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osashimi-no-tsuma3のレビュー・評価・感想

ロマンシング サ・ガ2 / ロマサガ2 / Romancing SaGa 2
7

「フリーシナリオの先駆者」です。

「ロマンシングサガ・2」は、1993年12月10日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。このゲームは「フリーシナリオ」を採用しているので、複数のエリアの中から好きなエリアを選んでストーリーを進めることができます。ただ、このゲームは「チュートリアル」に該当する部分が極めて少なく、説明不足です。発売当時、インターネットは存在していなかったので、発売と同時に遊んだプレーヤーを大いに悩ませました。中途半端にストーリーを進めると国が滅んだり、火山が噴火したり、初見プレイで詰む人が多かったです。中でも「ラストダンジョンで待ち構える中ボスを倒した後、セーブすると本拠地に帰れなくなる」というが最大の詰みポイントです。なぜなら、「最後の中ボスは倒せたけど、ラスボスには全然、勝てない」という状態でセーブするからです。私は友達の犠牲もあり、事前に情報を知っていたので、回避することができました。このゲームのラスボスは七英雄(本体・集合体)で、ゲーム開始時は7名が各地で調査活動をしたり、暴れていたり、金儲けに走ったりしています。個々でさえ、充分な対策が出来ていないと勝てません。ましてや、ラスボスは7人の集合体なので、対策が出来ていないと勝てません。逆に言うと「しっかり対策をすれば勝てる」と言えますが、確実に作業ゲーになります。七英雄の名前の由来、佐賀県とのコラボなどユーモラスな要素もたくさんあり、今(2022年12月)になっても楽しめる作品です。今から始める方には追加要素があるリメイク版をオススメします。

スタンド・バイ・ミー / Stand by Me
8

2度は見てほしい名作スタンド・バイ・ミー

男性に2度は見て欲しい名作『スタンド・バイ・ミー』を紹介したいと思う。
1986年に公開されたアメリカ映画。
原作はホラー小説で有名なスティーブン・キングの短編小説「死体」を監督ロブ・ライナーが映画化した青春ドラマ。
時代は1959年、オレゴン州の小さな田舎町で家庭環境に問題を抱える4人の少年。
コーディ(性格は内向的で真面目)テディ(大きな眼鏡をかけ軍隊に憧れている)
バーン(性格は臆病で少しノロマな太った少年)そしてクリス(賢い少年で、リーダー的存在)
そんな4人に町から30キロばかり離れたところに列車にはねられた死体があると噂が流れてきた。
「死体をを見つければ有名になり英雄になれる」と言う動機で、死体探しの4人の冒険が始まる。
■キャスト
コーディ(少年)ウィル・ウィートン コーディ(大人)リチャード・ドレイファス
クリス リバー・フェニックス テディ コリー・フェルドマン
バーン ジェリー・オコンネル エース キーファー・サザーランド
■感想
私がこの映画を始めて見たのは、小学校中学年の頃だったか、正直あまり覚えていない。
ただ、ツリーハウス・死体を探しに線路を歩く・パイを口から吐き出す・ジャックバウアー(若いキーファーサザーランド)が不良少年たちとオープンカーに乗り郵便ポストをバットで壊している、それぐらいの感想しかなかった。
だが20代に見た時は見方が変わった。
少年たちの心の底にある不安や、冒険が終われば4人はバラバラになる寂しさ、そんな彼らの葛藤を上手く描いた作品だと思う。
私も40代になり息子がいる。そんな私が今この作品を見たら20代の頃に見た時と見方が変わっているだろう。
だから是非みなさん、特に男性の方には2度見て欲しい名作、それが『スタンド・バイ・ミー』

あと1センチの恋
8

とんでもなくすれ違う2人

これはある幼なじみ2人のお話です。2人は小さい頃から一番の親友として生きてきました。
お互いの誕生日には隣でお祝いをし、嫌なことがあったらすぐに話し、嬉しい時は一緒に笑いました。
そんな2人は主人公ロージーの誕生日に酔っ払ってキスをします。
このキスで、お互いの本当の気持ちに気づくのです。
ですがここからがすれ違いの始まり。ロージーは次の日には記憶をなくし、そんなロマンチックなキスのことでさえ忘れていました。
恋だったんだ!と気づいた相手は、度肝を抜かれ、無かったことにされていると思ってしまいます。
そこで卒業パーティーのパートナーを決める時期に。
ロージーはイケメンの遊び人にパートナーを誘われてぬか喜び。すぐに報告をすると、相手も女の子とパートナーに。
その卒業パーティーの夜に大事件が。
その事件からロージーの人生は一転します。親友と2人で思い描いていた人生は送れない、と諦めてしまったロージー。
何も知らない親友。
この2人が結ばれることはあるのでしょうか。

ざっとこのようなお話ですが、なぜこれがそんなにいい映画かって。
まず主人公のロージー役のリリーコリンズさんが、めちゃくちゃカワイイ!!笑
と言うのは置いておいて、このようなすれ違いに悩んだ人って少なくないと思うんです。
ああ、こんな恋愛したな、これからしたいな、なんて思えるそんな作品です。
2人のすれ違いにハラハラしながら、楽しんでみてみてください。

夏目友人帳 / Natsume's Book of Friends / 夏友帳
9

優しい気持ちになれる隠れた名作!

10年以上に渡り根強くファンを魅了する名作です!主人公である『夏目貴志』は、妖怪を見ることの出来る強い妖力の持ち主。幼い頃に両親と死別し、親戚の家に預けられるも、他人には見えないものが見えてしまうことで気持ち悪がられてしまい、親戚の家を転々とする辛い幼少期を過ごします。高校生になったある日、引越して来た藤原家で心優しい夫妻『塔子』と『滋』に出会い、その地で様々な妖たちとも絆を深めていきます。そのきっかけとなるのが祖母である『夏目レイコ』が残した妖怪との主従関係を結ぶ『友人帳』。これをめぐって様々な妖が夏目のもとを訪れるのですが、同時に「夏目が死んだら友人帳を譲る」という約束のもと用心棒となる大妖怪『斑』こと『ニャンコ先生』との生活がはじまります。この二人のユーモア溢れるやり取りがいつ見ても微笑ましい!とてもゆったりとしたストーリー展開の中で出会う妖達と夏目のやり取りは、万物に神が宿ると信じられてきた日本の美しい慣わしや、忘れかけていた大切なことを感じさせてくれる。そして妖怪との繋がりだけでなく友人である『西村』や『北本』、妖怪が見えることを打ち明けられた『田沼』や『多岐』たちと戸惑いながらも心を開いていく夏目の様子もホッとさせてくれる魅力のひとつです。癒されたい時はこれ!おすすめ漫画を聞かれた時に必ず浮かぶ一作です。