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Takuya003

Takuya003のレビュー・評価・感想

キングダム / KINGDOM
10

第579話 十二日目の朝

感動。この一言に尽きる。明日からまた頑張って生きていこうと思える話。諦めずに立ち向かおうと思わせてくれる話。何より、信の熱い演説で、飛信隊の心が一つになる瞬間が最高に熱い。
食料が尽きて体力もつきかけ、疲弊し切った兵士たちが、信の呼び声で覚醒して一つに。なんてことだよ。涙が止まらない。こんな辛い状況なのに。まだ戦えるのかよ、みんな。入り込みすぎて、時が経つのを忘れてしまう。感動と勇気とがごちゃごちゃに混ざったものが溢れてくる。
「お前たちと一緒に天下の大将軍まで突っ走るんだ!」。信のこの言葉で隊員の心が一つにつながる。このシーンには何度も勇気をもらった。人生の勝負所では、いつも思い出す。彼らは、僕に、立ち向かう勇気と気迫を分けてくれる。
今まで生きてきた人生において、こんなにも熱くなる場面に出会ったことはないし、今後も出会わないと思ってしまう。それほど、僕にとって完璧なシーンなのだ。頭から足先まで、熱く鋭いものが駆け抜けていくのだ。嘘偽りなく、全漫画の中で一番好きだ。命尽きかけながらも、戦い抜いてくれた飛信隊のみんなに感謝を伝えたい。また、こんな素晴らしいシーンを創り上げて下さった、原泰久先生にも感謝したい。

ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go
10

世代を超えて人気な作品

この作品はもうできてから10年以上経っている作品です。
しかし、この作品のDVDはずっと変わらず人気です。
ストーリーは囲碁の達人、本因坊秀策にとり憑いていた平安期代の碁打ち、藤原佐為が主人公の少年、進藤ヒカルにとり憑いて碁を打つという所から始まります。
ヒカルは初めは碁にはちっとも興味が無いのですが、佐為に付き合い碁を打つことで、自分も碁を打ちたいという気持ちになってきます。
ライバル、塔矢アキラが登場してヒカルは佐為に言われるがまま碁を打ちます。
塔矢アキラはプロでも通用する程の器の持ち主でした。
アキラは佐為の力の前に敗れます。アキラはそれからヒカルを、正確にはヒカルの中の佐為を追います。
そして中学生になったヒカルは囲碁部に入部します。
アキラはそれを知り、自分も囲碁部に入部し、佐為との雪辱戦に臨みます。
しかし、嫌がらせを受けながら三将として囲碁部の大会でヒカルがアキラとの対戦を自分の打ち方で、佐為の指示を聞かず打った時、アキラは激怒します。
そして回り道だと大会が終わった後すぐにプロの道に進みます。
それを知ったヒカルはアキラを追いかけて院生になります。
この作品は佐為や周りの人の力でどんどんヒカルが成長していくところと、佐為の絶対的な力の二つが大きな魅力ではないかと思っています。
どうしょうもないけど負けられない所では佐為の出番、主にこれは誰かを助けたりするところです。
ヒカルが成長する所では、実力を発揮する所となっています。
ただ、佐為が活躍する所が意外と少ないのが少し残念な所です。
佐為の現代の進歩にびっくりする所が和みました。
この作品は囲碁の物語という事で、世代を超えて愛されている作品だと思います。
私の父もヒカルの碁大好きです。
この作品がずっと後世まで残る様にと思います。

ザ・レジェンド(映画)
7

勇敢な戦士の姿がカッコいい

ヘイデン・クリステンセンとニコラス・ケイジ主演。
15R指定で女性や子供が残虐非道に殺されてしまうシーンが沢山ありました。
ジェイコブがなぜ?無関係の良い国の子供の王子とお姫様を護衛してしまうのかと言うと最後に納得、愛してしまったんですね。
十字軍の時も女性や子供は殺したくないというシーンがあり、優しいジェイコブの性格がよく出ていたのでしっくりきて、この意味もよくわかります。
西洋と東洋の世界観もあり楽しめました。(中国人が最初から英語なのがちょっと違和感でしたがそれも気にならなくなります。)
ラストシーンの王族の兄との戦いで、弟の代わりに戦うジェイコブでしたが、勝つまで周辺の歩兵は敵である兄の味方なんです。
ですが、ジェイコブが勝利し兄が亡くなると、正式な王位継承が弟にあるので兵たちは一転して王様である弟にひざまづくのです。
このあたりも理屈は分かっていながらも、 権力争いは本当に嫌だなと思うところです。
描かれた時代が十字軍の活躍した12世紀だそうで、激動の時。きっと大勢の人が戦い、その中で亡くなったのでしょう。
ニコラス・ケイジの盗賊姿もかっこよく、最後は勇敢な姿を見せてくれました。彼らしくワイルドで素敵。
オススメです。

メダロット / Medabots / Medarot
7

ゲームボーイ版と設定は違うものの面白い作品

1999年にアニメとなったメダロットは、当時販売していたゲームボーイ版のメダロットと設定やストーリーは異なるものの、子供向けのアニメながら、大人が見ても十分楽しめる作品になっている。
主人公のイッキは、学校で流行っている、友達ロボットのメダロットを親から買って貰えずにいたが、川に落ちていたメダロット用のメダルと、本体となるティンペットを近所のコンビニで値引きしてもらい、ようやくメダロットを入手できた。
しかし、そのメダロットは旧型で、しかも持ち主の言うことを全然聞かない個体だった。
メダロットにはモデルによって性能差があるが、それ以外にもメダロットには人間のように性別があったり、性格がそれぞれ違ったりする。
それに、メダロットは人間と同じで会話ができるので、持ち主とメダロットが仲良くなったり、メダロット同志でバトルをさせたり、色々なことができる。
主人公のイッキも、手に入れたメタビーというカブト型のメダロットと共にバトルをし、少しずつ強くなっていき、ロボトルランキングという大会で全国3位になった。
メダロットはバトルシーンも多いが、持ち主との絆が描かれたり、大人向けコメディ回があったりと面白い脚本が多いのも魅力だ。
メダロットは、スマホゲームで2020年に配信開始したので、これを期に是非スマートフォンで皆さんもプレイしてみて欲しい。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

最高の青春漫画!

スラムダンクは、私が今まで読んできた中で一番好きな漫画です。
バスケ漫画なのですが、登場人物が主人公を始め、チームメイト、ライバル校の選手と個性揃いで魅力が詰まっています。

主人公の桜木花道は、元ヤンキーでバスケを経験したことがない中で、可愛いヒロイン春子を振り向かせたい一心でバスケ部に入部し、持ち前の運動神経で一気に成長していきます。
バスケのテクニック面とともに内面でも成長していく花道はとてもかっこよく応援したくなります。また、キャプテンのゴリが圧倒的な強さで引っ張っていましたが他のメンバーが弱小で今まで勝てて来なかった湘南高校に、エースの流川、チビだけどスピードが速い宮城、不良から戻ってきた元エースの三井に桜木が加わりどんどんチームが強くなっていく様もストーリー性があり熱く応援したくなります。
最終決戦の山王高校との戦いは1試合がかなり熱く濃厚に描かれておりかなり長いのですが、あっという間に読み切れてしまいます。
山王高校では同じチームでもライバル視していた流川と桜木が初めてチームプレイを行いチームを勝利に導く様子も感動します。最後に花道がダンクではなく、仲間たちと一緒に練習してきたセットシュートで終わるところも、花道の成長が見られて感動的でした!