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komori2のレビュー・評価・感想

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
9

シリアスの中にも笑いあり

ゴールデンカムイは明治末期の北海道・樺太を舞台に、主人公の杉元佐一がアイヌの少女アシリパとともに隠された金塊を巡るお話です。金塊を見つけ出すには暗号が必要で、その暗号は網走監獄の脱獄囚の体に刻まれた地図を集め暗号を解かなくてはなりません。
勿論大量の金塊が欲しいものは二人だけでは無いので主人公を邪魔する刺客や暗号を回収されるのを阻止する脱獄囚とのバトルシーンが見どころです!主に近接戦で迫力と臨場感がありバトルシーンがかっこいいです。惚れます。
目的を達成するために数秒前までは敵だった人と手を組むのもアツいシーンです!裏切りや仲間の死など苦しいシーンもありますが、そんなシリアスな場面でも笑わせにくるのがこの作品の良いところです。おふざけ回もあり登場人物がすっぽんぽんになりがちです(笑)。さっきまで人が死んでたとは思わせないくらい突然おふざけが始まるのでバランスが取れて精神が安定します。
そんな変態でサイコパスで個性豊かな登場人物だからこそバトルシーンがカッコいいんです。所謂ギャップですね。主人公は「不死身の杉元」という異名持っており、その名の通り全然死にません。本当に不死身というわけではありませんよ!どんな敵にも勇敢に立ち向かって行く姿は男女問わず惚れると思います。バトル漫画には欠かせないヒーラー的人物があまりいないので、バトルシーンはドキドキです。
漫画、アニメともに作画が素晴らしいです。ですからどちらもオススメです。アイヌの文化や暮らし、食事についても勉強になる作品です。話数も多過ぎず少な過ぎないのでとっかかりやすいと思います!まさに笑いあり涙ありで男達のアツい物語です。是非ご覧下さい!

UNISON SQUARE GARDEN / ユニゾン・スクエア・ガーデン
10

最高の3ピースロックバンド

UNISON SQUARE GARDEN(以下ユニゾン)はGt.斎藤宏介、Ba.田淵智也、Dr.鈴木貴雄の3人からなる3ピースロックバンドです。
アニソンも幅広くタイアップもあり、知っている人も多いのではないでしょうか?
一般にも認知され、有名となったライブでも盛り上がる曲「シュガーソングとビターステップ」は2015年に発表された曲であるもののいまだに人気は衰えず、ライブでのファンの熱量もすごいものです。
特にすごいのはBa.田淵智也がほとんどの楽曲を手掛けており、テクニカルであるものの、ギター、ベース、ドラム、ボーカルの4つで構成される曲であるという点です。
アニソンと言えばシンセサイザーやピアノなど入っていて、複雑な曲も多い中、ロックバンドでここまでシンプルに。
且つかっこよく、アニソンとして成立をさせています。
そんな彼らのアニソンタイアップはなんと15曲。ロックバンドの括りで考えると非常に多い曲数ではないでしょうか。
コロナ禍の中でも「ライブを楽しんで欲しい」という彼らの信念は変わらず、いち早くオンラインでのライブや録画済みの年越し配信ライブなども行いました。
常に新しいものも取り入れ、突き進んでいく最高の3ピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」を是非聞いてみて下さい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

王道の戦闘マンガ

鬼滅の刃はジャンプで連載されているマンガで、アニメになってから人気に火がつきました。それまでは打ち切り寸前までいきましたが、戦闘シーンのダイナミックさや、敵であっても悲しい過去だったりなど、人物描写が全体的に細かいため、アニメになってから人気が高まってきたのだと思います。特に、主人公のキャラは王道といえば王道なのですが、彼の真っすぐさが非常に人の心に入り込みやすく、共感しやすいキャラになっています。また、主人公の周りの仲間もすごく大事なキーパーソンになっており、物語の中で大きな役割を果たすため、一人一人から目が離せないところも、非常に魅力的に感じる部分だと思います。
物語の進み方も目が離せない展開が盛りだくさんで、原作者の人が非常に容赦のない描き方をします。重要な人物があっけなく死んでしまったりするため、毎回毎回新しい話が出るたびに読者はハラハラしてしまい、続きがどんどん気になってしまいます。まさに王道の描き方なのですが、そこにプラス要素として、重要人物でもいつ死ぬか分からない臨場感が人気となっていると思います。
物語に関して、面白い部分とシリアスな部分がはっきりしているところも、マンガを読んでいて緩急がしっかりしているのが読みやすく、物語が入ってきやすいところです。
王道マンガであっても、随所に作者のこだわりや設定が分かりやすく入っているところが、人気になりやすかった部分なのだと思います。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
8

