【赤髪の白雪姫】世界観が素晴らしい!絶対夢中になる少女漫画まとめ【暁のヨナ】

ヒロインが王子様と恋仲になったり、日本ではない国や古い時代を舞台にした恋愛物語などは、少女漫画にはよくありがちな設定ですよね。でも、このどこにでもあるようなベタな感じが大好きという方もいらっしゃいます。この記事では、絶対夢中になること間違いなしの少女漫画についてまとめました。世界観がもう本当に素晴らしい!王子様と恋人どうしかぁ…いいなぁ…1回でいいからそんな恋愛がしたい…。

【 シュガシュガルーン 】

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シュガシュガルーン(講談社)/安野モヨコ

・「なかよし」2003年9月号~2007年5月号
・全8巻

テレビアニメは、2005年7月2日~2006年6月24日までテレビ東京系にて放送された。全51話。

『魔法少女・現代風ファンタジー』

魔界に住む2人の少女、ショコラとバニラ。親友であり、魔界の次期女王候補のライバルの関係にある2人は人間のハート( = 自分への想いの結晶)をより多く集めてクイーンになる試験をするため人間界にやってきた。
しかし人間界に行ってみると、謎の少年ピエールに一目惚れ。奪われたら永遠に魂をなくすと言われる唯一無二の魔女のハート。ショコラはそれを守ることができるのか?クイーン試験の結末は…?

出典: ja.wikipedia.org

主体は、人間界での学園や日常の話。主人公ショコラと親友バニラを軸に話は進んでいきます。
人間界の街も魔界の街もデザインが本当に素敵です。
最初は冷徹だったピエールが、だんだんとショコラに惹かれて優しくなっていく所にキュンキュンする方も多いことかと。美少年万歳!

とても丁寧に作られた、良質の少女漫画です。出てくる男の子もかっこよくて、絵本のような世界観も大好きになりました。
乙女心にキュンと来る、キラキラした宝石やお花や洋服や…とにかく沢山の乙女要素がふんだんに詰め込まれています。大人が読んでもときめくかわいさです。

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女の子!という感じの小物やインテリア、洋服がとても可愛いです。だけど、主人公のショコラの性格が勝気なので、話はわりとさっぱりしていて大人の方でも読みやすいと思います。
ショコラの幼なじみの双子(男の子)が出て来たり、使い魔のカエルが実はイケメンだったりと、展開が楽しい!

【 星屑クライベイビー 】

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星屑クライベイビー(集英社)/渡辺カナ

・短編集「別冊マーガレット」
- 星屑クライベイビー
- デイ・ドリーム・ビリーバー
- ハロー・グッドバイ
- リリィは水の上。

夢に挫折した空想家男子。完璧すぎて宇宙人のような転校生女子。青春の絶望が生んだ奇跡の別れ。
宇宙が大好きで小説家を目指している渋谷そら。ある日、1人の女子が転校してきます。彼女の完璧さに「もしや宇宙人?」と本気で怪しむそらですが、2人の関係は意外な方向に!?(星屑クライベイビー)

出典: www.s-manga.net

好きな人に幸せになってほしいと願う『デイ・ドリーム・ビリーバー』、一番尊敬してる友達に彼女ができた『ハロー・グッドバイ』、人の目が気になって仕方ない女子『リリィは水の上。』。
全ての話に通じて言えるのは、「空気感が綺麗」です。冬の朝の空気みたいな、そんな透明感。

線が細くて、花の代わりに星しょった絵がとても好み、綺麗!カラーも幻想的でセンス溢れる。漫画のモノローグっていつも読み飛ばしちゃうんだけど、これは最後まで丁寧に読みたくなるなー。キメの泣き顔や笑顔や驚いた表情も凄く可愛い。男の子主人公の宇宙くんもカッコイイ。

出典: bookmeter.com

とにかく、渡辺さんの漫画は読むたびに胸が高鳴ります。連載されているほうも買っていますが、個人的には短編集の話が一番好きだなあ、と。世界観や雰囲気がとても良いです。
青春っぽい瑞々しさと儚さ、切なさが上手く同居していて、表紙の世界観通り綺麗な作品。

【 町でうわさの天狗の子 】

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町でうわさの天狗の子(小学館)/岩本ナオ

・「月刊flowers」2007年6月号~2013年12月号
・全12巻

『青春ファンタジー』

秋姫(あきひめ)のお母さんは450歳年上の康徳(こうとく)神社の天狗様と恋に落ちた。生まれた秋姫は天狗様であるお父さんが育てるはずだったのだが、結局、彼女を手放すのが嫌になったお母さんのもとで育った。お父さんはその後も、秋姫には修行して天狗になってほしいようだが、彼女はほのかな恋の年ごろを迎えて……。

出典: flowers.shogakukan.co.jp

人間と天狗のハーフである秋姫が主人公の話。
ファンタジー一色というわけではなく、日常と和ファンタジーが混ざってひとつの世界になっているので、とても読みやすいです。神社や山が好きという方は是非。

天狗の子ということを町民の人たちは知っているのですが、その関係には昔ながらの暖かさがあります。「天狗のいる町」という世界が実に自然に、違和感なく作られていて、読んでいて祖父母の家に行きたくなりました。ほのぼのとした田舎のストーリーがとても和みます。

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@kou_il9

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