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kuroyume1216k6のレビュー・評価・感想

東京喰種トーキョーグール / Tokyo Ghoul
10

人間と人間を喰らう種族の在り方を考えさせられる

爆発的なヒットをしたアニメ「鬼滅の刃」と「東京喰種」と共通する部分があるのではと感じた。
主人公の大学生・金木研がある日人を喰らう「喰種」という種族の神代リゼに襲われ瀕死の重症を負った。金木を襲ったリゼも落下してきた鉄骨の下敷きとなり2人は病院へ搬送される。手術を担当した医師はリゼは助からないと判断して、喰種であるリゼの臓器を金木へ移植するが、喰種の臓器を移植された金木は喰種となってしまう。自身が喰種となってしまったことで迷信程度としか思っていなかった人を喰らう種族が本当に存在することを知った金木は、人間と共存したいと願い、人間社会に潜んで生活している喰種が営む喫茶店「あんていく」で働きながら喰種としての生き方を学んでいく。人と喰種どちらの世界も知る金木は、人と喰種が共に手を取りながら生きていくことはできないのかと考えるようになる。
所々省略している部分もあるが大まかな粗筋は以上だ。
まず喰種という種族は人間を主食とし、食べた分だけ強くなる。これは鬼滅の刃の鬼と同じだ。主人公の金木が喰種の臓器を移植されたことで喰種へと変わってしまうところも、傷口から鬼である鬼舞辻無惨の血を摂取した主人公の妹竈門禰豆子が鬼となってしまうところも同じだ。
両作品とも喰種と鬼を殺すための専門の組織が存在することも共通しているが、異なるのは金木が喰種として人間と喰種の共存のために動き、人間に戻るための話ではないことだ。鬼滅の刃では鬼の首領である鬼舞辻無惨を殺し、鬼となってしまった禰豆子が人間に戻れるかが物語として重要な部分になる。鬼滅の刃では基本的に鬼になってしまったら首を跳ねなければいけないという姿勢は変わらなかった。
どちらも人と人を食べる種族が存在する点では同じだ。人間と喰種の共存のために動いた主人公の行動の結末がどうなったのか、鬼滅の刃も見たことで、考えさせられるものがある作品だと感じた。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
9

タイムトラベルものの元祖。

タイムトラベルものの元祖という感じです。
過去の両親がひっつかなければ自分が消えるとか、大人と子供の友人関係とか、この映画でいろいろ知ったと思います。
ドクは見た目が奇抜でおもしろいし、過去のドクはマーティを知らないのに、彼が未来から来たことを信じて力を貸してあげたり、すごくいい人だなと思います。ああ、子供の時にドクみたいな友達がいたら、たのしかっただろうなと思いました。
過去には、今のいじめっ子の親もいて、親もいじめっ子だったのかって感じだし、お父さんは情けないし、お母さんと引っ付けるのなんて無理な感じがしたけれど、結局ひっついていて、そういう運命だったんだなと思いました。過去を変えてはいけないのは鉄則だけど、すごくいい風に未来が変わっていて、ドラえもんみたいと思いました。また、過去の世界で今の音楽を演奏してしらけさせてしまうところが最高です。やはり、音楽には流行があるのですね。
そして、この映画の魅力で忘れてはいけないのが、デロリアンです。車型のタイムマシンなんてびっくりしたし、すごいスピードが出て、タイムトラベルできるところがとてもかっこいいです。デロリアンが好きで、その車を買っているファンもいます。私も大好きで、いつか手に入れたいなとか思ってます。

メタモルフォーゼ/変身
8

新ジャンルのホラー映画

ホラー映画というと「リング」や「呪怨」のように頭に焼き付くような恐ろしい顔の幽霊が襲ってくるイメージですが、この映画は悪霊が憑依する系のため、登場するビジュアルは全く怖くありませんでした。
しかし、それでもこの映画が面白く、最後まで見入ってしまいました。悪霊が次々に別の人へと憑依するため、次に誰が何をするか予測不可能で且つ主人公の隣人宅がいかにも怪しく、家の中があまりに衝撃的なことになっていて韓国映画の技術の凄さからテンポが速いストーリー展開に飽きずに最後まで楽しめました。
最近の韓国映画は話が作り込まれていて、邦画のただただビジュアルが怖い幽霊映画にはない怖さが感じられて新鮮でした。
「本物じゃないか?」と思うような動物の無残な姿も一部出てくるため、動物系が苦手な方は見ない方が良いかもしれません。
登場する俳優は表情と動作だけで憑依されている状態を見事に演じており、CGに頼らず演技で魅了されるところもおススメです!
最後に、この映画に出てくる女子高生で、残念ながら結果的に悪霊によって地下の焼却炉で焼死する主人公の次女が可愛いと思ったので調べてみましたが、整形まみれでアゴが尖った不自然二重な女優さんではなく自然で透明感ある若手女優さんに今も変わりないようなので今後の活躍にも期待します!

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

選手の成長と他チームとの絆

『ハイキュー!!』は古舘春一による高校生の男子バレーボールに焦点を当てた漫画・アニメです。
漫画は45巻が最終巻になっており、長すぎず短すぎずに終わっているため、読みやすい漫画の一つです。
主人公の日向翔陽(ミドルブロッカー)の成長を中心に、チームメイトの成長や相手チームの選手との関係性が変化していくところが魅力の一つです。
また、バレーボールを学校の授業でしかやったことがない、詳しく知らない人でも楽しめる作品です。バレーボール初心者でもわかりやすいように、詳しく説明がされています。
その中でも、日向と同じチームの同級生・月島蛍(ミドルブロッカー)の成長過程は印象的です。
初めは日向の影に隠れて、目立たず、バレーボールに対して情熱を感じることができない選手でした。しかし他チームの選手との練習や自主練習を経て、熱い情熱を持つと同時にチームにとってなくてはならない存在になっていく様子がとても胸を熱くさせます。
日向のチームとよく練習試合をする他県のチームとは春高(全日本バレーボール高等学校選手権大会)で会うという約束をしていました。それが果たされるまでには様々な強敵と戦い、勝利しなければなりませんでした。
しかし見事両チームとも勝利し続け、春高での試合が決定します。
相手チームではありながら、お互いの勝利を信じ続ける選手の思いにも感動します。