cojicoji_0601@cojicoji_0601

cojicoji_0601
cojicoji_0601
@cojicoji_0601
21 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
cojicoji_0601

cojicoji_0601のレビュー・評価・感想

ジュラシック・パーク / Jurassic Park
9

恐竜が怖いです

スピルバーグの恐竜映画です。とある島で、恐竜を復活させてテーマパークを作ろうとしたが、そのテストの時に悲劇が起きるというパニック映画です。恐竜を復活させて、何も起こらないと思っていたのでしょうか、あの爺さんは。普通に考えて難しいでしょう。それに餌代がかかりそうだし、私なら、絶対飼育員になんかなりたくありません。作るなら、草食動物だけにしたらいいのになと思いました。さて、内容ですが、出てくる恐竜は総じてかっこいいです。トリケラトプスもなんか硬い体の感じが出てて素敵だし、草食動物はでかいし、テイラノザウルスは顔がでかいし、足は速いし怖いです。あと、ラプトルという集団で狩をする肉食恐竜も出てくるのですが、これが怖くて素敵です。私は恐竜に詳しくなかったので、ラプトルという種類の恐竜をこの映画で初めて知りました。こんなに頭が良くて足も早くて怖い恐竜がいるとは!びっくりだし、とたんにファンにやりました。やはり、パニック映画は、恐怖の対象が恐くなくちゃ!と思います。それにもちろん、人間側の登場人物も癖のある人たちで素敵です。ヒーローのグラント博士はもうおじさんですが、それでもかっこよかったです。とても、おもしろい作品なので是非見て欲しいです。

BIGMAMA
10

クラシックとロックの融合バンド BIGMAMA

きっと誰しもがロックバンドと言ったら、クラシックとは掛け離れた音楽を想像してしまうものです。でも、BIGMAMAは一味違うんです。
まず、バンドメンバーにバイオリン奏者がいるというところ。激しい音の中にいるバイオリンが、いろんな楽曲の中でほかのバンドにはない唯一無二の音楽を奏でていることに、私は思わずトリコになっていまいました。
なにより、誰しもがTVなどで多少は親しみのあるクラシック音楽たちを、自分たちでアレンジをしたコンセプトアルバムを3枚出しています。「白鳥の湖」「第九」「カノン」などの名曲たちが、いつもとは違う表現がされており、クラシック音楽には歌詞がないですが、その世界感が歌詞という言葉になっているのはまた違った魅力でもあり、面白みなような気がわたしはしています。
このコンセプトアルバム以外にも、作家の住野よるさんとコラボを果たしており、曲に合わせた住野さんの作品がついてくるシングルなども発売しているとのこと。作家さんとのコラボが叶うのも少し非現実的なような、世界観の美しいメロディーの中に、本当にあったかのように思わせる歌詞が印象的。
ほとんどの作詞はボーカルの金井政人が担当しており、歌詞は空想の世界で実体験ではないと明言しているようです。女性目線の歌詞や、恋人へ送るような歌詞、はたまた不思議な世界に入り込んだような歌詞。とても聴いていて、夢中になってしまうものが多く、いろんな人に聞いてもらうべきアーティストだなと感じます。

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン
10

漫画『BLACK LAGOON』

最高にハードボイルドな漫画『BLACK LAGOON』。今回はこの漫画のレビューをさせていただきます。

あらすじ:
気弱なサラリーマン・岡島緑郎は、東南アジアで海賊「ラグーン商会」に遭遇して拉致されてしまいます。
彼はその中でとある事件に巻き込まれ命を狙われることになりますが、ラグーン商会の女海賊・レヴィとその仲間たちと共に一命をつなぎとめます。
これまでの価値観を変える経験をした主人公は、自分の名前を捨てラグーン商会の新米海賊・ロックを名乗り、様々な事件に巻き込まれていくことになります。

魅力その1:洋画さながらの世界観
世界設定やセリフ回し、過激なアクションシーンは洋画のそれを思い出させ、読者を強烈に引き込みます。
洋画好きであれば思わずニヤリとしてしまう小ネタも含まれており、絶対にオススメです。

魅力その2:未だ明かされていない登場人物たちの黒い過去
物語の舞台である地球上最低最悪の街・ロアナプラ。ここに集う人間は皆、一筋縄ではいかない過去を持っているようです。元傭兵にテロリスト、はたまたCIAまで。未だ詳しく明かされていない彼らの過去も、この漫画を奥深くする魅力の一つであると言えます。

