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dc127bcのレビュー・評価・感想

メタルギアソリッドV / METAL GEAR SOLID V / MGSV
9

オープンワールドでよりやり込み要素が満載

メタルギアシリーズの中でビッグボスに視点を当てた作品としては4作目で、時代は1984年、スネークがピースウォーカー計画を阻止した翌年にスネーク達が率いる傭兵施設を核査察と装ったXOFによって爆破させられ、自らも人間爆弾と化したピースウォーカー計画でスパイだったパスの爆発の衝撃で意識を失ってから9年後の物語になる。
今作では序盤から伏線が多数あり、9年間昏睡状態だったと言われたスネークが入院していた病院から抜け出す時に協力してくれた自分によく似た謎の男、イシュメールの存在が非常に気になるところから始まり、新たな敵XOFがストーリーの各要所で立ちはだかることになる。スネークはかつて敵だったオセロットや、以前一緒に傭兵施設を立ち上げたカズらと共に9年前の復習を誓い再びダイアモンド・ドッグズとして傭兵ビジネスを拡大させていく。再びビッグボスとして生きていく中での最後のシーンはかなり衝撃的で、良くも悪くも裏切られた。
今作品で特に面白いのがオープンワールドになったところだ。広大な大地を自由に動き回りながら傭兵ビジネスとしてのミッションを自分で選んで受注することができる。潜入の要素もよりリアルになって、敵の行動などはよりボットから人間らしくなっていき、難易度は上がっているように感じた。

serial experiments lain
10

私はこれ以上のアニメを知らない

全てが素晴らしいアニメ。90年代のアニメ特有の感傷的な雰囲気を存分に感じることが出来る。近未来をテーマにしたこの作品は独自の設定やシステムが細かく作り込まれていて思わず関心してしまうほど。97年に制作されたとはとても思えないデジタルな世界観は驚きを隠せない。これから先の未来にこのような出来事が実際に起こっててしまうのではないかとワクワクさせられる。ストーリーはミステリアスで最終話まで見てようやく世界観とキャラクターの謎を理解出来るので何度も最初から見直して考察をしたくなるアニメ。単調にも思われるシンプルなバックミュージック、主人公の静かな語り口調が絶妙な没入感がありレインの世界観にどっぷりとひたることが出来る。またセル画特有のノスタルジックでエモーショナルな素晴らしい作画は何度見てもうっとりとしてしまう。よくあるアニメにマンネリを感じてしまっている人、SFが好きな人には確実に「ハマる」アニメ。
私が今まで見てきた中で一番好きな作品であり、最高傑作のアニメであると自信を持って断言出来る。アニメ好きならぜひ一度は見て欲しい。この作品を好きだと感じるにしろ嫌いだと感じるにしろ、決して後悔はしないはず。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
9

ドラクエ好きにはオススメ

ドラゴンクエストが好きな方にオススメのマンガです。ある島で暮らしている主人公のダイが島にやってきた王女様と出会いストーリーが始まります。ダイは心優しく、島にいるモンスター達とも仲良しで平和に暮らしていましたが、島にやってきた王女様の家来に悪い人がいて、島を荒らしてしまいます。その悪い人を追い出す時にダイの秘められた力が発動して、圧倒的な力でねじ伏せます。その後、ポップやアバン先生と出会い、魔王ハドラーと戦い、全然歯が立ちませんが、アバン先生が自らの命引き換えに退けます。しかし、ハドラーよりもっと強い敵大魔王バーンがいる事を知ったダイ達は、バーンを倒すため冒険に出かけます。冒険の最中、マァムやクロコダイル、ヒュンケルと言った仲間達と出会い、そしてバーンを倒す物語です。ドラゴンクエストがベースになっているため、戦闘中に使う魔法がメラやギラ、移動ではルーラなどドラゴンクエストでおなじみの魔法が登場したり、ガーゴイルやキラーマシン、スライムのような出てくる敵キャラもドラゴンクエストならではです。ダイの大冒険オリジナルの技や、キャラクターも登場してくるのでその辺りも見どころだと思います。最後のバーンとの戦闘は「えっ」と思うような展開も多いので目が離せません。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

