シリアスの中にも笑いあり
ゴールデンカムイは明治末期の北海道・樺太を舞台に、主人公の杉元佐一がアイヌの少女アシリパとともに隠された金塊を巡るお話です。金塊を見つけ出すには暗号が必要で、その暗号は網走監獄の脱獄囚の体に刻まれた地図を集め暗号を解かなくてはなりません。
勿論大量の金塊が欲しいものは二人だけでは無いので主人公を邪魔する刺客や暗号を回収されるのを阻止する脱獄囚とのバトルシーンが見どころです!主に近接戦で迫力と臨場感がありバトルシーンがかっこいいです。惚れます。
目的を達成するために数秒前までは敵だった人と手を組むのもアツいシーンです!裏切りや仲間の死など苦しいシーンもありますが、そんなシリアスな場面でも笑わせにくるのがこの作品の良いところです。おふざけ回もあり登場人物がすっぽんぽんになりがちです(笑)。さっきまで人が死んでたとは思わせないくらい突然おふざけが始まるのでバランスが取れて精神が安定します。
そんな変態でサイコパスで個性豊かな登場人物だからこそバトルシーンがカッコいいんです。所謂ギャップですね。主人公は「不死身の杉元」という異名持っており、その名の通り全然死にません。本当に不死身というわけではありませんよ!どんな敵にも勇敢に立ち向かって行く姿は男女問わず惚れると思います。バトル漫画には欠かせないヒーラー的人物があまりいないので、バトルシーンはドキドキです。
漫画、アニメともに作画が素晴らしいです。ですからどちらもオススメです。アイヌの文化や暮らし、食事についても勉強になる作品です。話数も多過ぎず少な過ぎないのでとっかかりやすいと思います!まさに笑いあり涙ありで男達のアツい物語です。是非ご覧下さい!