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kunier92のレビュー・評価・感想

ラブライブ! / Love Live!
10

みんなで叶える物語「ラブライブ!」感想

【簡単なあらすじ】
9人の女子高生達が学校の廃校を阻止するために、学校の顔になるべくスクールアイドルとしての活動を始める。時には上手くいかず仲間とぶつかりあうこともあるが、皆で悩み、励ましあい、常に前を向いて進んでいく学園物語。

1.あくまでも学園物語
学校の廃校を阻止するべく立ち上がった少女たち。映るのは部室・練習場の屋上・教室・登下校に使う道がメイン。アイドルをしている女子高生 ではなく 女子高生がアイドルをしている という作り方がしっかりされている。部活動としてアイドルを選んだ彼女たちの青春が盛り込まれいる。

2. アイドルだからキラキラしているのではない、仲間との絆でキラキラした青春を送っている
各学年3人数というメンバー構成になっている。スクールアイドルとしての活動をするきっかけになった主人公高坂穂乃果率いる2年生チームは元々幼い頃からの友人だが、他の学年とは活動を通じて絆を深めていく。最初は先輩後輩としての関係が多く見られたが第1期10話で放送された合宿の際、3年生であり生徒会長の絢瀬絵里から「先輩」禁止令が出た頃から絆は猛スピードで深まったように思うから是非見て欲しい。

3.アイドルとしてのパフォーマンスが最高
第1期3話でスクールアイドル「μ's」として初めてのライブを始める。メンバーは主人公高坂穂乃果、幼なじみの南ことりと園田海未の3人だ。3人で衣装を作り、歌詞を考え振り付けをつける。そのスタンスは9人になっても変わらない。それぞれが得意分野を活かし作り上げる彼女たちのステージは最高である。また、皆様もきっとご存知であろうSnow halation。サビの部分で舞台のセットがオレンジに輝くところは、実際に声優たちで行われたライブでもライブに参加しているラブライバーがペンライトを一斉にオレンジにしてアニメの再現をしている。誰が言い始めたわけでもないがμ'sの絆はラブライバーにも引き継がれている。

4.最後はあっさり終わりを迎える
3年生の卒業、ラブライブ!の優勝、それから先μ'sとしてどうするか…彼女たちは「9人で作り上げたからこそのμ's」として考え解散に至る。9人全員で決めて、納得出来る形での終わりを迎えられたことこそが後の原点であり頂点と言われる由来なのだろう。

以上ラブライブ!の感想でした!正直初めてアニメを見た時、3話までは印象に残らなかったです。ただ最後までみてもう1回最初から見ると、実はここはこういう風にもう始まっていたんだと確認出来ることも多くあり1話から泣いてしまいます。是非ご覧になる際はハンカチをご用意してください

ドラゴンボール超 ブロリー
9

本作をおすすめできる理由

本作は2018年12月14日に公開され、Blu-rayとDVDが発売されています。
『ドラゴンボールZ 燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦』などの旧作ブロリーとは違い、本作ブロリーは根っからの悪ではないのが印象的でした。そのため、旧作ブロリーを期待して本作を見ると少しがっかりするかもしれないです。しかし、本作のようなキャラクターであったからこそ、劇中ラストの名言が生まれたのかもしれません。
戦闘シーンに関しましては、歴代トップクラスの描写がされており、映像が綺麗になっただけでなく、技の魅せ方や躍動感が過去作品とは段違いでした。私は本作をテレビで見たのですが、映画館で見ているような迫力があり、思わず凄いと声を上げてしまいました。また、悟空やベジータ、各キャラクターの戦闘スタイルが過去の作品を忠実に再現しており、比較して観ると各キャラクターの魅力を存分に味わうことができます。
『ドラゴンボール』は子供向けの作品であるかもしれませんが、本作はストーリー、描写など、どれをとっても大人でも楽しめる作品だと思います。『ドラゴンボール』を見たことがある人は、ぜひ本作を見てほしいと思います。『ドラゴンボール』の映画に対する価値観が変わります。

チャイルド・プレイ(2019年の映画) / Child's Play(2019 film)
7

昔のとは違うけど

ITの製作陣が作っただけあって、凄惨なシーンとかはすごかったです。やっぱ、子どもと人形の戦いとかおもしろいなと思います。でも、昔のチャイルド・プレイは、殺人鬼の霊が乗り移ったため、可愛い人形が殺人鬼にという話でしたが、今回はAIの暴走という話でした。まあ、今の時代、普通の人形とかあまり見かけないし、男の子は買わないものなので、そういう設定にしたんだと思います。でも、やっぱり殺人鬼はでてきてほしかったなあと思いました。あの普通の人形が、どちらかといえば可愛い顔だった人形が殺人鬼が移った後すごい顔になるところがよかったのに、今回はもともとなんか不気味な顔の人形でした。それにAIの暴走って、それは全然チャイルド・プレイの話ではないと思います。人形が襲ってくるという設定だけを踏襲した別の映画として見た方がいいと思います。前述もしましたが、別の映画と思って見たら、怖いし、おもしろいです。ホラーもので、耕運機とかでてくると、もしかしてこれで!とドキドキワクワクしますが、期待通り、それを使っての凄惨なシーンも出てきました。嬉しいです。チャッキーのファンには少し不安の残る映画らしいですが、私はまあ好きな映画です。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

自分の長所から目をそらすな!

