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tatatatarariraのレビュー・評価・感想

マイ・インターン / The Intern
10

人生観を見る。インターンと女社長のヒューマンストーリー

ジャンルはコメディ・ドラマの洋画。

偶然チラシに目にし、年代によっては難しい面接内容を見た主人公のベンは、ワクワクする気持ちで孫から色々教えてもらい、お年寄りインターン制度を使って、若くして成功を収めている女社長ジュールズのもとにインターン生としてつきます。
最初は、苦手意識をもってたジュールズ、けれどベンのもつ人生経験、知識、ハート、気配りに、だんだん彼を信頼していきます。ただジュールズは家庭問題や差別や仕事に対して、悩みをもつようになります。その全てにベンが関わっていろんなアドバイスで救われていきます。
そんなやさしさに満ち溢れた映画になってます。

ロバート・デ・ニーロ演じるベン・ウィテカーは、多分上司にも同僚にも友達にも恋人としても完璧だと感じます。何といっても行動力と気配りが素晴らしく、紳士で誰からも愛されるそんな人物。
アン・ハサウェイ演じるジュールズは、若い社長ですが、不器用でおっちょちょいな一面を持っています。女性特有の差別、偏見も表現してる映画で、共感が生まれます。この二人の組み合わせ、最強だなと思ってしまいます。
ホッとしたいときに見るお勧め映画です。

モーニング娘。 / モー娘。
10

つんく中毒

私が「モーニング娘。」のファンになったのは、きっとつんくさんのせいだと思う。初めて聞いたときは、「ん?」とあまり曲に入り込めないことが多くある。しかし2度目に聞くと、そこから沼にはまったようにその曲ばかりを聞いてしまう。つんくさんの書く曲が好きな「モーニング娘。」のファンが口を揃えていうのが、「何かつんくさんがエッセンスを入れていて、知らない間に中毒になっている」とのことだ。私自身も同じようなことを思う。そして、好きでもないのになぜか聞いてしまう沼にはまった後、「ここのベースラインかっこいい」「ここのコード進行が好きすぎる」「ここのピアノめっちゃ綺麗」などと好きな部分が出てくる。「モーニング娘。」が生まれてから現在まで、たくさんのつんく曲があり、それは、可愛らしいアイドルソングから、ゴリッゴリのEDMまで多岐にわたるが、どれもつんくさんのエッセンスが入っており、ここまで中毒者を続出させている。そして、そのつんくイズムを脈々と受け継いできた「モーニング娘。」は、今あるハロー!プロジェクトのアイドルグループの中で、つんくさんが曲に込めた想いを一番うまく歌い上げている。その証拠に、ハロプロ全体曲である「憧れのストレスフリー」は、「モーニング娘。」単体で歌った時の評判がとても良かった。一度、いや二度、「モーニング娘。」の曲を聞いてみてはどうだろうか。きっとつんく中毒になるだろう。

スピッツ / Spitz
10

とにかく大好きです!

わたしと同じくらいの世代の人は「知ってるけど大好きという訳でもない」という人が多いのですが、わたしは昔からスピッツが大好きです。
「空も飛べるはず」がリリースされたのと同じ年に生まれたのですが、幼い頃車の中で父がスピッツの曲を流していたのをなんとなく覚えていて、少し懐かしいというか、あたたかい気持ちになれます。
スピッツの中でも特に好きなのはボーカルである草野マサムネさんです!昔からあまり見た目が変わらないといいますか、一見頼りなさそうな見た目です(ファンの方失礼でしたらすみません)。しかし歌声はとても優しくて、歌詞もとても頼もしかったり優しかったり、こんな歌を歌っている草野マサムネさんにキュンときてしまいます!
コンサートなどに行ったことはないのですが、全国ツアーではわたしが住んでいる県にも来るみたいなので、生草野マサムネさんをぜひ拝んでみたいと思っています。
スピッツの中でも特に好きな曲は「日向の窓に憧れて」です。あのなんともいえないふんわりとした雰囲気がとてもすてきで、歌い出しの「君が世界だと気づいた日から~」という部分にドキッとしてしまいます。草野さんにそんなこと言われてみたい!と曲を聴きながらニヤニヤしている日々です。

デヴィッド・ボウイ / David Bowie
10

ボウイはその存在こそが1つのジャンルなのだ

1947年生まれ、2016年没。イギリス出身のロック歌手、という紹介だけでは語ることができないくらいに様々なことをやってきて、亡くなってからも多くのミュージシャンに影響を与え続けている。音楽的な活動は、フォークロックから始まり、ニルヴァーナのカート・コバーンがカバーしたことで有名になった「世界を売った男」を含むサイケデリックロック。そして山本寛斎とのコラボレーションから生まれたグラムロック。その後、ソウル、ファンク、ニューウェイブ、ポップス、ジャズ、ドラムンベース、そして最終的にロックへと回帰する。その音楽的な遍歴をたどるだけでも相当の時間を要する。
また、プロモーションビデオというものにもいち早く取り組み、1972年の時点で先鞭をつけている。だが、ボウイのプロモーションビデオが本格的になったのはニューウェイブの時代、いわゆる「ベルリン三部作」の時代からである。その頃から独創的なビデオを撮り始め、1980年の「Ashes to Ashes」は当時としては破格の金額をかけ、その後のMTV時代へと突入していくためのきっかけとなった。
また、ボウイには映画俳優としての顔もあり、「地球に落ちて来た男」「戦場のメリークリスマス」「ラビリンス」など、その存在感を十二分に発揮している。とにかく、ボウイを語るには一つのジャンルだけで語ることは難しい。あまりにも彼の仕事が広大すぎるからだ。だからといって、全部を知る必要はない。気になるものから触れていけばいいのだ。ボウイは彼自身が一つのジャンルであるのだから。ただし、一旦触れればそこには広大な世界が広がっている。それだけは覚悟して欲しい。