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go-1128481498933671688971のレビュー・評価・感想

ハウス・ジャック・ビルト
10

そうだ、家を作ろう。

2018年に公開された、実在した連続殺人鬼を題材にしたサイコスリラー映画。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで有名なラース・フォン・トリアー監督の作品。本作においても監督の悪趣味さが存分に発揮されており、観客を大いに喜ばせてくれる。

主人公は建築家を目指す「ジャック」という男(大変セクシーな雰囲気をまとっている)。このジャックが起こした数多の殺人事件の中から5つをピックアップして、それらをなぞりながらジャックという人間を見ていくというのが、この作品の大まかなつくりとなっている。
また、タイトルの『ハウス・ジャック・ビルト(原題”The House That Jack Built”)』は、「ジャックの建てた家」という意味。

一つ目の話では性格の悪い女。二つ目の話では普通のおばさん。三つ目の話ではその当時結婚していた妻とその子供。四つ目の話ではちょっとおバカな美女。五つ目の話では複数の一般人を、それぞれ手にかける様子が描かれる(五つ目については未遂に終わる)。

どのパートでも殺人やその周辺の描写が大変面白く見ごたえがあり、それらに絡めて語られるジャックの「芸術家」としての考えも聞いていて面白い。
またジャックは建築家を目指しているので、自身の理想の家を作るべく、作りかけては壊しまた作っては壊しを繰り返していたのだが、この作品の終盤で彼はついに理想の「家」を作り上げることに成功するのだった。

「老若男女問わず、殺したいと思ったらからには殺す」というジャックのサイコパスぶりには見ていて清々しさすら覚えるほどで、そのうえ自分が殺した人間の死体で遊んだりするので、そこも不謹慎メガマックスという感じで面白い。

2時間35分とかなり長い部類の映画であるが、形式的に短編集のような構成になっているので、おそらく途中でダレるということもないかと思われる。興味を持たれたなら一度見てみることを強くお勧めする。

テイルズ オブ アライズ / Tales of Arise
1

大人になるほど考えさせられるRPG

心の黎明を告げるRPGとジャンル付けされているテイルズシリーズ。ゲーム序盤は単調でよくあるRPG かなという印象を受け、つまらないから続けようかどうか迷ったちょうどそのとき物語とゲーム操作やオプションが一気に広がる。先に受けたつまらなかった印象がまるで縮めていたバネが一気に弾け飛んだような衝撃に見舞われる。各キャラクターの心にかかる闇や葛藤がまるで自分の内面を映し出しているかのような錯覚に見舞われる。そしてそれは、同時に深く考えさせられる。自分と上司、部下、恋人、家族それぞれの関係性に置き換えキャラクター達が乗り越えるのと同じように自分の心のわだかまりを解いてくれる。
この重厚で複雑な物語とは相反して明快で爽快なバトルシステムが素晴らしい。様々な役職があるキャラクターを実際に自分で操作できるのもとても楽しい。近距離戦・魔法使い・回復薬・遠距離戦などアクションゲームが苦手な方でも自分が楽しく戦えるキャラクターを見つけて戦うのも楽しい!
クライマックスに行くにつれてより重厚で考えさせられる物語は自分の置かれた環境によって受け取り方考え方が変わるストーリーなのかなと思い、また少し時間を置いてもう一度プレーしたいと思った。その時どんな事を考えさせられるのかとても楽しみ。そんな気持ちにしてくれる奥深いゲームです!

あいみょん / AIMYON
10

シングルとその収録曲

シンガー「あいみょん」はヒットシングルを立て続けに出し続けている、J-POPシーンでは最前線で活躍しているアーティストです。
あいみょんを知らない人はあまりいない、と言っていいのではないかという程認知されているのではないでしょうか?
では、あいみょんの代表曲は何か?
ズバリ、「マリーゴールド」です。
平成での代表曲に挙げられる程ヒットしました。
ただ、あいみょんの代表曲を挙げる上で「マリーゴールド」以外にも、数々の代表曲と言える名曲が存在します。
あまりメディアで取り上げられていないヒット曲やあいみょんの知名度を飛躍させた曲、タイアップ曲などがあるので私なりに紹介したいと思います。

テーマ
・「愛を伝えたいだとか」
・「青春と青春と青春」

・「愛を伝えたいだとか」
まず「愛を伝えたいだとか」です。
時系列で紹介出来ればと思います。
恋愛をあいみょんなりの繊細かつ自叙的な詩によって、あいみょんの世界感が幅広く認知された名曲ではないでしょうか?

