Happy Tree Friends(ハッピーツリーフレンズ)のネタバレ解説・考察まとめ
「Happy Tree Friends」とは、アメリカのアニメ会社「Mondo Media」製作のフラッシュアニメ作品。略称は「ハピツリ」「HTF」など。公式サイト又は公式Youtubeで視聴することが出来る。半擬人化の獣人というコミカルなキャラクター達が可愛らしいが、ほぼ全ての話で残酷でグロテスクな表現があり、日本ではトラウマ作品としても名高い。PG-12指定。
ポップ
CV:Aubrey Ankrum
肌色のクマ。カブの父親。
名前の由来は「とうちゃん・おじさん」という意味の「pop」。
いつも息子のカブと一緒に居る良いお父さん。
しかしおっちょこちょいなドジッ子で、うっかりカブを殺してしまうこともよくある。
またカブから目を放した隙にカブが事故に巻き込まれて死亡するケースも多い。
ピンチになると我先に逃げがちな他のキャラと違い、カブが危険になると必死に助けようとしたり、息子を思う父親らしい行動が多い。
しかし、息子が死んでいても気づかないこともある。
カブだけが死亡している話が多いため、死亡率は低め。
妻についての詳細は無いが、作中にお墓を訪れている場面がある。
カブ
CV:Lori Jee (旧 - Dana Belben→Ellen Connel)
ポップの息子。
名前の由来は「(動物の)子」という意味の単語「cub」。
単体で出ることもあるが、大抵は父親と一緒に登場し、父親の過失で死亡する。
父親のせいではない時や、他人によって殺害される事もあるが、フリッピーによって殺されたことは無い。
また、どう考えても致命傷の傷を負っていても平然としたり笑っていたり、常人離れした痛みの耐性を持っている。
ピンチになっても笑っているなど、怖さの分からない純粋な子供の反応といえば言えばそうかもしれないが、本作の中では狂気を感じる部分もある。
ハンディー
CV:Warren Graff
オレンジ色のビーバーの男の子。両腕が無い。
名前の由来は「巧みな・器用な」という意味の「handy」。
腕が途中から切断されており、包帯が巻かれている。
手先が器用でいつも何かを作ったり作業をしているが、そもそも手先が存在しないためどのようにしているのかは不明で、手元は一切描かれない。
何かを持つことができず、両手の無いハンデを感じるシーンではしかめっ面をする。
身体的な特徴から死亡率は高めで、頭はヘルメットで守られているが胴体ががら空きなため、大抵は胴体の怪我が死因になる。
大抵は一度助かって安堵し、その後死亡するオチになる。
工事現場などの作業場に居ることが多いため、機械の事故で死ぬ事が多い。
ペチュニアが両腕を失くしてしまう話では、お互いに辛さを分かち合って恋人になったこともある。
ペチュニア
CV:Lori Jee (旧 - Dana Belben→Ellen Connel)
青いスカンクの女の子。
名前の由来は頭につけたペチュニアの花から。
ギグルスの友人で、一緒に遊んでいることが多い。
しかしギグルス同様に女の子だからと容赦は無く、残忍な死に方ばかりする。
強迫性障害を患っている話があり、汚い物や綺麗に並んでいない物を見ると発作が起こり、過呼吸になってしまう。
綺麗好きで几帳面な性格で、汚い事は他人に押しつけがち。
唯一他のキャラを直接殺した事は無いが、トラブルメーカーとなって間接的に殺してしまう事はある。
首からさげているアクセサリーは消臭剤。
ナッティ
CV:Michael "Lippy" Lipman
緑色のリス。
名前の由来は「気の変な」と言う意味の「nutty」。
本作でも人気の高いキャラクター。
頭にアクセサリー的な感覚で飴をくっつけている。
生活習慣病と甘味依存症を患っていて、片目が黄緑色なのは糖尿病を暗示しているとも言われている。
とにかく甘い物が好きで、糖分を口にするとハイになり、チョコや飴などを手に入れるためには怪我も厭わず、結局それが原因で死亡してしまうケースが多い。
自分の欲求に素直で、お菓子に対して狂気とも言える程の執着心を見せる。
しかしお菓子だと思って口に入れると、例えそれがお菓子ではなくても全く気づず食べてしまう。
左目は物がお菓子に見えるようで、左目で見たものをお菓子だと勘違いして食べてしまうことも多い。
また、左目(たまに右目の事もあるが)は焦点が定まらず、ナッティが動くたびに左目は瓶に入ったビー玉のように瞳の中でコロコロと動く。
お菓子を食べ物として異常に愛しているようで、チョコレートと結婚し子供が出来る妄想をしたこともある。
一度だけ甘味依存症を克服したが、リフティとシフティのせいでゲーム依存症になり、引き篭もりになった。
スプレンディド
CV:David Winn(旧 - Rhode Montijo)
