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NONONOのレビュー・評価・感想

モーニング娘。 / モー娘。
10

新時代の幕はすでに開いている (モーニング娘。'22のレビュー)

「モーニング娘。」と聞くと過去に活躍していたアイドルだと思い浮かべる人も多いだろう。しかし「新時代の幕開け」はもうすでにしているのだ。
2000年代の活躍は未だに記憶に焼き付いているものだが、時代を経てなお進化し続けて活動をしているのを知っているだろうか。
メンバーの卒業と加入を繰り返しメディアの露出は減ったものの、歌やダンスをパワーアップさせ、今ではハイレベルのフォーメーションダンスの美しさも評判になった。特に芸能人の中でもファンが多いのが「モーニング娘。'22」である。

音源でもクオリティが高く十分に楽しめるが、彼女たちの注目するべきところはアイドルの枠を超えたアーティストとしてのライブパフォーマンスだ。
歌唱力もメンバーそれぞれの個性を持ちつつも高く、ダンスも機敏でキレのある動きで、「体力オバケ」という声もファンの間では聞こえてくるほど。
曲もライブでは過去から最新まで幅広く披露されており、過去の曲は「update」とされて古さを感じない編曲に仕上がっている。

提供曲はつんく♂に限らなくなっているが、モーニング娘。'22には「つんく♂イズム」は未だ脈々と受け継がれていて、今後の活動もまだまだ目が離せないアイドルグループなのだ。
いつハマってもいくらでも裾野は広がっている。多くの人にモーニング娘。'22の新時代を目撃してほしい。

NiziU / ニジュー
10

今までとこれからと。

彼女たちはとても輝いている。Niziプロジェクトから見ている方も多いのではないか。
その時の彼女らを知っている人はその急成長ぶりに誰もが驚く。
私もその一人であるのはもちろんなのだが、オーディション中の彼女らは、あどけなさもあり、しかしながら夢に向かっている原石。
オーディションを見ていて驚いたのは、彼女らは自分のことをよくわかっていること、そして客観的に自分を見ることが出来ていること。
みんなが当時は10代であったということを忘れさせる。
リーダーのMAKOに至っては、毎日の10時間を超える練習、日々の体重管理、TODOリストを一日も欠かさずに書くなど、何年も継続しているというから驚きだ。
世の中のダイエッターは継続するということがどれほど難しいか理解できるだろう。
それぞれがデビューするために惜しんだ努力は想像できないほどのものだと思う。
10代の女の子が親元を離れ、共同で生活するなんてもちろん不安であろう。
歌に悩むもの、ダンスに悩むものそれぞれが悩みの種を持っているが、お互いに協力し合い、支えあう姿は涙なしには見られない。
テレビに出ている姿を見ると衣装やメイクでキラキラしているのもあるが、彼女らの努力とその努力が認められたことでついた自信が、NiziUというグループを輝かせているのであろう。
これからも彼女らがどのように成長していくのか、とてもとても楽しみである。
そして、LIVEに参戦できる日が来ることを心から願っている。

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong
6

久々の怪獣プロレス

ゴジラシリーズは邦画、ハリウッド製作を含めて全部観ています。映像的には素晴らしくまさしくジェットコースタームービー。
コングは右フックを放つし怪獣プロレスでした。アメリカプロレスのWWEテイスト。最後メカ・コジラも登場します。造形的にはイマイチかな。昭和のメカ・ゴジラのような怪獣2体を相手に対しての圧倒感がないしどっしり構えていない。
また前作のゴジラ・キングオブモンスターと同様人命を軽視し過ぎで感情移入できないのが難点。人間ドラマが薄い、初代ゴジラは死を覚悟して鉄塔で最期まで頑張るテレビクルー、ゴジラの凄まじいばかりの破壊に諦めてお父ちゃんの所へ一緒に行こうねと抱き合う母娘。櫓に上がって懸命に警鐘を鳴らし住民を退避させようとする消防団員、国民を守る自衛隊の奮闘などなグッとくる名シーンがたくさんあります。
恐怖と危機感、怪獣の命も共存共栄も大切ですがモンスター映画の肝が抜けている感じです。あと、小栗旬は白目しか記憶に残らない。これもプロレスラーの永田裕志を想い出しました。白目のレベルが違うけど。もちろん白目に関しても永田裕志の方がずっと上。来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」の主役なのにあんまりな役どころ。役者として映画・罪の声も良かったのに非常に残念でした。

イコライザー / The Equalizer
10

元CIA工作員が徹底的に悪を裁くその内容をレビューで紹介!

イコライザーに出演している元CIAの工作員役をしているのは、あの『デンゼル・ワシントン』。彼は黒人ながらも主役に抜擢されました。インタビューによると『僕は白人とはキスはしない』と言っているように、共演者の白人女性とキスシーンする場面がありません。彼は『映画に対する強い意志・信念』を持っている俳優だと感じられます。

『イコライザー』の内容としては『元CIA工作員=マッコールは几帳面な性格であり、CIAを辞めた今では質素な生活をしていた。しかしとあるレストランでマフィアに売春婦の仕事をさせられている少女を見かけ、放っておけなくなったマッコールは彼女を救うためにマフィアに挑む』

といった感じですね。誰でも嫌々ながら売春婦をさせられて薬を打たれたりなどして死にたくはないですが、恐ろしくて立ち向かうのが困難だと、売春婦役の少女は思う筈です。

そこを華麗に『たった19秒』でマフィアを痛めつけてしまうマッコールのアクションシーンといったら、かなり痺れること間違いなしです。『悪を許さず正義を保つ』…、『イコライザー』というタイトルでもあるのですね。

アクションシーンだけでなく、他の場面でも魅力的な箇所がいくつもあります。

まだ1度も観てない方は是非『イコライザー』を!