くるみ割り人形と秘密の王国

くるみ割り人形と秘密の王国

『くるみ割り人形と秘密の王国』(原題:The Nutcracker and the Four Realms)とは、2018年11月2日のアメリカのファンタジー映画。監督はラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストン。出演はマッケンジー・フォイとキーラ・ナイトレイなど。E.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』の実写映画化作品である。
ヴィクトリア朝時代のロンドン。人々がクリスマスイブでお祭りムードになっている中、母を亡くしたばかりのクララも父であるミスター・シュタールバウムからクリスマスプレゼントをもらう。それは卵形の箱で、母マリーからの「この卵の中には貴方が必要とするもの全てが入っています」という手紙も添えられていたが、箱の鍵が見当たらず開けられなかった。その後、クララ達はゴッドファーザー(名付け親)のドロッセルマイヤーが主催するクリスマスパーティーに出席するが、クララはパーティーを抜け出し、優秀な職人でもあるドロッセルマイヤーの工房を訪れ、彼に箱を開けてくれるように頼む。そのうち、クリスマスプレゼントを受け取る時間がやって来た。クララは自分の名札がついている糸を辿っていくが、いつの間にか森の中へと入り込んでしまった。糸を辿った先のクリスマスツリーには鍵が結ばれていたが、ネズミに奪われてしまい、後を追いかける。そして、湖にかかった橋のたもとで番をしていたホフマン大尉の導きにより、クララは4つの王国からなる世界へと足を踏み入れる。その世界でクララは王国間の戦いに巻き込まれながらも、母マリーと王国の関係、そしてクララ自身に関わる真実を知っていく事になるのだった。

くるみ割り人形と秘密の王国のレビュー・評価・感想

くるみ割り人形と秘密の王国
10

壮大な冒険が始まったクララがどうなるのか

「見た目に惑わされるな」という言葉の意味が分かるすごく素敵なストーリーでした。くるみ割り人形を舞台にしている物語になっているため、きれいなバレエシーンがあるのが見どころです。バレエシーンはとても見入ってしまうほど素敵なシーンだったのでとてもおすすめです。
クララが4つの国がある知らない国に迷い込んでしまい、壮大な冒険が始まるのがおもしろくて見どころです。クララは、見た目に惑わされずそこの住人達を守ることができるのか、とてもハラハラドキドキを味わうことができるストーリーになっています。
見た目で人を判断せずに、中身を見ることの大切さを教えてくれる素敵なストーリーでした。クララは冒険しながら、最初は見た目に惑わされてしまい、危ない目に合ってしまったときはとてもヒヤヒヤしてしまいます。しっかりと自分の気持ちを大切にして、見た目に惑わされずに変わっていくクララの姿はとてもかっこよくて魅力的でした。クララがどんな冒険をし、4つの国を救うことができるのかとても見どころ満載の映画になっています。4つの国には、お菓子、お花、雪の国ととてもきれいな風景を楽しむことができます。第4の国はすごく怖いイメージに仕上がっているので、ドキドキしてしまいました。たくさんのきれいな映像や、ドキドキの映像がたくさん詰まっている映画になっているのでとてもおすすめです。