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fb-15806069753276082のレビュー・評価・感想

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- / るろ剣 / Samurai X / Rurouni Kenshin
3

最悪の結末!?アニメ版『るろうに剣心』の最終章・星霜編

私は『るろうに剣心』のテレビアニメを見ましたが、京都編の放送時点で原作に追いついてしまい、アニメオリジナルが続きましたが視聴率の低迷で打ち切りとなって、結局は原作の完結編の人誅編は放送されませんでした。
原作の完結編の人誅編は剣心の幕末の人斬り時代を描いたOVAの追憶編、アニメオリジナルの最終章と言われる星霜編で雪代縁が薫を拉致する場面と剣心と雪代縁との対決の場面のみといった一部しか描かれませんでした。
個人的には『聖闘士星矢』の完結編の冥王ハーデス編のように人誅編全体をOVAで制作してほしかったです。原作の完結編がアニメでは中途半端にしか描かれてないのが残念な限りです。
星霜編はオリジナルとはいえ、人誅編の後日談の描き方が酷かったです。
剣心が不治の病に冒されて、薫が苦しみを共にするために交わり、償いの旅から帰ってきた剣心を迎えてそのまま2人とも死んでしまう場面は酷い終わり方だと感じます。
原作やテレビアニメ本編は明るい描き方だったのに対して、OVAの星霜編はあまりにも原作とはかけ離れすぎており(薫の性格が変わりすぎている点と女性面が強調されすぎている点など)、ラストシーンが最悪な形になっていることが原作やテレビアニメに慣れている方にとっては不評だったと言われています。
また、OVAの作画がテレビアニメと全く異なりすぎて違和感がありました。個人的に原作ファンにはOVAの星霜編はお薦めできませんが、それでも見たいのであれば個人の自由です。
パラレルワールドの描き方に抵抗がないのであれば少しは楽しめるとは思いますが、本人にお任せします。

L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel
10

いつまでも色褪せないロックバンド

1991年に結成してから40曲以上のシングル、10枚のアルバムを発表し、数々の名曲を残している。結成当時は不祥事によるメンバーの入れ替わり活動休止期間などもあったが、2000年以降はhyde、ken、tetsuya、yukihiroの4人で新生L'Arc?en?Cielとして活動を続けた。
やはり一番の魅力はボーカルのhydeの声質だろう。L'Arc?en?Cielの楽曲の作詞のほとんどをhydeが担当しており、歌詞の聞き取りやすさや高いキーとファルセットを自在に使いこなし、hyde以外の誰かが同じ曲を歌ってもまるで違う歌のように聞こえてしまうほど独自の個性を持っていると言える。ギターのken、ベースのtetsuya、ドラムスのyukihiroが織りなす音楽性は常にロックバンドとして同じベクトルで活動をしてきた。またPVでも独特の世界観を表現し、どんなに月日が流れても彼らのパフォーマンスは衰えることがない。むしろさらに磨かれ、未だにロックバンドの最前線に立っていると言っても過言ではないだろう。
まだL'Arc?en?Cielの曲を聞いたことのない方にもぜひ彼らの世界観を音楽を通して聴いてほしい。きっとその魅力に憑りつかれていくことだろう。フランス語の「虹」を意味するバンド名、その名は色鮮やかな虹のようにいつまでも色褪せない。

名探偵コナン / Detective Conan / Case Closed
6

花嫁って誰かな、気になるね

タイトルから先ず想像するのは、新一の妄想。あるいは、彼よりもうちょっと進んでいる服部君。でもそんなことは10分ほどで吹っ飛んでストーリー展開に夢中になる。
そう、いつものことでロマンティックは肩透かしなのだ。結論は?書きません。お楽しみに。
予告から安室さんの活躍がメインだとわかっていたので、そちらも期待大。頭脳戦も体を張る場面もかっこいいし、現実離れして迫力満点だ。ただし、今回はかなり「いい人」で通している。コナンとのタッグで、恨みセリフは出ない。OVAの日常編の延長かな。欲を言えば、個人的にはダークが染み出るほうが好みだが。
全体的に展開はわかりやすいし、引き込まれるし、ちょっと偉そうに言えば、コナン劇場版のなかで無難な線というか納得できるレベルだった。ただ、希望でいうと、「ランのため」とか、そうでなくても少年探偵団など愛する者のために戦うケースだともっと鬼気迫るのだろうが、セカイ系的な目的になっているので、ちょっと冷める。黒の組織も皆無だし。
ハイド町でなく現実の渋谷が舞台で、映像は丁寧で美しい。
最後に、エンディングのバンプオブチキンの曲が良い。お約束のBeing歌手ではなかったわけだし、覚えにくいメロディだが、心にしみてくる後味の心地よさが感じられた。

おじさまと猫
10

感動あり、クスッと笑える話ありの漫画です

元ピアニストと、一歳近くなっても売れ残ってしまった不細工な猫との何気なく温かい日常を描いた作品です。
妻を亡くし、独り暮らしをしている「おじさま」。
ペットショップの前を偶然通りがかり、一歳を前に値段を下げられ、ショーケースの中に居る不細工な猫を見つけます。
なぜかこの猫を「かわいい」と感じ、引き付けられたおじさまは、この猫を購入。悩んだ末「ふくまる」と名付けます。

猫の「ふくまる」の気持ちとおじさまの気持ちが素直に描かれていて、「何気ない日常の大切さ」を温かく感じさせてくれます。
とりまく周りのキャラクターも個性的ですが、本当に心からおじさまを見守り支えてくれる人達ばかりです。
おじさまが抱えている「過去の心の闇」の様なものと、ふくまるがペットショップのショーケースの中で抱いてしまった「心のキズ」の様なものが重なりあい、お互いを思い、大切にし合う感動のお話もあり、涙が流れることもありますが、「クスッ」と笑ってしまう4コマ漫画的なものも沢山あります。
どんな年齢層でも感動と笑顔で読める、心が温まるお話が多いです。
何気なく過ごす日常のすべてが感謝であふれている。そう感じさせてくれる良い漫画だと思います。

はじめの一歩 / Hajime no Ippo
10

いじめられっ子の人生大逆転劇

いじめられっ子の高校生・幕ノ内一歩が、強いとは何かを知るためにボクシングやライバル、仲間と出会い、成長していくストーリーとなっている。
主人公の一歩は、釣り船屋を経営する決して裕福とは言えない母子家庭の中で育った。引っ込み思案な性格と、自宅の釣り船屋の手伝いをしていて友達もいなかったことから、同じ高校のヤンキーに毎日いじめられる日々を送っていたが、鷹村守というボクサーと出会い、強さとは何かを知るためにボクシングを始める。
その後、ライバルとなる宮田一郎と出会いプロボクサーとしてリングで拳を交える約束をするが、色々な出来事がありお互いに戦いたいと惹かれ合うが、中々2人はリング上で戦うことが出来ない。
一歩は宮田と戦うために色々な相手と戦う中で成長していく。
果たしてこの先この2人どのような形で拳を交えることになるのか、はたまた交えることはないのか。そして、一歩はその先に強さとは何かの答えを見つけることができるのか。

一歩が一戦ずつ少しだけど着実に成長していく姿とそれまでの間に努力する姿、強敵相手にどんなにピンチになろうとも諦めずに向かっていく姿は、見ていると「自分も頑張ろう」と思えるような作品である。
一歩以外にも同じジムの個性豊かな仲間が、最初は一歩に影響を与える側なのに徐々に一歩の成長する姿に影響を受け、一歩とともに成長していく姿もこの作品の面白いところだと思う。