青の祓魔師(青エク)のネタバレ解説・考察まとめ

『青の祓魔師』(あおのエクソシスト)とは、加藤和恵による漫画作品、及びそこから派生したアニメ、舞台、小説作品。
漫画は雑誌『ジャンプスクエア』にて2009年5月から連載中。
悪魔の血を引く主人公の成長と仲間との絆を描いたダーク・ファンタジー。
アニメが初めて放送されたのは2011年4月から10月であり、2017年1月から3月まではその続きが放送された。

降魔剣・倶利伽羅(こうまけん・くりから)

主人公の悪魔の心臓を封印している魔剣。
倶利伽羅に悪魔としての力・青い炎を封印することで、主人公は15年間人間として育つことができた。
元々は明王陀羅尼宗(みょうおうだらにしゅう)という寺の本尊だったが、現在は主人公が悪魔を倒すための武器として使用している。

正十字騎士団

祓魔師を束ねる世界最大の祓魔組織で、世界中に支部を持つ戦闘集団でもある。
表向きには知られていないが、その歴史は2000年以上と古い。
ヴァチカンのサン・ピエルパオロ大聖堂の地下に本部があり、主人公の通う正十字学園の地下に日本支部が、京都には日本支部京都出張所がある。

三賢者(グリゴリ)

正十字騎士団の3人の最高顧問。
普段はフードを被り、その姿を隠している。
その正体は創造王シェミハザ、虚無王アルムマヘル、氣の王アザゼルの3人だと判明した。

魔神(サタン)

虚無界の神であり、主人公・燐の実の父親。
第1巻で燐が虚無界に連れ去られそうになった際に、養父・獅郎が死亡しており、燐にとっては仇同然の存在でもある。

八候王(パール)

サタンを含む虚無界の8人の権力者のこと。
第1権力者は光の王・ルシフェルであり、第2権力者からは順に、時の王・サマエル、氣の王・アザゼル、火の王・イブリース、水の王・エギュン、腐の王・アスタロト、地の王・アマイモン、蟲の王・ベルゼブブの8人が八候王と呼ばれている。

明王陀羅尼宗(みょうおうだらにしゅう)

京都にある仏教系の祓魔師集団で、通称・明陀宗(みょうだしゅう)。
正十字騎士団日本支部京都出張所の戦闘員の半数近くが、明陀宗の出身である。
「青い夜」で大勢の変死者を出したため、檀家や参拝者が減り、財政難に陥ったため、正十字騎士団の傘下に入ることになった。

竜士は、明陀宗の頭首である座主(ざす)の息子であり、同様に廉造と子猫丸も明陀宗の門徒として育つ。

悪魔落ち

悪魔に憑依されることを指すと思われるが、作中では詳しい説明がなされていない。
通常の憑依は肉体の主導権が悪魔にあり、憑依された人間の意識はないことに対し、悪魔落ちの場合は、肉体の主導権を人間が握ったまま、悪魔の能力を自由に使えるようになることを指していると思われる。

『青の祓魔師』の登場人物・キャラクター

奥村燐(おくむら りん)

CV:岡本信彦

人間とサタンの血を引く少年。悪魔の尻尾と尖った耳などが特徴。
中学を卒業するまでは自身の出生や親について何も知らず、小さな修道院で育った。
養父・藤本獅郎の仇であるサタンを倒すために、祓魔師を目指す。
粗暴な面もあるため中学までは友達もあまりいなかったが、仲間思いの明るい性格の持ち主。
特技は料理。

悪魔も人間も殺すことができるサタンの青い炎を受け継いでおり、一時期は炎を受け入れられず、ほとんど使えなくなったこともあった。
しかし現在は自分の宿命を受け入れ、炎をコントロールするために修業中。

奥村雪男(おくむら ゆきお)

CV:福山潤

燐の双子の弟。竜騎士と医工騎士という2つの称号を持つ。
ただし、青い炎を受け継いでおらず、本人曰く「不思議とただの常人」。
歴代最年少でとなった、対悪魔薬学の天才。
真面目で心優しい性格の持ち主だが、キレると言葉遣いが悪くなる。

「京都不浄王篇」で藤堂三郎太との戦いの最中に目が青くなり、「それは君の目ではないな」と言われたが、真相はまだ明らかになっていない。

藤本獅郎(ふじもと しろう)

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青の祓魔師(青エク)の悪魔まとめ

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「青の祓魔師」(あおのエクソシスト、青エク、Blue Exorcist)とは、ジャンプスクエアで連載している加藤和恵による漫画作品。アニメ化、映画化、舞台化、ゲーム化され、多くのファンから人気を集めている。悪魔を倒す祓魔師(エクソシスト)たちが活躍する物語であり、登場する悪魔は東洋・西洋両方の要素が入ったオリジナルのキャラクターになっている。

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