大人のほうが楽しめるかも

アニメで鑑賞。有名なだけあって想像以上におもしろかった。特にキメラアント編は最初長いなと思ったが、積み上げた話の流れがあるからこそ最後のシーンの感動が増幅されたように思うので、根気よく見てほしい。メルエムとコムギのシーンは有名だが、結末が分かっていても号泣してしまう。エンディングテーマのゆずの『表裏一体』もかっこいい曲で聴くたびにキメラアント編を思い出させてくれる。そしてキルアがとにかくかわいい。キルアがゴンのことを大好きすぎるのが、めちゃくちゃ伝わってきて愛おしい。クラピカもかっこいいしかわいい。敵キャラも己の信念を持っていて、根から腐っているわけではなく魅力的に見える。新アニメのほうは雰囲気が明るくて子供っぽいと言われることが多いが、キメラアント編は常に暗い雰囲気で、たまにギャグがあると安心するくらいである。選挙編でのキルアとアルカ(ナニカ)の話はとにかく「尊い」という言葉が似合う。あんなお兄ちゃんが欲しいとみんな思うはずだ。ただ可愛いだけのストーリーではなく、兄弟愛に泣けてしまう。というかこの作品自体キャラが泣いてるときはたいてい視聴者も泣ける(ナックルが泣いているときは除く)。とにかく見てほしい!

つぐない(映画) / Atonement
7

ベストセラーを映画化!つぐない

13歳の多感な少女の勘違いと嫉妬心から生まれた嘘が、男女の恋を無残な形で引き裂いてしまいます。そして、その少女はそのことをずっと後悔し、悔やみ、背負いながら生きていくこととなります。ベストセラーの「贖罪」を映画化したものです。
演出がとにかく芸術的で、光や音楽、映画の構成もみているものを飽きさせません。小説家をめざす妹がついた嘘によって、姉の恋愛は引き裂かれてしまいます。時代は戦争の最中です。相手は無実の罪によって監獄され、戦争に巻き込まれてしまうことで、二人の恋愛は悲しい結末を迎えます。その罪の告白をできずに胸の中でいつまでも罪の意識にな苛まれる妹の苦悩も描かれています。"贖罪、つぐない"まさに題名となっているこのキーワードが重たくのしかかるような気持ちになります。
彼女は自分の幼い恋心が叶わなかったショックや嫉妬心から出た嘘をつくという行動を、いつまでも後悔しなければならなくなります。さまざまな立場、さまざまな視点から織り成されるシーンも見応えがあり、ただしっかりした構成で退屈せずに先の展開を迎えることができます。語り手がその罪を告白する妹本人であることも惹きつけられます。姉の話のように思えますが、あくまでその罪を償う妹のお話になっています。

くるみ割り人形と秘密の王国
10

壮大な冒険が始まったクララがどうなるのか

「見た目に惑わされるな」という言葉の意味が分かるすごく素敵なストーリーでした。くるみ割り人形を舞台にしている物語になっているため、きれいなバレエシーンがあるのが見どころです。バレエシーンはとても見入ってしまうほど素敵なシーンだったのでとてもおすすめです。
クララが4つの国がある知らない国に迷い込んでしまい、壮大な冒険が始まるのがおもしろくて見どころです。クララは、見た目に惑わされずそこの住人達を守ることができるのか、とてもハラハラドキドキを味わうことができるストーリーになっています。
見た目で人を判断せずに、中身を見ることの大切さを教えてくれる素敵なストーリーでした。クララは冒険しながら、最初は見た目に惑わされてしまい、危ない目に合ってしまったときはとてもヒヤヒヤしてしまいます。しっかりと自分の気持ちを大切にして、見た目に惑わされずに変わっていくクララの姿はとてもかっこよくて魅力的でした。クララがどんな冒険をし、4つの国を救うことができるのかとても見どころ満載の映画になっています。4つの国には、お菓子、お花、雪の国ととてもきれいな風景を楽しむことができます。第4の国はすごく怖いイメージに仕上がっているので、ドキドキしてしまいました。たくさんのきれいな映像や、ドキドキの映像がたくさん詰まっている映画になっているのでとてもおすすめです。