・「青春と青春と青春」
次に「青春と青春と青春」です。
この曲はシングル曲の中の収録曲です。
ただ、特殊な立ち回りをした曲で、センセーショナルなニュースとして私の印象に強く残りました。

それはどういうニュースか。

なんと数年後にMV、つまりミュージックビデオを製作したという事です。
単純に面白く、遊び心があるな、と感動しました。

あいみょんの代表曲を挙げると、まだまだ、たくさんの曲があると思いますが、とりあえずこの2曲を記事として紹介させてもらいました。

あいみょんに興味を抱いて頂けたなら、是非紹介した曲を一聴ください。

スプラトゥーン2 / Splatoon 2
8

塗りという要素があるTPS

splatoon2は塗りという要素がある主人公がイカの4vs4のシューティングゲームで、他のシューティングゲームに比べて覚えることが少なく、視覚的にわかりやすいです。
普通のシューティングゲームはキャラクターの操作が複雑であり、なれるまで時間がかかりますが、
splatoon2は移動と射撃、イカ状態の切り替えの3つの操作を行うことができればすぐに上達することができます。
splatoon2には武器やギアと呼ばれるイカの服が数多く存在し、見た目重視や性能重視など、プレイヤーによってさまざまな選択肢があります。
splatoon2というゲームにおいて重要な要素が塗りであり、味方のインクを広げていくことが大事になります。
イカが味方のインクの上にいればイカ状態になって高速移動をしたり、インクの中に隠れることができます。
しかし敵のインクの上にいるとイカ状態になることができず、移動速度が遅くなりダメージを受けてしまいます。
つまり、戦うステージで味方のインクが敵のインクより多ければ多いほど味方が有利になっていくということです。
splatoon2にはやりこみ要素が多く、特にガチマッチというモードでは自分の実力に応じてウデマエというものが上がっていきます。
このウデマエを一番上のXにするまでプレイすることを目標にすればかなりの時間やりこめると思います。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
10

Qでのミサトさんの”あのセリフ”の理由が分かります

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で、ミサトさんがシンジくんに言い放った「シンジくん、あなたはもう何もしないで」。このセリフにはがっかりというか、「なんでそんなこと言うんだよ!?」と思ったファンも多いのではないでしょうか。

そう思わせるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でミサトさんが「行きなさいシンジくん、誰かのためじゃない。あなた自身の願いのために!」と大声で言い放ったからでしょう。それがきっかけとは言いませんが、初号機が覚醒し、ニアサードインパクトが発生したのだから「あのセリフを放ったミサトさんにもそれなりの責任があるのでは?」と思っていました。

このモヤモヤした気持ちが発生したのが2009年ですから、『シン・エヴァ』が公開された2021年まで12年間もモヤモヤし続けたのは結構な苦痛でした。でも「エヴァファンとしては延期は受け入れるべき。頼むから庵野さん、倒れずにやりきってくれ!」と思ったのは私だけではないはずです。
あのモヤモヤ感から12年待った甲斐があり、遂に”あのセリフ”の意味が分かります!なぜミサトさんは『破』で「いきなさい!」と言い、『Q』では「なにもしないで」と言ったのか!?ここを知るだけでも十分な価値がある作品だと思います。
しかもラストシーンはあの人たちがあんなことに…!!瞬き禁止のシーンに注目です!!

藤山一郎
10

古い歌、と決めつけることなかれ

藤山一郎という名前を聞いてピンと来る人は、恐らくかなり年配の方ではないかと思います。それもそのはず、藤山一郎は第二次世界大戦より前から活躍していた歌手だからです。
しかし「古臭い昭和の歌か」と決めつけては実にもったいないです。藤山一郎の歌声は、全盛期から晩年にかけても決して色褪せることのない、美しい響きを持っています。そして、曲調が実に軽やかでおしゃれです。『僕の青春』、『キャンプ小唄』などは、聴いたことがなくてもスッと入ってきて、華やかな気分にさせてくれます。ちょっとガツンとしたものを聴きたいときは『東京ラプソディー』などがいいでしょう。
比較的幅広い年代に知られているのは『青い山脈』、『丘を越えて』あたりでしょう。
『青い山脈』は聴いて良し、歌って良し。年配の方と打ち解けたいという若い人がいれば「私、『青い山脈』が好きなんですよ」というのはなかなかのキラーフレーズになるかと思います。
『丘を越えて』は、歌はもちろん前奏も間奏も楽しむことができ、年代を問わず受け入れられる、明るく軽やかな歌です。聴き終わる頃には気持ちが満たされて明るくなるのを感じられるかと思います。
藤山一郎は実に多くの歌を残しているので、飽きのこないところも魅力のひとつかと思います。

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46
10

欅坂46のファン以外も観てほしい

平手友梨奈さんが脱退してからのファンです。
彼女が欅坂46を脱退するときに、ニュースで彼女たちのMVやライブ映像を目にしてファンになりました。
そんな新規ファンなのでこのグループのことや平手さんが何故脱退したのかなどよく分かっていなかったのですが、この映画を見ればなんとなくわかりました。
平手さんやメンバーがどのような状態だったのか、どれだけ命を削りながらステージに立っていたのか。この映画は何度見ても泣きます。私は3回観ましたが、毎回号泣しながら彼女たちのパフォーマンスに魅了されています。
また、この映画は音楽映画としても素晴らしく、音響にこだわった迫力満点なライブのシーンがとにかく多いし、ファンなら「そうそう!この公演が見たかったんだよ!」というものばかり見せて頂けて感動します。
東京ドームの不協和音や角を曲がるは、家でDVDを観たときの感動とは比になりません。
ガラスが割れてステージから転落してしまう平手さんは、ファンとしては見るのがつらい部分もありましたが、ステージが見えなくなるほど我を忘れてパフォーマンスするあの状態の平手さんは、絶対に映画館で観て欲しいと思います。私はこんなに表現力のある方を他に知りません。
何度でも観たくなる最高の映画です。
欅坂46のファン以外の方にも是非観て頂きたいです!