マリオ&ルイージRPGまとめ
発売元:任天堂 ハード:ゲームボーイアドバンス 発売日:2003年11月21日 ゲーム概要とシステム等のまとめ
アクション要素が非常に高い、難易度高のアクションRPG!
本作はスーパーファミコン【スーパーマリオRPG】とはストーリーこそ異なるが
3DCG風の2Dグラフィックを用いてフィールドを動かし、バトル中にもアクションコマンドを
入力する辺りは、似た内容となっている。
※アクションコマンド:敵を攻撃する際に、タイミングでボタンを押すとダメージが増す等
ステージ内での移動アクション、謎解きアクション、アクションミニゲーム等
様々な部分でアクション要素が盛り込まれている。
大まかなあらすじ・ストーリー
ピーチの元にやって来たマメーリア王国の親善大使。ところがそれは魔女ゲラゲモーナが化けた姿であった。魔女に声を奪われたピーチは喋る言葉全てが爆発するバクダン声になってしまう。
声を取り戻すため冒険に出かけるマリオと、なりゆきで付いて行くはめになったルイージ。そしてバクダン声のピーチではさらうことも出来ないとクッパもまたマメーリアに向けて出発する。
ゲラゲモーナは何のために声を盗んだのだろうか? それはある目的のためであった。
出典: ja.wikipedia.org
今作は新キャラ「魔女ゲラゲモーナ」がボスです。
小っちゃくて頭に変な装置を付けた「ゲラコビッツ」という部下を
連れていますね。
今作ではこの緑色の「いかにも」なキャラを倒して、ピーチ姫の声を
取り戻しに行くのですが…
本作の目玉、【ダブルアクション】
本作の従来アクションRPGとの大きな違い【ダブルアクション】
フィールドでもバトル中でも、マリオとルイージを別々に動かします。
マリオは基本【Aボタン】、ルイージは【Bボタン】を使用して
ジャンプ・ハンマー・その他アクションを起こします。
なので、通常なら単純に横移動しながら【Aボタン】で渡れる谷も…
↑こんな感じでルイージも動かさなくちゃいけないので
横移動をしながら【A】ボタン、すぐに【B】ボタン
と、谷をジャンプするだけで忙しい仕様になっています。
※谷が短い場合は横移動+【A+Bボタン】でも飛び越えられます。
バトル中も気が抜けない、【ダブルアクション】
フィールドでの操作も、今までのアクションRPGより一段と難しいのですが
アクション場面ではこのダブルアクションがより一層難しくなります!
そうです、攻撃をする時も【マリオ】【ルイージ】で別々に操作!
さらに今作は【攻撃を回避】【反撃】などもタイミングと攻撃の種類によって
出来るのですが、もちろんそこも【別々操作】。
更にはマリオとルイージのコンビネーション技【ブラザーアタック】というものも
出てくるので、ここがBで次がAで…非常に難しいです。
マリオ&ルイージRPGの良い点まとめ
アクション要素をふんだんに盛り込み、玄人仕様に思われますが
各アクション毎に細かなチュートリアルを挟んでおり
ストーリーを進めるうえでもヒントが結構多く出てくる為
アクションがそこまで得意でないプレイヤーにも優しい仕様には
なっていると思います。
またミニゲームをクリアした際や、敵を倒した時などに入手できる
【マメ】は、【スタービーンズカフェ】という所で調合して
ステータスを上げるドリンクを作れます。
これが全7種類あるのですが、1つ作るたびにレアなアイテムが
手に入るなど、ちょっとしたやり込み要素もあり
全クリ後もマメ集めやレベル上げなどでやり込みプレイもできます。
小ネタも豊富で、スーパーマリオRPGの【ジーノ】や
【星のカービィ】の絵画など、知っている人はクスッとくる
場面も多く、豊富なアクションと相まって
プレイヤーを飽きさせない良作です。
※バトルで相方が倒れると、もう一人が相方を背負って
反撃・回避する仕様や、離れ離れになってから
ようやく再開して抱き合うなど、ホッコリする場面も(笑
マリオ&ルイージRPGの悪い点まとめ
そんな面白いマリオ&ルイージRPGですが、やはり
悪い点もあります。
①.良いも悪いもアクションが難しい
賛否両論かと思われますが、何せアクションが
難しいです。
特にバトル場面では、敵の動作によって【マリオを狙ってくる】
【ルイージを狙ってくる】というのが判別可能ですが
後半にかけて判別が難しく、どこで判別したらよいかわからない敵や
そもそもタイミングと攻撃の速さが反応できないレベルだったりと
アクション慣れしているプレイヤーでも結構苦戦します。
②.ストーリーの回り道が多い。
本来の目的を進めていると、道中で起きたトラブルなどで
別の目的に話がズレる時が多々あります。
なのでストーリー量は非常に多く、これまた賛否両論ですが
あっちこっち行ったり来たりでダレる可能性もあります。
①、②共に良い点でもあるので、アクションに自信がある方はもちろん
不得意な人も一度は触れて欲しい1作です。