漫画のレビュー

幽遊白書を描いてる時からこの作者の漫画を読んでいます。かなりストーリーも面白くキャラ設定もよくできており、まだ読む世代が幼い頃は理解しずらい内容かと思いますが、大人の方にはかなりオススメの漫画です。自分も何回も読んでおり全巻揃えて電子ブックでも買い直したほどです。今は休載されており続きが読めませんが、この漫画の続きを早く読みたいです。冨樫先生はこんなにも休載を繰り返してますがそれでも連載を打ち切られないのは全国に根強いファンと続編を楽しみにしてる方が多いからだと思いますね。キャラ設定にこだわりすぎる余りに続きをどうしたらいいのか描いている本人もわからなくなってしまっているのかも知れませんが……w 週間ジャンプでの連載が難しいのであれば月刊ジャンプなどに移行してもいいでは?と思います。とにかくクオリティは漫画としてとても高く、今までにない漫画の内容になっているかなと、そして文字が物凄く多い作者なのでサラッと読みたい人にはオススメはできません。内容が頭に入ってこないと思います。いちファンとして早く続きを読みたいですね。もう何年休載になっているかわかりませんが早めの復帰を心待ちにしていますよ!

ONE PIECE / ワンピース
10

これを読めばハマっちゃう!?ONE PIECEマニアにあなたもなれる!

あなたは『ONE PIECE』というマンガを読んだ方が良いです!
いきなり、こんなこと言われても読まない人が大半だと思います(笑)。「なんでそんなこと言われなくちゃいけないんだよ」という気持ちをグッと堪えてください。
あなたは『ONE PIECE』というマンガはご存知ですか?
きっと読んだことがない方も今までに1度は聞いた事があると思います。

内容をちょこっとだけ知ってる人は、「腕が伸びるんでしょ?」とか「ゴムゴムのなんとかでしょ?」、「海賊の話でしょ?」という人が多いと思います。
そうです!それ全部正解です。
ゴムゴムの実を食べ、腕が伸びるようになったゴム人間が海賊王を目指すお話です。ざっくり言うとこんな感じです(笑)。

では、なぜ『ONE PIECE』を読んだ方がいいのか…。それは面白いからです。
ただ「面白いから」だけでは、あなたは読まないと思います。

このマンガはルフィという海賊王を目指す少年が1人海を出て、いろんな島で仲間を集め、友情や愛情、絆をテーマに冒険していく物語です。
少年マンガの王道のような物語ですが、これを勧めるにはちゃんとした訳があるのです。
このマンガは「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。
海外では翻訳版が42以上の国と地域で販売されており、コミック単行本全世界累計発行部数は4億8000万部を突破しています。それだけではなく、第67巻では初版発行部数405万部(国内出版史上最高数)という記録を樹立しました。
57巻以降の単行本は初版300万部以上を10年以上続けているなど、国内出版の記録をいくつも保持しているマンガです。もう数字だけ見ても凄すぎます!!かつてここまで売れたマンガは他にあるでしょうか。
これだけ売れているのなら、読まない理由はないです!

そして、主人公のルフィはいろいろな島へ旅をするのですが、最初はもちろん仲間なんて1人もいないので、周りがみんな敵の状態から始まります。
まず最初にルフィの生まれ故郷でもある「東の海」(イーストブルー)にてその事件は起こります。東の海では有名な海賊金棒のアルビダは恐れられていて誰も逆らえません。その海賊船にたまたま居合わせたルフィはひょんなことからアルビダを撃退し、次の街へ向かうのでした。
次の街というのが海軍基地がある街でした。海軍というのは正義の象徴で海賊の敵、つまりルフィの敵にあたるということです。その街にやってきたルフィは“海賊狩りのゾロ”という異名を持つ男と出会います。

本当はもう少し内容を書きたかったのですが、このレビューを読んで「ONE PIECEを読みたい!」と思ってくれた方のために取っておきます(笑)。
そんなこんなで旅をしながら仲間を集めていく主人公ルフィによる、笑いあり涙あり感動ありの海洋冒険ロマンです。

これであなたも『ONE PIECE』を読んだ方が良いといった理由が理解できたことでしょう。
続きはぜひ単行本を買って楽しんでください!