スラムダンクの主人公がいる湘北高校バスケ部のライバル校に、湘南高校バスケ部というチームがあります。その湘南バスケ部のキャプテン魚住純はなんと身長が203センチもあり、県内で一番身長の高い選手です。バスケをする者にとって身長は高ければ高いほど有利なので、普通に考えればメリットしかないのですが、実は本人の中では強いコンプレックスとなっていたのです。
身長は高いがスピードがあるわけでもなく、バスケに必要なフットワークも苦手でチームの練習の足を引っ張り、そして技術もまだ未熟だった魚住は先輩たちから「ただデカイだけ」と揶揄されてしまいます。その言葉を魚住が偶然聞いてしまい、一度はバスケ部をやめることを決心します。しかし監督から「デカいだけ?立派な才能じゃないか。技術や体力は身に着けさせることができる。しかしお前をデカくすることはできない…。いくら俺がどんな名監督でも。」と言われ、魚住自分にとってコンプレックスとなっていた高い身長が実は貴重な才能であることに気づきます。そして苦手なフットワークも根気強く練習を重ね、神奈川県屈指のセンターへと成長します。
自分の才能を過小評価してしまうことがあるかもしれません。自分は〇〇しかできないと。でもそれは決して小さいことではないのです。自分をしっかり見つめなおして才能を伸ばしたい人、スラムダンクはそんなあなたにお勧めです。

ファイナルファンタジーIX / FINAL FANTASY IX / FFIX / FF9
10

生きるとは何か

ファイナルファンタジーシリーズでも原点回帰したと言われる作品、「ファイナルファンタジー Ⅸ」。

世界観の色遣いや、キャラクターのサイズ感、まるで絵本を見ているかの様な柔らかいファンタジー感が印象的。
ゲームが苦手な女性でも見た目から入れるだろう。

キャラクターの個性もハッキリ分かれていて、1人1人がとても愛おしく感じる。
プレイしていると自分と重なって見える様なキャラクターが1人は見つかるはずだ。

ストーリーもとても分かりやすく、コマンド操作や戦闘システムも簡単なのでRPG初心者でも楽しんでプレイする事が出来る。

BGMもとても評価されており、1度プレイすると好きな曲が必ず数曲見つかるだろう。ローズオブメイ、月なきみそらの道化師たち、独りじゃない等はプレイヤー間でもかなりの人気を誇る名曲。
曲を楽しみながら是非プレイして欲しい。

「世界を救う」「ボスを倒す」等、勿論メインストーリーはあるのだが、ファイナルファンタジー Ⅸは生きるとは何か。生きる意味とは何か。とにかく「生きる」という点に着目されている。

登場人物の「生きる」という意味が最後には見つける事ができるのか。
プレイヤー自身もキャラクターと一緒に「自分が何のために今生きているのか」がプレイ終了時には見つける事が出来るだろう。

ザ・ドライバー / The Driver
10

男なら一度は見ておくべきハードボイルド映画「ザ・ドライバー」

この作品は1978年にアメリカで制作されたハードボイルドなカーアクション映画だ。

主人公は、ギャングの銀行強盗の逃走を金で請け負う”ゲッタウェイ・ドライバー”と呼ばれる仕事のプロ。
彼は寡黙だが、車のドライビングテクニックは絶品。
そしてたとえ依頼の金額が大きくても気に入らない相手の依頼は断るという自分のポリシーを強く持った男。
ストイックで他人に迎合しない生き様がとても魅力的に描かれている。

また彼には定職はなく、彼女、家庭もなく、友人もいない。
部屋の中にも何もなく、ベッドとカントリーの流れる小型ラジオだけの削ぎ落としたような暮らし。それがストイックさと背中合わせの孤独感を漂わせる。

そんな彼のもとにに仕事のパートナーとしてカジノのプレイヤーである謎の美女が現れる。彼女は22歳と若いが、過去にとある傷を負っていた。

そこに主人公を執拗に追う狂気を帯びた刑事が絡み、素晴らしいカーアクションが展開される。

主人公のゲッタウェイ・ドライバーには、ティータム・オニールの父であるライアン・オニール。彼の37歳の時の作品。
またカジノのプレイヤーには、フランスの大女優イザベル・アジャーニ。
監督はハードボイルドな男の世界を描かせたら天下一品の、ウォーター・ヒル。彼はのちにマイケル・パレ、ダイアン・レイン主演のロック映画「ストリート・オブ・ファイアー」も制作する。