機を数日後にずらそうとするものの安いチケットは既に席が埋まっていた。それを聞いた報瀬は、南極に行くために貯めた百万円を使ってビジネスクラスのチケットを取る。しかし、そのチケットをしまおうとした報瀬は自分のバックの中で日向のパスポートを見つけるのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第6話『ようこそドリアンショーへ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第5話『Dear my friend』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第5話『Dear my friend』)のあらすじと感想・考察まとめ

めぐみはマリに、学校でマリ達について様々な悪い噂が広がっていることを伝える。しかし、出発の当日の朝、めぐみはそれらの噂は自分が流したものだと告白する。そして、めぐみはマリの面倒を見ることで優越感に浸っていた自分と決別する為に、絶交しようと言い出す。そんなめぐみにマリは「絶交無効」と友達を続けることを宣言するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第5話『Dear my friend』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第1話『青春しゃくまんえん』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第1話『青春しゃくまんえん』)のあらすじと感想・考察まとめ

何かを始めたいと思いながらも何も始められない高校2年生の玉木マリは、ある日百万円を拾ってしまう。マリは持ち主の小淵沢報瀬を探し出しそれを届けると、彼女からその百万円を資金に南極へ行くという夢を聞かされる。周りに無理と言われ続けながらも夢を諦めない報瀬に共感したマリは、共に南極を目指すことを決める。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第1話『青春しゃくまんえん』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第13話『きっとまた旅に出る』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第13話『きっとまた旅に出る』)のあらすじと感想・考察まとめ

マリ達は南極での生活にすっかり慣れたものの、帰国の時が来てしまう。悩みを抱えていた四人は、四人で南極に来たことで悩みを乗り越え、強くなったことを実感する。そして、帰りの船の上で四人は来る前から目標にしていたオーロラを見ることが出来たのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第13話『きっとまた旅に出る』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第3話『フォローバックが止まらない』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第3話『フォローバックが止まらない』)のあらすじと感想・考察まとめ

タレントとして南極行きが決まっていた白石結月だったが、南極行きを拒んでいた。そんな結月を説得すれば南極に行けるようにすると、結月の母に言われたマリ達は説得を引き受ける。しかし、普通の高校生として友達が欲しかったという結月の気持ちを聞いたマリ達は説得を諦め、仲良くなろうとする。そんなマリ達と友達になりたいと思った結月は「三人と一緒なら行く」と南極へ行くことを了承する。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第3話『フォローバックが止まらない』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第2話『歌舞伎町フリーマントル』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第2話『歌舞伎町フリーマントル』)のあらすじと感想・考察まとめ

マリは報瀬から南極へ行く為の作戦を聞く。それは三年ぶりに派遣される民間南極観測隊に内部協力者を作り、フリーマントルから乗せて貰うというものだった。オーストラリアにあるフリーマントルまでの旅費を稼ぐ為にバイトを始めたマリは、バイト先で一緒に南極へ行きたいという三宅日向と出会う。三人は協力者を作る為に観測隊員達の元へ訪れたものの、失敗するのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第2話『歌舞伎町フリーマントル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第7話『宇宙を見る船』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第7話『宇宙を見る船』)のあらすじと感想・考察まとめ

船内の取材をする報瀬達は、なにか自分達の知らない計画が隊員達の間にあることを知る。報瀬は隊長である吟から、その計画が報瀬の母が行おうとしていた天文台の建設だと聞く。隊員達の南極への強い思いが、報瀬と同じく亡くなった報瀬の母への思いだということを報瀬は知るのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第7話『宇宙を見る船』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第4話『四匹のイモムシ』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第4話『四匹のイモムシ』)のあらすじと感想・考察まとめ

南極に行くことが決まったマリ達は、南極でのノウハウを学ぶ為に夏季訓練を行うことになる。合宿所で出会った民間南極観測隊の隊長の藤堂吟は報瀬の母の知り合いであり、吟を見た報瀬は母の事を思い出し暗くなる。しかし、みんなと一緒に南極に行きたいと言ったマリに報瀬は元気を取り戻す。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第4話『四匹のイモムシ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第9話『南極恋物語(ブリザード編)』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第9話『南極恋物語(ブリザード編)』)のあらすじと感想・考察まとめ

吟は、距離のあった報瀬に自分について聞く。報瀬は行方不明の母への未練から、責任者であった吟とどう接すればいいのかわからなかったと言う。 そんな中、船はついに南極に着く。母の居た地に足を付けた報瀬は、南極に行くことを馬鹿にしてきた人達に「ざまぁみろ!」言い放つ。沢山の人間に無理だと言われて続けていた隊員達は、報瀬に共感し隊員一同で「ざまぁみろ!」と叫ぶのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第9話『南極恋物語(ブリザード編)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

宇宙よりも遠い場所(第8話『吠えて、狂って、絶叫して』)のあらすじと感想・考察まとめ

宇宙よりも遠い場所(第8話『吠えて、狂って、絶叫して』)のあらすじと感想・考察まとめ

報瀬達は飲んできた酔い止めが切れた所為で、船酔いに悩まされる。とにかく食べて寝るしかないと聞いた四人は食べては吐いてを繰り返す。 そんな中、強い波と風に晒されさらに大きく揺れる海域に船は到達する。気力を削られた四人だったが、この辛さは自分達が選んだもので帰る時にはきっと楽しい記憶になると元気を取り戻していくのだった。 今回は「宇宙よりも遠い場所」第8話『吠えて、狂って、絶叫して』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

中間管理録トネガワ(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

中間管理録トネガワ(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

「中間管理録トネガワ」とは言わずと知れた「カイジ」作中に登場する宿敵、利根川幸雄のスピンオフアニメ作品である。 大勢の部下(黒服)達を束ねる幹部でありながら、帝愛グループ会長である兵藤和尊のご機嫌を常に最も身近で気にしなければならない、いわば中間管理職に位置する男、利根川幸雄の苦悩と葛藤を描いた物語である。

Read Article

中間管理録トネガワ(第1話『始動』)のあらすじと感想・考察まとめ

中間管理録トネガワ(第1話『始動』)のあらすじと感想・考察まとめ

「賭博黙示録カイジ」において主人公カイジと出会う前、日々の業務と会長のご機嫌を伺いながら仕事をこなす利根川を会長・兵藤和尊は突然呼び出し、自身の退屈を紛らわせる企画を利根川に命じる。週末の予定がなくなることに苦悩しながらも1、1人のメンバーと共に第一回の会議に利根川は臨んでいく。 今回は「中間管理録トネガワ」第1話『始動』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

目次 - Contents