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yu-taro-8

yu-taro-8のレビュー・評価・感想

ゴールデン・リバー
7

主演4人がすごい。

主演の4人が4人とも個性的でいい顔していてある意味男前で(本当にハンサムもいるけど)、それだけでも見る価値あったなという感じの話でした。初めての歯磨きとかもあり、ああそうか、今は普通の歯磨きが、この時代くらいに始まったんだとおもしろかったです。また、ウエスタンっぽいところもよかったですし、金の魅力に取りつかれた男というのも哀れでよかったと思います。でも、4人が主役っていうけど、結構早々と退場させられる人もいてがっかりでした。これはもう兄弟の話ですね。私はジェイク・ギレンホールと、ホアキン・フェニックスが好きなので、彼ら2人がもっと絡んでくれたらなと思いました。時代的に、そういう生き方しかできなかったのかもしれない兄弟。その二人が戻ってきたときの母の優しさや、なんだかんだいって弟の面倒を見る兄のたくましさがよかったです。ライリーは最初のほうはそんな目立ってなかったけど、結局彼が主役って感じで、さすが大御所俳優という感じです。この話自体、彼が映画にしたいって持ち込んだ企画だと聞きました。それだけ思い入れの強い作品なのでしょう。そんなに派手ってわけではない映画ですが、いろいろと見どころがある、いい映画でした。

斉木楠雄のΨ難 / 斉Ψ / The Disastrous Life of Saiki K.
10

圧倒的なキャラの強さが強烈に彩る日常劇

斉木楠雄のΨ難は、万能の超能力者である主人公・斉木楠雄が通うPK学園を舞台に描かれる日常劇です。主人公・斉木楠雄は一瞬で地球くらいなら破壊できるほどの力を持ち、あらゆる超能力を使うことができますが、本人は静かに普通に日常を送りたいと思っています。
この作品の魅力は、普通の高校生活を描いたものに超能力とキャラの強さを足しただけでギャグ漫画として成立させているところにあります。斉木楠雄本人は至って目立たないように普通に行動しているため、描かれるのは基本的に普通に高校生活です。しかしそこに超能力が加わったことで日常の些細なことでも超能力で解決してしまうバカバカしさが生まれます。「え?そんなことのためにそこまでする?」と思ってしまうくらいやり過ぎな描写が際立ちます。
また登場するキャラクターも強烈な個性を持っています。基本的に全てのキャラクターが超能力にちなんだ名前になっており、時折本当にその能力を持っているかのように描かれます。とんでもない馬鹿、重度の厨二病、完璧美少女を演じる腹黒少女、元ヤン丸出しなのに自分では隠せていると思っている元暴走族総長などかなり濃いメンツがメインとなって日常を繰り広げるため、なんてことのない日常風景もやかましくなります。
またそんなキャラクターたちと接する中で斉木楠雄の人間らしい部分が垣間見え、少し心温まるのもおすすめポイントです。日常系ギャグ漫画としては最高傑作と言っても過言ではないでしょう。

王様ゲーム The Animation / King's Game The Animation
6

存在そのものが消されていく恐怖のデス・ゲーム

某大人気の2.5次元ミュージカルで活躍された佐藤永典さん目当てに鑑賞しました。佐藤永典さんの他にもBerryz工房や℃-uteのメンバーも出演されていて、かなり豪華なキャスティングの映画だと思います。
ストーリーは、主人公・金沢伸明の通う学校のクラス全員に王様と名乗る謎の人物からクラスメイト2人を指名した命令のメールが送られてきます。当初はイタズラ程度の軽い命令ばかりでしたが、だんだんとエスカレートしていって命令のたびにクラスメイトの誰かの命が犠牲になっていくようになってしまいます。
着信拒否や携帯の解約はルール違反とみなされ、その場で王様に存在を消されてしまうという、まさに棄権の認められないデス・ゲームの中で伸明は生き残ることができるのか、というストーリーです。
デス・ゲーム作品あるあるなツッコミどころがかなり多く、当初はクラスに20人以上の生徒が在籍していますが、王様によって存在を抹消されるとその人の死体はもちろん、それまで座っていた机も消えてしまい、その人がこの世にいたという証拠が一切なくなるシステムなのですが、終盤はクラスに5人ほどしか残らない状態になります。
さすがにおかしいだろう!と伸明達も先生に声を上げるのですが、先生は「うちのクラスはこれで全員でしょう?」と気にもとめず。いや、山奥の分校とかじゃないんだから…と思わず突っ込みたくなってしまいます。
とはいえ、閉鎖的な空間でのデス・ゲームのピリピリした雰囲気は終始味わうことのできる作品に仕上がっていると思います。

BLEACH / ブリーチ
10

1~20話 死神代行編

Bleachの決め手となる一番最初のストーリー死神代行編注目ポイントを絞って話します。
一つ目 主人公の男子高校生、黒崎一護目つきが悪く、生まれつき髪色オレンジで幼少期からの極度な霊媒体質を持ち、街に彷徨ってる霊の成仏をお手伝いする心優しい人物また、妹二人を持つ長男でもありその優しさにギャップもえする。その一護が死神になるきっかけにもなり人生を変える原点になります。
ある日家族が虚(霊体)に襲われます。それを救おうと朽木ルキアという死神がやってきます。その霊などに詳しいルキアに色々聴くうちに一護の魂を求めて虚がやってきて家族が巻き込まれているということを知りました。ルキアも戦闘不能の状況の中、襲われている家族を救う方法、それは一護が死神になること。その方法は成功すれば家族を救えるが失敗してしまえば一護とルキア、残された家族まで亡くなってしまう無謀な決断。自分が死ぬかもしれないのに家族を救おうとする意思の強さに魅了されます。
また霊力を奪われ元いた故郷ソウルソサエティに帰れなくなったルキアは現世でしばらく暮らすことに、それを知った、黒崎一護はルキアの代わりに死神の仕事をこなしていく。そこでも登場人物の感情や思いが直に心に染み渡ります。その後、ソウルソサエティからルキアを取り返そうと新たな死神が2人舞い降りる!ルキアを救おうと一護が動き出す波乱万丈な笑いあり悲しみあり沢山積もったアニメ作品となっております。ぜひみてください。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

アニメ「フルーツバスケット」

2019年7月に1stシーズン全25話がアニメ化した高屋奈月原作の「フルーツバスケット」
主人公(本田透)は唯一の家族である母親を亡くしたことがきっかけでテント生活をしていたのだが、同級生の草摩由希とその叔父の草摩紫呉に見つかってしまう。本田透の住むテントの土地は草摩家の物で、本田透はテントでの生活を続けさせてほしいと頼むが土砂崩れによりテントが崩壊。草摩由希、紫呉の住む家にしばらく居候することになるが草摩夾の出現により草摩家の血の呪い、知られてはいけない最大の秘密を知ってしまう。十二支の物の怪に憑かれた人間は異性に抱きつかれるとその動物へ変身してしまうのだった。明るくポジティブな性格な主人公が、呪いによる過去のトラウマや傷をかかえる由希、夾をはじめとする草摩家の人達の心を少しずつ溶かしていくストーリーとなっている。
原作も読んだのだが、多少リメイクしている部分等もあり、漫画にはないアニメならではの表現も良いと思った。
物の怪に憑かれた十二支の人間や本田透の周りの一人一人の苦悩や心情がとてもリアルに表現されていて何度も泣いてしまうのだが、思わず笑ってしまう面白いシーンも沢山あり、テンポがいいので飽きずに見られるのも魅力。
2020年には2ndシーズンが放送されるので、1stシーズンをまだ見てない方には是非おすすめしたいアニメである。