MOZU
4

作りや詰めがもう一つ二つ残念

西島さんが大好きでドラマも面白く見ていたのですが、
正直劇場版は理解できませんでした。
映画から登場した松坂桃李と長谷川博己さんの演技は良かったです。
でもダルマ役がビートたけしだった時点で何だかもう気分が萎えてしまって…。
怖かったけれど、寝そうにもなる、そんな作品でした。
ハードなアクションと先の読めないスリリングな展開で好評を博したTVドラマシリーズの劇場版。
TVシリーズは興味ありつつも、結局いつもながら見ずに劇場版だけ見るという、“だるま”に命を狙われてもおかしくないいい加減さ。
登場人物の人間関係や主人公・倉木の妻子が殺害された過去などはちとよく分からないが、話的には一応ついていけた。
高層ビル爆破と大使館員襲撃、そして倉木の過去。それらに、日本の犯罪を裏で操る“だるま”の存在が…。
TVシリーズを見ていたらもっと面白く見れるのだろうが、これはこれでなかなか面白く見れた。
贅沢な豪華実力派キャスト。
誰が続投or新顔かも分からないが、“だるま”役のビートたけしは演技力や喋りはともかくさすがの存在感威圧感、松坂桃李は狂乱の怪演。
…と、良かったのは豪華なキャストの顔触れと話の前半くらいまで。
後半はTVシリーズとの繋がりが色濃くなるのもあるが、何だか話が支離滅裂な印象が。
海外ロケ敢行の架空の国“ペナン”で攻防が繰り広げられていたのに、何の説明もナシに急に日本に戻って、何だかそのペナンでの出来事は夢か現かみたいに急変したり、クライマックスの“だるま”との対峙は燃え盛る炎の中で画的に迫力あるものの、何だかちょっとすっきりしない決着。
全体的にクールな作風だが、演出・演技面、見せ場のアクション・シーンでも力みすぎて空回りな点も。
作りや詰めがもう一つ二つ残念。
TVシリーズを見たら印象変わるかもしれないが、TVシリーズを見てても辛口意見が結構…。
まあいつか、機会があったら一気見でも。

キャッツ & ドッグス
8

犬と猫の戦い!ハチャメチャバトルを制するのはどっちだ!

犬アレルギーの薬を開発するブロディー教授。教授とその一家を、薬を完成させまいとする猫族から守るための、犬族の戦いを描いた作品です。
愛くるしい動物達のコミカルな動き、本人たちは真剣なのに、どこか笑える姿が、魅力です。
主人公であるルーは、普通の子犬でありながら、手違いで、ブロディー家を守るエージェントとして派遣されます。仲間の、ブッチ、ピーク、サムたちと時におちゃらけながら、猫族の襲撃を撃退していきます。
この作品の面白いところは、犬も猫も、人間の言葉を話すことです。普段は、犬や猫ですから当然、ワンワンニャーニャーと鳴くことで家族とコミュニケーションを取ります。しかし、一度、人間の目から離れると、自然に、本当に自然に人間の言葉で話し始めるのです。やたらと渋い声だったり、まさかの関西弁だったりと、そのバリエーションも様々。これが、動物同士の会話をわかりやすくするために、便宜上、人間の言葉のように、いわば通訳されているなんてわけではなく、本当に言葉を話します。
事実、終盤に、猫族のボスであるティンクルスが、人間の言葉を話して、飼い主のメイドさんを失神させるというシーンがあります。この、普通に、なんの説明もなく、理由付けもなく、人間の言葉を話しちゃうという設定は、逆に新しいなと感じました。自分が飼っているペットも、自分がいないところでは、当たり前のように話しているのでは…なんて、想像もしてしまいます。
ストーリーは、単純で難しいところもないため、子供さんでも十分理解できます。むしろ、大人だと少し退屈に感じるかもしれません。さらに言うと、CG表現も、20年近く前の作品ということで、少し古臭さも感じます。ただし、自分はそこが魅力だと思っていて、CG技術がまだ未熟だった分、動物達に、リアルに演技をさせている場面も多いため、面白い動きをたくさん見ることができて、楽しいと感じました。
総じていうと、先にも書いたとおり、ストーリーはやや幼稚なため、人を選ぶ感じはありますが、動物好きの方、または子供さんならば、十分満足できると思います。肩の力を抜いて、リラックスしながら、見ることができる作品です。興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。