ゆめにっき(Yume Nikki)のネタバレ解説・考察まとめ

「ゆめにっき」とは、作者「ききやま」によるRPGツクール2003製PC用フリーゲーム。アドベンチャーゲームで少々ホラー寄りの作品。物語性はないが、どこか物語を感じるような世界観が特徴。そのため多数の考察や二次創作が行われている。主人公「窓付き」は自身のほの暗い夢の中を彷徨い歩く。

セコムマサダ先生

宇宙船の中にいる男性(と思われる)。
シンセサイザーを弾いている。
「セコムマサダ先生」と言う通称名は「センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生」の略。
センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生という名前は、2chのゆめにっきスレッドで決まった名前で、シンセサイザーを弾く姿や見た目から「センチメンタルウボァ」「小室哲也」「マイケルジャクソン」「坂本龍一」「ダダ(ウルトラマンの怪人)」などと呼ばれており、それらを合体させたもの。
セコムマサダ先生に包丁を向けると、演奏を止めて後ずさっていく。
また、宇宙船が墜落するとパニックを起こしており、ゆめにっきの世界の中では珍しく人間らしい反応をするため可愛いと評判。女性人気も高い。

鳥人間

鳥のようなくちばしを持った人型のキャラクター。
通常状態の時は特に何もしてこないが、包丁で刺すと発狂して目が赤くなり窓付きを追いかけてくる。
捕まると出口のない場所に強制ワープさせられてしまう。本作のお邪魔キャラ。
七箇所のマップに登場し、内三箇所(ピラミッド内部、地獄、ギロチンの部屋)は初めから発狂している。
蝋燭の世界に居る鳥人間を発狂させると、神速発狂鳥人間になる。
ぜんまい荒野というマップでは三人の鳥人間がピクニックをしており、窓付きは近づくことが出来ない。
怒らせると追いかけてくることから窓付きにとっての大人という考察や、ピクニックに参加出来ないことから窓付きを苛める虐めっ子たちという考察がある。
通称名の由来は、顔が鳥っぽいから。

マフラー子

ブロックの世界にいる女の子。
話しかけるとブロックの世界の別の場所へワープする。
エフェクト「ぼうしとマフラー」をくれる。
一見するとマフラーと帽子が浮いているように見えるが、エフェクト「しんごう」を使うと全体が見えるようになる。
このギミックに気づかない人も多く、影が薄めの存在。
通称名の由来は、そのままマフラーをつけているから。

かまくら子

雪の世界のかまくらの中にいる女の子。
体育座りの状態で眠っており、何をしても起こすことは出来ない。
包丁で刺すと他のキャラと同じように消滅する。
マフラー子と同じく存在感が薄めのキャラクター。
通称名の由来は、そのままかまくらにいるから。

火星さん

「火星不時着」というイベントを起こすと出会うことができるキャラクター。
複数のエフェクトと、確立で起こる要素に左右され、行くのが最も難しいマップにいる。
美しいBGMや幻想的な演出がされており、火星さんに話しかけると画面がちらつきピアノの音がする。
包丁で刺しても他のキャラのように消えることはないが、刺した傷後が残る。
何か仕返しをしてくるわけでもないため、恐ろしさよりも悲しみや優しさなどを感じる演出となっており、ゆめにっきの中でも特別な雰囲気を出している。
またここまで辿り付くことの難しさとこれ以上先に行けないため、火星さんがいるところがゆめにっきの最下層とも言われている。
窓付きにとっての何か特別なものを現しているのではないか、という考察が多い。
通称名の由来は、火星にいるから。

キュッキュ君

数字の世界の壁にある白いチャック(出現率は1/3)を包丁で刺すと行けるマップに居るキャラクター。
とても大きいが一切害はなく、ただ手すりを擦ってキュッキュと音を立てているだけ。
なんとなく可愛らしい雰囲気があり、癒し系とも言われている。
キュッキュ君の手の位置に上手く窓付きを配置すると、キュッキュ君に撫でられているように見える。
通称名の由来は、キュッキュと音を立てているから。

たこ風船

白黒の世界で、0.5秒につき3600分の1の確立で出現するキャラクター。
時間にすると大体30分に一度くらいの割合で登場し、窓付きが何をしてても出てくる上、窓付きが自転車で移動してても追いついてくるため、気づかず通り過ぎてしまうこともない。
前ぶれもなく唐突に出てくるためドッキリイベントの一つとされている。
チャカポコチャカポコという音を立てて現れる。
通称名の由来は、見た目から。

トクト君

デパートのマップの一室に居るキャラクター。
花瓶のような体に手足が付いており、話しかけると頭から赤い液体をトクトクと流し出す。
本作のキャラの中では可愛い部類に入り、癒しキャラとして愛されている。
通称名の由来は、血をトクトク流すから。

3layako730
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@3layako730

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