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hibiki-shiokawa0のレビュー・評価・感想

きみに読む物語 / The Notebook
10

やっぱり恋愛は素晴らしいと実感!映画も原作も2度楽しんでほしいそんなおすすめの作品です。※英語の勉強をしたいという方にも読みやすいおすすめの洋書です。

泣きたい!ほっこりしたい!恋愛中でも失恋した後にも恋したいと思っている人にも恋愛は素晴らしいものだと感じさせてくれる作品です。
舞台は第二次大戦期を含む少し古い時代です。
初めはインターネットで調べてとても良い作品であるとのレビューを観て映画を視聴しました。
時代が古いためあまり描写が詳しくイメージすることができないかと思いましたが、この映画は7年かけて作成されただけありとてものめり込んで登場人物の気持ちを体感しながら視聴できました。
また恋愛のリアルな部分も描かれており、主人公だけでなくその周りの人物の気持ちにもなってみると本当に色々な感情がこみ上げてきてみるたびに自分の置かれた立場や環境で様々な気持ちになれるの映画です。
また英語の勉強も兼ねて英語で小説にもチャレンジしてみましたが、映画では主人公二人が出会ったシーンがより詳しく描かれており、一方小説では再会シーンの描写がより詳しく描かれているのでより深くこの物語を知ることができると思います。
余談ですが、この小説はTOEIC490点以上の方から読めるものとのことで、
英語の勉強をしている方は初めての洋書の小説にチャレンジするにはオススメの一冊です。
ぜひ小説と合わせてご覧ください。

インナースペース(映画)
10

マイクロチップを使ってマシンや人間をミクロ化させ、体内と体外で起こる冒険活劇

いわゆる追いかけ劇なのだが、面白い。過去のSF映画、『ミクロの決死圏』の体内イメージとは全く違った映像ながらリアルを感じさせてくれるし、探査艇が体内に留まれる時間が24時間と決まっているのでタイムレース的なサスペンスの要素も含まれている。スパイ団との追跡劇も体外の世界と体内の世界と両方で進んでいき、面白い。デビュー間もないメグ・ライアンが出演しているのも見所だ。タックがジャックの体内にいる事を知らせるために耳の中に移動して話しかけると、「悪霊だ!」とジャックが驚くシーンは笑ってしまった。ドクターが耳にライトを当てのぞき込むとタックが眩しすぎて「おお、神よ!」と『ライトスタッフ』のパロディのごとく、神に祈るのである。冒険活劇だが同時に極上のコメディでもある。さすがスピルバーグ、テンポの良さは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を彷彿とさせる。コメディSF映画というのは極めて難しいと思う。コメディもSFもそれぞれ現実を誇張増幅させた嘘の上に成り立っているし、その嘘の方向はぞれぞれ別々であるからだ。この映画が面白いのはスピルバーグと監督のジョー・ダンテがチェイスとアドベンチャーその融合に両方の嘘の接点を見つけ出して映像化したからだと思う。ぜひ見てほしい一本だ。スピルバーグとジョー・ダンテ2人の素敵な嘘が見るものを最後まで引き込んでゆく。

ドラゴンボール / Dragon Ball / ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z / ドラゴンボールGT / Dragon Ball GT / ドラゴンボール改 / Dragon Ball Z Kai / ドラゴンボール超 / Dragon Ball Super / ドラゴンボールDAIMA / Dragon Ball DAIMA
10

夢のような物語

鳥山明作の少年漫画ドラゴンボールはまさに夢のような物語です。初めに「ドラゴンビール」とは7つ集めるとどんな願いでも叶えることができる玉のことです。もし実在するならばあんな願い、こんな願いを叶えてほしいと妄想が膨らむ存在であることは間違い無いですよね。
主人公は孫悟空。文字通り中国の最遊記から来ており、綺麗な心の持ち主しか乗ることのできない「筋斗雲」や悟空の武器である「如意棒」なども最遊記由来であります。
この作品は連載当初は「パンティ」という言葉が出てきたり、胸が露出したりする描写から読み取れるようにギャグ漫画として始まりました。
連載が終了してからも愛されるこの作品の魅力はどこにあるのでしょうか。主人公孫悟空は筋斗雲に乗れることから読み取れるように純粋な心を持った人物であります。しかし根幹には誰よりも強くなりたい、強い奴がいるとわくわくするといった負けず嫌いな一面も併せ持っています。生涯ライバルとなるベジータとは出会った当初から互いに認め合い尊敬し合い、互いに切磋琢磨しながら強くなっていきます。作中にはベジータが孫悟空の方が強いことを認めるシーンもありますが、読者としては非常に感動する場面でもあります。
またこの作品からは仲間を大事にする大切さやあきらめないことの大切さも汲み取れると思います。立派な日本文化の橋立となっているこの作品をぜひ読んでほしいと願います。

十二単衣を着た悪魔
4

もっとコメディ色強めで良かった

黒木瞳が監督を務めた「十二単衣を着た悪魔」。2020年11月に劇場公開された今作は、大学生で就活59連敗中の主人公・ライを伊藤健太郎が務めています。物語冒頭で、付き合っていた彼女から「別れて」と言われるライ。「彼氏が定職についていない時点でありえない」と彼女は言いますがライは「採用担当者の見る目が無いんだよ」と小言を言います。するとライの彼女は「すぐ文句ばっかり言う」と指摘され、そのままフラれてしまいます。そんなライは落ち込み呆然とします。その後道端で落とした荷物を拾っていると、車にはねられそうになり道路に座りこみます。すると次の瞬間、雨が降り出します。雷まで鳴り始め、ライは落雷を受けます。ライが目を覚ますと、そこは1000年前の日本でした。ライは物語冒頭にて、派遣先で源氏物語のイベントに関わり源氏物語に詳しくなってからタイムスリップしたことにより、1000年前の日本で出会った人たちの行く末を知っていたことから「陰陽師」だと思われ、ライの占いはよく当たると人々から支持されてゆきます。この映画作品の残念な所は、「とにかく中途半端な所」です。わずかにコメディ要素を含んでいること、源氏物語に関わった主人公・ライがタイムスリップ先で幸せになるのかと思いきやそうもいかないこと、突然現代に戻されること…。物語的には、ハッピーエンドにしたかったようですが、時間が長かった割にしっかり描けていない所が残念でなりません。配役は、とても良かったと思います。

海腹川背Portable / 海腹川背・旬
1

史上最低の出来

残念ながら、遊べるレベルのゲームになっていません。スーパーファミコン時代に生まれたゲームですが、プレイステーションにて続編が販売され、本作はプレイステーション版の移植となっております。主人公がゴムのように伸びるワイヤーフックを使って難関ステージに挑むという爽快なアクションなのですが、プレイしている最中に突然ワイヤーが壁や天井に張り付き挙動がおかしくなったり、とにかくゲームの根幹であるラバーリングアクションがまともにできず、クリアするだけでも一苦労です。
本作は、実は原作を作ったプログラマーが製作に関わっておらず、彼からソースコードを提供しようという動きもあったのですが、製作スタッフ側が断ったとのことです。かなり癖のある動きのため、あのゴムの動きを表現するには相当独特なプログラムがされているのだと思います。
案の定ラバーリングアクションはボロボロ、カメラワークは意味不明なものになってしまいました。
署名運動などもあり当時のプログラマーが動き出し、その後DSにて『海腹川背・旬 〜セカンドエディション〜完全版』が発売され、原作にかなり近い形で移植が行われました。今から買うのであれば、PSP版ではなくDSやPSのゲームアーカイブス、Steam版などを購入することをお勧めします。