地下室など逃げられない空間が舞台のホラーな映画を紹介！『悪魔の棲む家』など

『地下室の魔物』

1973年に製作されたテレビ映画で、数多くの人々にトラウマを植え付け続けた、元も子もない展開が素敵なB級以下のホラー作品。日本ではテレビ東京系2時のロードショーでやった..んじゃないかな？あくまでもイメージです！

祖母が残した片田舎の豪壮な屋敷に引っ越してきた夫婦。何の気は無しに閉ざされた暖炉を解放してしまったからさあ大変、地下室に閉じ込められていた邪悪な小人軍団が動き出し、あの手、この手で若妻を罠にハメようとする...。しかも、妻以外は彼らの存在に気が付かない！遅ればせながら夫が気づいた時にはもう遅い！若妻の運命は...。あちゃー、ってほどのバッドエンド！

『地獄の門』

イタリアン・ホラーの巨匠、ルチオ・フルチ監督による1980年のホラー映画。神父の冒涜行為によって開かれてしまった地獄の門から魔物が溢れだし、アメリカがゾンビで一杯！という驚愕のシチュエーション、内臓だのドリルだのって、大きな声では言えないあり得ない程の残酷描写が話題となった、イタリアンな美学よりもキワモノ的美学が全開のカオティックな作品。

田舎町のダンウィッチで神父が首吊り自殺、彼の冒涜行為により地獄の門が大解放してしまう。早く閉じないと、世界がゾンビに支配される。果たして地獄の門は閉じられるのだろうか？でも、一体ドレが「地獄の門」だったんだろう？

『隣の家の少女』

狂気と暴力を極限まで追求する戦慄のホラー作家、ジャック・ケッチャムの映像化不可能とされていた原作を映画化した2010年の作品。1960年代に起きた実在の少女監禁事件をモチーフに、主人公の少年が隣の家の地下室で目の当たりにする理不尽な暴力とその凄惨な悪夢の行方を描く。

12歳の少年デヴィッドは、隣に住む少女メグと出会い、心惹かれるが、彼女は引き取り先の叔母から、妹とともに酷い虐待を受けている事をしってしまう。しかもそれは、どんどんエスカレートしていくのだったが…。