Suzukikikip0@Suzukikikip0

Suzukikikip0
Suzukikikip0
@Suzukikikip0
3 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
Suzukikikip0

Suzukikikip0のレビュー・評価・感想

宇多田ヒカル / Hikaru Utada / Hikki
10

宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」

"Automatic"は、宇多田ヒカルのデビューアルバム『First Love』の中の一曲で、1999年にリリースされ、日本国内外のチャートでも高評価を得ました。そして、それは彼女の人気を確立するきっかけとなりました。
歌詞は、彼女が幼少期に感じた孤独や不安を描いています。自分自身を自動的に動かしているように感じ、コントロールすることができないと感じていることを歌っています。
音楽的には、ポップでメロディアスな曲で、宇多田ヒカルの歌唱力を存分に発揮しています。歌詞とも相まって、聴いている側が引き込まれるかのような音楽です。R&Bやソウルの要素も取り入れているため、幅広い音楽性を楽しむことができます。
"Automatic"は、宇多田ヒカルがデビューした当初から人気を博し、長く愛され続けている曲であり、彼女の代表的な楽曲の1つとされています。また、この曲は、彼女の人気を確立するきっかけとなっただけでなく、彼女の音楽性を表す重要な楽曲とされています。

放課後ていぼう日誌
8

ほのぼのかつ本格釣りJK漫画

『放課後ていぼう日誌』は名前のとおり釣りをする部活に入っている女子高生達の物語である。
基本一話完結型で読みやすいし、釣り初心者にも解りやすく釣り方やルール説明などがある。
のどかな田舎の漁港風景や個性豊かなキャラクター達も皆魅力的だが、この漫画最大の魅力は女子高生達が本格的に釣りを楽しんでいるところだと思う。
どの話も細かい仕掛けの作り方や釣り方、魚の特性などの紹介があるだけでなく、釣った魚の美味しい食べ方まで紹介してくれるのだ。
可愛いキャラに美しい景色、そして釣りの楽しさや魚の美味しさまで観ることのできる漫画は、釣り人だけでなくいろいろな人が楽しめる作品なのではないかと思う。
基本的には地元の学校から行ける釣り場や川で魚やエビを釣ることの多い堤防部だが、たまに遠征で離島まで行ったりする。
そこでは離島ならではの魚種や大きさの魚を狙ったりと、まさに釣りロマンを体現している話もある。
いつも狙った魚が釣れるわけではなかったり、時には毒を持つ魚が釣れてしまったりするのも非常にリアルで、出来過ぎて現実離れした釣り漫画ではないというところもポイントが高いと思う。
釣り好きな人はもちろん、まだ釣りをやったことがないという人も、この作品を読むときっと釣りへ行きたくなるだろう。

デスゲーム漫画の黒幕殺人鬼の妹に転生して失敗した
8

多忙なブラコン

大まかな部分はタイトルが説明してくれている漫画で、主人公も同様です。
前世で読んでいたデスゲーム漫画に登場する黒幕であり殺人鬼、の妹が主人公。
作画担当の「ぺぷ」という漫画家さんが、同人誌活動をしている頃からファンだったので読み始めました。
恐らく本人の趣向だと推測していますが、今までは同人誌含めて所謂『逆ハーエンド』が多かったぺぷ先生の作品ですが、今回は原作者の先生が別にいるためか、やや違ったものになっています。
まだ1巻しか発売されていませんが、今までの作品に多かった要素の1つである『主人公がとにかく不遇(不幸)』というのはあまり変わってはいないのですが、早い時点で色んな異性のキャラクターがたくさん出てきて主人公に関わっていくというのは、今回は当たり前ですが無いです。
主人公の目的はとにかく『兄の凶行』を止める事です。
大好きな兄を『そちら側』に行かせないために主人公は、兄の殺人の好奇心を打ち消す『驚きの提供』(身体を張ったドッキリ)をしていきます。
兄は突然態度の変わった妹に動じる様子は見せず、『驚きの提供』による怪我やトラブルから助けたりするようなシーンが徐々に見えてきます。
けれど、それが優しさなのか打算的な意思によるものかは妹視点の話からは全く読めません。
1巻が妹視点で、2巻以降は兄視点が混ざっているようです。
兄に殺人を行わせないという緊張感があるストーリーですが、合間合間の妹の『驚きの提供』と、助けてくれた兄に笑顔になる主人公の可愛さがコントラストになっていて、これからとても良い作品になっていくのでは、と期待しています。
単なる女性向け転生モノ漫画ではなく、男性も十分に楽しめるストーリーになっていると思います。

告白
7

後味の悪い映画

湊かなえの同名小説の映画化です。娘を生徒に殺された女教師が生徒に復讐をするという話です。その復讐がエイズ感染者の血液を飲ますというものです。そんなことでうつることはないし、なんかエイズへの偏見を自重するような話だなと思いました。相手が中学生なので、まだ子どもだし、人の気持ちも思いやれないところあるし、エイズの知識もないだろうし、そんなところだから、血液混入みたいな復讐の仕方をしたのでしょうが、少し気になりました。まあ、さいごのほうにそんなことでうつらないとは言っているですけどね。女教師は松たか子が演じています。さすが、松さん、すごくうまいです。落ち着いた様子でなんてことないかのように復讐計画を語るところとか怖いです。顔もとても清楚な感じなので余計怖い感じです。復讐対象の生徒たちもうまかったなと思いました。人に感染させることとかもおそれて引きこもりになるほうの子は、とてもナイーブぽいし、子供っぽい感じが出ていました。母親に気がついて欲しくて有名になりたいと思ってるほうの子は頭が良く、とてもクールな感じだけど、実は幼くて、お母さん、お母さんって言ってるだけの甘ったれ感が出ていました。最終的に誰も救われないし、生徒たちが反省、更生できたのかもわからない、後味の悪い作品でした。そういう話が好きな人にオススメです。