マリオ&ルイージRPG(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『マリオ&ルイージRPG』とは、2003年に任天堂が発売したゲームボーイアドバンス用アクションRPGである。スーパーファミコン版『スーパーマリオRPG』の流れを汲む作品で、マリオ&ルイージRPGシリーズの第1作。
魔女ゲラゲモーナに声を奪われたピーチは、喋る言葉全てが爆発するバクダン声になってしまう。声を取り戻すため、マリオとルイージは冒険に出かける。マリオとルイージを同時に操作し、兄弟のコンビネーションを駆使して攻略していく点が本作の大きな特徴である。

『マリオ&ルイージRPG』の概要

『マリオ&ルイージRPG』とは、2003年11月に任天堂が発売したゲームボーイアドバンス用アクションRPGである。アメリカでは2003年11月17日に、日本では2003年11月21日に発売された。
本作はスーパーファミコン版『スーパーマリオRPG』の流れを汲む作品で、マリオ&ルイージRPGシリーズの第1作となっている。

魔女ゲラゲモーナに声を奪われたピーチは、喋る言葉全てが爆発するバクダン声になってしまう。声を取り戻すため、マリオとルイージは冒険に出かける。マリオとルイージを同時に操作し、兄弟のコンビネーションを駆使して攻略していく点が本作の大きな特徴である。

本作はスーパーファミコンの『スーパーマリオRPG』とはストーリーこそ異なるが、3DCG風の2Dグラフィックを用いてフィールドを動かし、バトル中にもアクションコマンド(敵を攻撃する際に、タイミングでボタンを押すとダメージが増すなど)を入力する辺りは、似た内容となっている。
ステージ内での移動アクション、謎解きアクション、アクションミニゲーム等、さまざまな部分でアクション要素が盛り込まれている。

また、本作はアクション要素をふんだんに盛り込んでいるため玄人仕様に思われるが、各アクション毎に細かなチュートリアルを挟んでいる。また、ストーリーを進めるうえでもヒントが結構多く出てくるため、アクションがそこまで得意でないプレイヤーにも優しい仕様である。
ミニゲームをクリアした際や、敵を倒した時などに入手できる「マメ」は、「スタービーンズカフェ」という所で調合してステータスを上げるドリンクが作れる。
これは全7種類あるが、1つ作るたびにレアなアイテムが手に入るなど、ちょっとしたやり込み要素もあり、全クリ後もマメ集めやレベル上げなどでやり込みプレイもできる。

小ネタも豊富で、スーパーマリオRPGのジーノや『星のカービィ』の絵画など、知っている人はクスッとくる場面も多く、豊富なアクションと相まってプレイヤーを飽きさせない。
バトルで相方が倒れると、もう一人が相方を背負って反撃・回避する仕様や、離れ離れになってからようやく再開して抱き合うなど、ホッコリする場面もある。
続編となる『マリオ&ルイージRPG2』は2005年12月29日に発売された。

renote.net

『マリオ&ルイージRPG』のあらすじ・ストーリー

バクダン声に変えられてしまったピーチ姫

ある日、ピーチの元にキノコ王国の隣の国である「マメーリア王国」の親善大使がやって来る。ところがそれは、魔女ゲラゲモーナとその手下ゲラコビッツが化けた姿だった。
ゲラゲモーナによって声を奪われたピーチは、喋る言葉全てが爆発する「バクダン声」になってしまう。

声を取り戻すため冒険に出かけるマリオと、なりゆきで付いて行くはめになったルイージ。2人はゲラゲモーナ達を追うべく、マメーリア王国へ出発する。そしてバクダン声のピーチ姫では城が壊れかねないため、さらうことも出来ないと、なぜかクッパも協力。
一体ゲラゲモーナは何のためにピーチ姫の声を盗んだのか。それには、マメーリア王国に眠る秘宝が関わっていたのだった。

『マリオ&ルイージRPG』のゲームシステム

声を取られた後のピーチを見てクッパのせいだと思っているマリオ。
オープニング時点でピーチ姫はゲラゲモーナに声を盗まれてしまった。

SFC版『スーパーマリオRPG』と同じく、コマンド選択式RPGのシステムを踏襲しつつ、アクションゲームであるマリオシリーズの特性を活かしている。しかしそちらにくらべてアクション性の比重が高められており、「マリオとルイージの2人を操って攻略する」という点が本作の特徴となっている。
豊富なアクション性を生かした謎解き要素が用意されているが、ヒントも多く用意されているため、プレイに詰まってしまうようなことは少ない。アイテムの落ちている場所や必須のアクションは画面左上にボタンが表示され、最初は逐一説明が入る。チュートリアルが丁寧であるため、取っ付き易いだろう。

本作の目玉「ダブルアクション」

後ろにいるルイージもBボタンでジャンプさせないと一人谷に落っこちる。

本作の従来アクションRPGとの大きな違いが「ダブルアクション」。
フィールドでもバトル中でも、マリオとルイージを別々に動かす。

マリオは基本Aボタン、ルイージはBボタンを使用し、ジャンプ・ハンマー・その他アクションを起こす。
そのため、通常なら単純に横移動しながらAボタンで渡れる谷も、Bボタンを押さなければルイージが一人谷へ落ちてしまう。

本作ではルイージも併せて動かさなければいけないため、横移動をしながらAボタン、すぐにBボタンと、谷をジャンプするだけで忙しい仕様になっている。
なお、谷が短い場合は横移動+「A+Bボタン」でも飛び越えられる。

ブラザーアクション中の画像。
マリオの上にルイージが来た瞬間にBボタンを押し、その後合体した二人が敵の頭上にきた瞬間にAボタン。
こんな感じで技ごとにコマンドが変わったりと、アクションが苦手な人には少し難易度が高い仕様になっている。

フィールドでの操作も、今までのアクションRPGより一段と難しい。アクション場面ではこのダブルアクションがより一層難しくなる。
攻撃をする時もマリオとルイージを別々に操作する必要があるためだ。
さらに今作は「攻撃を回避」「反撃」などもタイミングと攻撃の種類によって出来るのだが、もちろんそこも別々に操作。

更にはマリオとルイージのコンビネーション技「ブラザーアタック」も出てくるため、操作が非常に難しい。

ゲームモード

マリオ&ルイージRPG

本作のメインモードであり、ストーリー本編を遊ぶことができる。ゲームボーイプレーヤーを使用すると、コントローラの振動機能を使うことができる。

MARIO BROS.

『スーパーマリオアドバンス』シリーズと同様に、最大4人まで対戦することができるモード。『マリオブラザーズ』を遊ぶことができるバトルモード(対戦)とクラシックモード(協力)がある。
バトルモードはマルチプレイと1カートリッジプレイに対応しているが、クラシックモードはマルチプレイしか対応していない。

オプション

スリープコマンドと振動の有無を設定する。オートスリープを「あり」に設定すると、『MARIO BROS.』プレイ中に1分間ボタン操作をしないとスリープ状態になる。「しんどう」はゲームボーイプレーヤー使用時のみ選択可能で、「あり」で『マリオ&ルイージRPG』をプレイすると振動機能を使用できる。

『マリオ&ルイージRPG』の登場人物・キャラクター

主要キャラクター

マリオ

jack06101
jack06101
@jack06101

目次 - Contents