青いモモンガ(男性)。ヒーローをしている。
名前の由来は「素敵な・贅沢な」という意味の「splendid」。
普段は家で大人しく生活しているが、誰かの叫び声を聞くと空を飛んで助けに行く。
スーパーマンのパロディ要素が多く、変身前の姿として新聞記者でメガネをしていたこともある。
他のキャラクターたちはうっかりミスで他人を殺してしまう事が殆どであるが、スプレンディドの場合善意で行動し結果殺してしまうという事が多い。
例えば助けたキャラを抱えて空を飛んだ結果、助けられた方は風圧に耐えられず死亡など。
殺してしまった事にすら気づかなかったり、気づいてもその場をごまかす。
本人は人助けをしているつもりであるが、スプレンディドが出てくる話ではスプレンディド以外はほぼ全滅するため、完全なトラブルメーカー。
登場回数は少なく、出てくるときは大抵主人公で出てくる。
死んだ回数は、全てのキャラが爆発で死んだ話で1回、クリプトナッツというスーパーマンのパロディアイテムによって死亡の全2回。
スーパーマンのパロディであるため、恐らく全キャラの中で一番頑丈。
番外編「Ka-Pow! Splendid's SSSSSuper Squad」ではスプレンディドが主人公で、赤いモモンガのスプレンドントと戦った。
スニッフルズ
CV:Liz Stuart
水色のアリクイの男の子。
名前の由来は「鼻をすする」という意味の「sniffle」。
メガネをかけていて、発明や勉強などが得意な知的なキャラクター。
アリクイであるため、蟻を食べようとするが本作の蟻は異常に強く、様々な方法で報復を受け壮絶に死ぬ。
大抵は食べる前に拷問を受けて殺される事が殆どだが、食べる事に成功しても今度は体の内側から蟻に食い破られて死亡する。
そのため蟻とのエピソードが多く、蟻とスニッフルズの話のときは他のキャラは殆ど絡んでこない。
友人を助けるためにタイムマシンで過去に遡ったことがある。
しかし大抵の場合は他人が近くで死んでも平然とし、自分だけ逃げようとして失敗する。
フレイキー
CV:Nica Lorber
赤いヤマアラシ。
名前の由来は「チラチラと舞う」「はげ易い、風変わりな」と言う意味の「flaky」。
一時的に公式サイトでメスとされていたが、現在は性別不明となっている。
とても気が弱く臆病な性格で、小動物にすら怯えてしまい、恐怖から嘔吐する事もある。
自分の針が手に刺さって頭が洗えないためなのか、頭にはいつも白いフケがついていて、動くとフケが舞う。
ギグルス・カドルス・フリッピーと仲が良い。
特にフリッピーとの話が多く、殺された回数も多いが、フレイキーがーフリッピーを殺した事もある。
子供としての登場が多いが、車の運転をしているシーンもある。
フレイキーの特徴である針で物を壊したり他人を刺したりなど、トラブルを招く事が多い。
また、死んだ後にも酷い目に遭い続けることも多い。
ピーナッツアレルギーで、ピーナッツを食べると体に斑点が現れ、唇が腫れ、さらに体が風船のように膨張してしまう。
性別不明であるが、女の子達の集まりに参加していたり、公式サイトで「her」と書かれたり、フレイキーの声優がフレイキーを女の子だと思っているなど女の子の可能性は高い。
しかし、作中でトイレに行く時に男子トイレと女子トイレどっちに行くか迷うシーンがあり、その後公式サイトでも性別不明と書かれる様になった。
二次創作でも女の子と男の子両方存在し、ファンの間ではデリケートな問題。
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目次 - Contents
- 『Happy Tree Friends』の概要
- 『Happy Tree Friends』のあらすじ・ストーリー
- 『Happy Tree Friends』の登場人物・キャラクター
- カドルス
- ギグルス
- トゥーシー
- ランピー
- フリッピー
- ディスコ・ベア
- ポップ
- カブ
- ハンディー
- ペチュニア
- ナッティ
- スプレンディド
- スニッフルズ
- フレイキー
- マイム
- リフティ・シフティ
- ラッセル
- ザ・モール
- クロ・マーモット
- ラミー
- ミスター・ピクルス
- 『Happy Tree Friends』の名シーン・名場面
- 皆で動物園へ行く
- フリッピーの誕生日
- スーパーマンパロディ
- クリスマスの日に泥棒に入るシフティ・リフティ
- ペチュニアとハンディーが恋人になる話
- 足が挟まってしまったランピー
- ラミー&ミスター・ピクルス初登場
- チョコレートと結婚するナッティ
- ギグルスと間違えてランピーとデートしてしまうモール
- 可愛いクリスマスソング
- DVD
- 公式HP