THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)の徹底解説まとめ

THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)とは、日本のパンクロックバンド。1985年結成し、1987年にメジャーデビューする。1980年代後半から1990年代前半にかけて活動し、1995年に解散した。ヒット曲は「リンダリンダ」「TRAIN-TRAIN」「情熱の薔薇」「人にやさしく」など。数多くの名曲を世に送り出し、様々なミュージシャンに影響を与えた伝説のバンドである。

目次 - Contents

リンダリンダ

THE BLUE HEARTSのメジャーデビューシングル。1987年5月1日発表。週間チャート最高38位。アルバム『THE BLUE HEARTS』収録楽曲。THE BLUE HEARTSの出世作であり代表作の一つ。「リンダリンダ」という歌詞には意味は無く、甲本はこの詞について「僕も分からない。答えとか元々ないんだよ。だから、リンダリンダって歌詞カードには書いてないでしょ。登録もしてないから自由に歌っていいんだよ」と発言している。

情熱の薔薇

THE BLUE HEARTSの9枚目のシングル。1990年7月25日発表。週間チャート最高1位。アルバム『BUST WASTE HIP』収録楽曲。シングル版は、アルバム『BUST WASTE HIP』に収録された1発録りバージョンとはアレンジが違い、ラストでドラムの梶原がスティールドラムを叩いたり、真島のギターも3本重なっていたりしてより完成度が高められている。現在でも非常に人気の高い楽曲で様々なミュージシャンにカバーされており歴史に残る名曲である。

終わらない歌

アルバム『THE BLUE HEARTS』収録楽曲。シングルカットはされていない。THE BLUE HEARTSらしくエネルギーに満ち溢れて非常に前向きな楽曲である。歌の間奏部分の歌詞に、放送禁止表現があるため、その部分は歌詞カードに記載されておらず、甲本のボーカルも楽器の音で被せて聴こえづらくしている。これまで様々なCMに起用されるなどデビュー直後のアルバムかつシングルカットされていない楽曲ながら知名度が高い楽曲である。

トレイントレイン

人にやさしく

THE BLUE HEARTSがインディーズ時代に出したシングル。1987年2月25日発表。インディーズ発表ながら週間チャート最高26位を獲得した。2002年、香取慎吾主演の同名のドラマ『人にやさしく』の挿入歌に起用された。それを受け最初に所属したメジャーレーベル、メルダックから再発売もされている。

THE BLUE HEARTSの知られざる名曲

TOO MUCH PAIN

珠玉のバラード。
歌詞の入りからするとメッセージソングと思いきや実はラブソング。ただ、世の中に打ちひしがれた夢追う青年にも取れる。
追い求めた夢を諦めきれない様が、昔の恋人と重なる、そんな曲である。何もかもが嫌になった時に聞きたい一曲。
「はみ出し者達の 遠い夏の伝説が 廃車置き場でさび付いてら」

星をください

軽快でリズミカルなバラード。タイトルだけ見ると明るい曲だが歌詞は暗め。
上京して独りぼっちの時に聞くと心が温まるかもしれない。自分と同じ人がたくさんいると思えるような一曲である。
「願いをかける星さえ見えぬ そんな気持ちなんです」

チューインガムを噛みながら

ブルーハーツらしい一曲。
まだまだバンドマンの風当たりが強かった時代に、生意気なガキを貫きとおして戦ってやるという強いメッセージソング。
誰に何を言われようが構わない。自分を貫き通すという強い意志を感じる一曲である。
「チューインガムを噛みながら ペシャンコにされてたまるか」

krkt
krkt
@krkt

目次 - Contents