Thief(シーフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Thief』とは、アイドス社が発売したステルス系FPSである。日本ではスクウェア・エニックスより2014年に発売された。プラットフォームはPS4、PC、PS3、Xbox 360。本作はシリーズ4作目であり、一匹狼の盗賊“ギャレット”が財宝を盗み出す、一人称視点のステルスアクションゲームである。孤児として育った主人公・ギャレットが秩序維持組織「キーパー」の一員となるための訓練を受けることからストーリーが展開していく。本作はこれまでのナンバリングを外し、生まれ変わったリブート作となっている。

目次 - Contents

Thief(シーフ)の概要

『Thief』(シーフ)とは、アイドス社が発売したステルス系FPSである。日本ではスクウェア・エニックスより2014年6月12日に発売された。プラットフォームはPS4、PC、PS3、Xbox 360。
本作は、一匹狼の盗賊“ギャレット”が財宝を盗み出す、一人称視点のステルスアクションゲームである。孤児として育った主人公・ギャレットが秩序維持組織「キーパー」の一員となるための訓練を受けることからストーリーが展開していく。
プレイヤーは盗賊のギャレットとなり、ステージの各所に配置された金品を盗み出していく。FPSとしてはステルス要素を全面的に導入した作品である。ただし、屋敷に忍び込むだけでなく、モンスターが徘徊する遺跡や洞窟などのダンジョンを探検して財宝を見つけ出すようなミッションも存在する。
本作はシリーズ4作目である。日本未発売ではあるが、Thiefシリーズは第1作である『Thief: The Dark Project』が1998年に、正式な続編である『Thief2: The Metal Age』が1999年に発売されている。その後、開発元であったLooking Glass Studiosが経営難から倒産の憂き目に遭い、三作目は絶望的となったが、開発元をIon Storm社に移し、2004年に第3作『Thief: The Deadly Shadows』が発売された。本作はこれまでのナンバリングを外し、生まれ変わったリブート作となっている。

Thief(シーフ)のあらすじ・ストーリー

盗賊家業をスタートしたギャレット

主人公のギャレットは、親を知らずに育った孤児である。少年時代は、スリやひったくりといった盗みの技を駆使して、日々の飢えを凌いでいた。
ある日、ギャレットは市場で明らかに異様な風体ながら、周囲の誰もが気に留めていない一人の男を目撃する。ギャレットはその男の財布を狙ってすりとろうとしたが、あっけなく捕縛された。しかし、気配を完全に消して行動していた男の存在を見破った彼の非凡な才能は逆に認められ、男が属する秩序維持組織「キーパー」の一員となるための厳しい訓練を受けることになる。
成長したギャレットは、「キーパー」で一流の隠密技術や開錠術といった数々の技を身につけた。しかし、彼は組織の規律に縛られた生き方を潔しとせず、脱退を選択。
組織で学んだ高度な技術を自身の財産として、誰にも束縛されない勝手気ままな盗賊稼業を始めることとなったのである。

Thief(シーフ)のゲームシステム

本作でもシリーズ作の特徴である、戦闘よりも隠密行動が重要となる基本コンセプトは踏襲されている。そのうえで、プレイヤーの選択肢を増やし、より自由度を高めている。

暗闇に紛れて隠密行動

暗く陰鬱な街・シティには、ギャレットが身を潜められる場所があちこちに存在している。影に隠れて行動すれば、誰にも見つからないように目標の施設に忍び込める。
なお、ギャレットが装備している鎧は革製であるため、音を立てずに行動することが可能だ。
市民を監視するように街にはガード達の姿があるが、影に身を隠して、敵の会話から巡回ルートや隠し通路などの情報を得ることができる。
ギャレットが影に身を隠している間は、画面の端の四隅が黒くなる。この状態であれば、何らかのアクションを起こさない限り的に見つかることはない。

Thief(シーフ)の登場人物・キャラクター

主人公

ギャレット(Garrett)

CV:中村悠一

主人公。秩序維持組織「キーパー」の一員になる訓練を受け、その後はプロの泥棒になったストリートの少年。マスターシーフの異名を持つ凄腕の盗賊で、機知に富んだ皮肉屋。
生きるために盗むのではなく、盗むために生きている。常にスリルを求めている男。泥棒の技術は比類ないが、あくまで泥棒であり戦士ではないため、真正面からの戦闘は得意ではない。

ギャレットの周辺人物

エリン(erin)

CV:小清水亜美

ギャレットの弟子であり元相棒であり本作のヒロインである。目的のためであれば殺しもいとわない女盗賊。
身寄りのない孤児だったが、路上で生活しているところをギャレットに見つかり、盗みの手ほどきを受けた。しかしその後、仕事の流儀を巡ってギャレットと対立することになる。

バッソ(Basso)

CV:白熊寛嗣

ギャレットに仕事を提供する仲介者。街の住人すべてを知っていると言っても過言ではない。裏の世界でも広く名前が通っている。
ギャレットとエリンを引き合わせ、ノースクレスト邸からある意思を盗み出すように依頼した。

物乞いの女王

tokumeisan3
tokumeisan3
@tokumeisan3

目次 - Contents