オープンワールドでよりやり込み要素が満載
メタルギアシリーズの中でビッグボスに視点を当てた作品としては4作目で、時代は1984年、スネークがピースウォーカー計画を阻止した翌年にスネーク達が率いる傭兵施設を核査察と装ったXOFによって爆破させられ、自らも人間爆弾と化したピースウォーカー計画でスパイだったパスの爆発の衝撃で意識を失ってから9年後の物語になる。
今作では序盤から伏線が多数あり、9年間昏睡状態だったと言われたスネークが入院していた病院から抜け出す時に協力してくれた自分によく似た謎の男、イシュメールの存在が非常に気になるところから始まり、新たな敵XOFがストーリーの各要所で立ちはだかることになる。スネークはかつて敵だったオセロットや、以前一緒に傭兵施設を立ち上げたカズらと共に9年前の復習を誓い再びダイアモンド・ドッグズとして傭兵ビジネスを拡大させていく。再びビッグボスとして生きていく中での最後のシーンはかなり衝撃的で、良くも悪くも裏切られた。
今作品で特に面白いのがオープンワールドになったところだ。広大な大地を自由に動き回りながら傭兵ビジネスとしてのミッションを自分で選んで受注することができる。潜入の要素もよりリアルになって、敵の行動などはよりボットから人間らしくなっていき、難易度は上がっているように感じた。