スタンド・バイ・ミー / Stand by Me

スタンド・バイ・ミー / Stand by Me

『スタンド・バイ・ミー』とは、モダン・ホラーの巨匠スティーブン・キング原作の非ホラー系作品。彼の少年時代の出来事を題材にしたアメリカ映画。監督は『最高の人生の見つけ方』など数々の有名作品を世に送り出したロブ・ライナー。ノスタルジックな世界観で描かれた本作は、作家として大成した主人公が、劣悪な環境、閉塞的な町に育った少年時代のひと夏の出来事を振り返る形で展開していく。絶望しかない未来、死体探しの旅というひと夏の冒険を通して、少年たちが心の葛藤を描きながら大人へと成長していく友情物語である。

osashimi-no-tsuma3のレビュー・評価・感想

スタンド・バイ・ミー / Stand by Me
8

2度は見てほしい名作スタンド・バイ・ミー

男性に2度は見て欲しい名作『スタンド・バイ・ミー』を紹介したいと思う。
1986年に公開されたアメリカ映画。
原作はホラー小説で有名なスティーブン・キングの短編小説「死体」を監督ロブ・ライナーが映画化した青春ドラマ。
時代は1959年、オレゴン州の小さな田舎町で家庭環境に問題を抱える4人の少年。
コーディ(性格は内向的で真面目)テディ(大きな眼鏡をかけ軍隊に憧れている)
バーン(性格は臆病で少しノロマな太った少年)そしてクリス(賢い少年で、リーダー的存在)
そんな4人に町から30キロばかり離れたところに列車にはねられた死体があると噂が流れてきた。
「死体をを見つければ有名になり英雄になれる」と言う動機で、死体探しの4人の冒険が始まる。
■キャスト
コーディ(少年)ウィル・ウィートン コーディ(大人)リチャード・ドレイファス
クリス リバー・フェニックス テディ コリー・フェルドマン
バーン ジェリー・オコンネル エース キーファー・サザーランド
■感想
私がこの映画を始めて見たのは、小学校中学年の頃だったか、正直あまり覚えていない。
ただ、ツリーハウス・死体を探しに線路を歩く・パイを口から吐き出す・ジャックバウアー(若いキーファーサザーランド)が不良少年たちとオープンカーに乗り郵便ポストをバットで壊している、それぐらいの感想しかなかった。
だが20代に見た時は見方が変わった。
少年たちの心の底にある不安や、冒険が終われば4人はバラバラになる寂しさ、そんな彼らの葛藤を上手く描いた作品だと思う。
私も40代になり息子がいる。そんな私が今この作品を見たら20代の頃に見た時と見方が変わっているだろう。
だから是非みなさん、特に男性の方には2度見て欲しい名作、それが『スタンド・バイ・ミー』