サンリオ男子(えすだん)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンリオ男子』とは、サンリオのクロスメディア企画のアニメ作品である。2次元に偏見のない10代女性をターゲットにしており、イケメンぞろいのサンリオ男子を通じてサンリオのキャラクターを好きになってもらいたいという思いから企画が進んだ。同じ高校に通う5人の男子高校生の長谷川康太、水野祐、吉野俊介、西宮諒、源誠一郎の青春模様を描く。それぞれの悩みに向き合い、サンリオキャラクターを通じて友情を育んでいく。アニメ以外にも、漫画やゲームなど様々なメディアで展開されている。

誠一郎の父

右が誠一郎の父、左が誠一郎の兄・真一郎

CV:小原雅人
父親は、幼かった誠一郎をサンリオピューロランドに連れていき、シナモロールを好きになるきっかけを与えた。謹厳実直な性格で、不摂生や怠慢を嫌う。12話では、家族で息子の晴れ舞台を観賞し、涙を見せた。

誠一郎の母

左から誠一郎の母、誠一郎の兄・真一郎、誠一郎

CV:木下紗華
おっとりとした母親は、息子を「誠一郎さん」と呼び、7話では合宿先を提案した。

源真一郎(みなもとしんいちろう)

CV:浪川大輔
兄の真一郎は、父親の渋面にかまわず軽口を叩く融通無碍な性格で、弟をからかいながらも陰ではかばっている。

『サンリオ男子』の用語

サンリオ関係

サンリオピューロランド

1990年、東京都多摩市に開園した屋内型テーマパーク。株式会社サンリオの子会社・株式会社サンリオエンターテイメントが運営している。
「ピューロ」は「ピエロ」と「ピュア(純粋)」を組み合わせた造語である。
アトラクションやショーの他、サンリオキャラクターと触れ合えるイベントが催されている。

ミラクルギフトパレード

ピューロランド開園25周年を記念して、2015年から上演しているショー。増田セバスチャンやヒャダインが、スタッフに名を連ねる。
25分程度のパレードには、闇の女王の物語を織りこまれている。誰もが持っているスリーハーツ「かわいくみんなに愛される心」「おもいやりの心」「なかよくする心」で奇跡を起こす物語に、康太たちは感動していた。

ミラクル♡ライト(ミラクルハートライト)

ミュージカルのラストで、土屋(左)と町田はミラクル♡ライトを持って登場。

ミラクルギフトパレードの参加グッズのペンライト。ライト部分は、ショーの演出に連動して光の色が変化し、観客もショーの一員であるような一体感が味わえる。
作中では、停電時の非常灯にしたり、ミュージカルの小道具としても使われた。

FRIENDS IN THE LIGHT

ミラクルギフトパレードで康太たちが聴いた、キティたちの歌のタイトル。
第11話のタイトル「IN THE DARK」も、ミラクルギフトパレードの劇中歌のタイトルと同じである。
歌詞は以下の通り。

「一緒にいるだけで幸せになれる
それがともだちの魔法
手をつなぎ合えば元気がわいてくる
笑顔になれるよ」
という歌詞が、12話で効果的に使われている。
前段の歌詞も参照
「光は消えたけど
みんなの心には今も見えるやさしい笑顔
さみしい心には黙ってそばにいてずっと待つよ
僕の気持ちが届くまで」

キティフル

ピューロランド帰りの電車で、祐は「キティフル」の意味を知りたがる。俊介の説明は要を得ずにわからずじまいだった。

謎の間投詞・形容詞。ミラクルギフトパレードに感極まった俊介が使いはじめた。
「素晴らしい」「最高」などの意味を含んでいるらしいが、正確な意味は不明。使いこなせるのは俊介しかいない。
12話のミュージカルで、俊介演じるシューンはキティフル族出身と名乗っていた。

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