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icemani3

icemani3のレビュー・評価・感想

amazarashi / アマザラシ
8

今までの価値観が崩壊する曲「アノミー」

「アノミー」は今までの価値観の崩壊するような感覚を覚える、amazarashiの曲である。
作詞者である秋田ひろむによる、主に、先に生まれた者から言われてきた事や、「この世界」の無言の中に存在する圧力へのアンサーソングとなっている。

その旋律は儚さを感じるような、それでいて、激しさを加速させるミドルテンポのロック。それは矛盾せず、成立している。聞く者の「心」そのものに、「リリック」と「旋律」が同時に迫り、繰り返し聞いてしまう。

「...救ってよ」のリリックにはっとした。そう、その言葉を聞きたかった。そう、思っていた。
amazarasiもまた、いや、秋田ひろむはそれ以上に感じ、引き裂かれながら、吐き出す以外に無かった。そう感じるのだ。

amazarashiの痛みは、私の痛み。
amazarashiの叫びは、私の叫び。

「アノミー」のリリックにある「アダムにとって知恵の樹の実とは イブの連れ子かパチンコ玉か」という箇所で、信じたかったものに裏切られた思いが込められている。

「神に近づこう、幸せになろう」というアダムの願いは打ち砕かれた。
神から与えられた伴侶には連れ子。自分の子供では無い。
この世界の享楽の象徴程度しか価値のないもの。
そうした絶望とあきらめ、虚無感。

それをamazarashi、秋田ひろむが代わりに歌い上げてくれただけ。
旋律にしてくれて、うれしい。心の底から感謝を告げたくなる曲だ。

ロックマン / Rockman / Mega Man
8

ロックマンシリーズの始まり

ロックマンは数あるロックマンシリーズの最初の作品である。最初の作品は8ボスではなく6ボスである。

他の作品と同じように、高難易度の王道横スクロールアクションに仕上がっている。特にきついのはアイスマンステージだ。ロックマン定番のブーンブロックに加え、強敵キャラであるビッグアイが多数出てくる。極めつけはスクロールのタイミングを間違うと動く足場の周期が合わなくなり進めなくなる仕様が出てくる。その分ボスのアイスマンは、6ボスの中でも一番弱いといっても過言ではないほどなので、ステージさえ切り抜けられれば何とかなる。そして、ワイリーステージ定番のボスラッシュも、一体ごとに回復があるわけではなく、ぶっ通しで対戦させられる。そこも難所だと思う。また、対イエローデビルも難しい。このキャラはロックマンの中でも屈指の強ボスとして有名だ。タイム連打を使えば割とすんなり倒せるが、正攻法で倒そうと思うと、一瞬も気が抜けず、緊張する。体が分裂して移動するのだが、一回の合体の間に一回しか弱点武器を当てられないのだ、しかも分裂した体の接触ダメージがでかい。つまり、こちらは中々攻撃チャンスがないが、相手からは高火力の攻撃がたくさん飛んでくる。

そしてやはり曲もいい。これは他のナンバリングと変わらず良いところだ。

高難易度アクションが好きな方にはぜひおすすめしたい。

モーニング娘。 / モー娘。
10

長い歴史のなかで変化していくアイドル!

モーニング娘といえば、「恋愛レボリューション21」「ザ☆ピース!」などの曲が有名でご存じの方が多いかと思います。
この時期はファンの間でいわゆる黄金期と呼ばれています。
バラエティー番組への出演なども多く、アイドルに興味のない方も数人のメンバーの名前を言えるほど世間に浸透していました。

2000年前半では絶大な人気を誇ってきたアイドルグループでしたが、他のアイドルグループが実力をあげてきたことによってだんだんとテレビへの露出も少なくなってきました。
人気絶頂期が終わり、CD売り上げ減少やテレビ露出の頻度が低下してきたことに焦りを感じたメンバーたちは、当時のリーダーであった高橋愛を中心にライブパフォーマンスの向上を目指していきました。歌唱力はもちろんダンススキルも個々で磨き上げられたこの時期をプラチナ期といいます。この時期の人気ソングは「気まぐれプリンセス」「泣いちゃうかも」などです。黄金期と比べてオトナな女の子の心情をうたった楽曲が多いのが特徴です!

モーニング娘。としての実力をあげてきたプラチナ期はたて続けに9期、10期、11期メンバーの加入があったことによって変わっていきました。
プラチナ期を経験したメンバーは田中れいなと道重さゆみのみで、それ以外のメンバーはほぼ全員小中学生の若いメンバーへと構成されました。
この時期に発表された「One・Two・Three」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」などの楽曲はEDMサウンドの楽曲にフォーメンションダンスといった今までのモーニング娘。とはひと味違うテイストに挑戦しています!この時期は一般的にカラフル期と呼ばれポップで盛り上がる曲が多く生み出されました!
また、2014年以降からモーニング娘。の後ろに年号をつけることから、毎年名前が変わるアイドルグループとしても話題となりました。

2013年には田中れいなが、2014年に道重さゆみがモーニング娘。を卒業していきました。
そこからは9期メンバー譜久村聖がリーダーとなり、精力的に活動しています!!
2018年にはROCK IN JAPANに初出場し、2019年もGRASS STAGEという大きなステージで大成功のライブを行いました!
世間では体力お化け軍団とも呼ばれたMCなし14曲ぶっ通しのセットリストも話題となりました!
またyoutubeなどの普及によりファンが急増中です!

長く続くグループだからこそ、年々変化していくモーニング娘。
各時代ごとにいろいろな物語が存在します。
楽曲ももちろんお勧めですが、これからも先輩メンバーの紡いだ歴史を守りつつ新たな進化を遂げるモーニング娘。に注目していただきたいです!