新ジャンルのホラー映画
ホラー映画というと「リング」や「呪怨」のように頭に焼き付くような恐ろしい顔の幽霊が襲ってくるイメージですが、この映画は悪霊が憑依する系のため、登場するビジュアルは全く怖くありませんでした。
しかし、それでもこの映画が面白く、最後まで見入ってしまいました。悪霊が次々に別の人へと憑依するため、次に誰が何をするか予測不可能で且つ主人公の隣人宅がいかにも怪しく、家の中があまりに衝撃的なことになっていて韓国映画の技術の凄さからテンポが速いストーリー展開に飽きずに最後まで楽しめました。
最近の韓国映画は話が作り込まれていて、邦画のただただビジュアルが怖い幽霊映画にはない怖さが感じられて新鮮でした。
「本物じゃないか?」と思うような動物の無残な姿も一部出てくるため、動物系が苦手な方は見ない方が良いかもしれません。
登場する俳優は表情と動作だけで憑依されている状態を見事に演じており、CGに頼らず演技で魅了されるところもおススメです!
最後に、この映画に出てくる女子高生で、残念ながら結果的に悪霊によって地下の焼却炉で焼死する主人公の次女が可愛いと思ったので調べてみましたが、整形まみれでアゴが尖った不自然二重な女優さんではなく自然で透明感ある若手女優さんに今も変わりないようなので今後の活躍にも期待します!