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8ma4ta31501のレビュー・評価・感想

ドロステのはてで僕ら
9

全編ワンカットのよう。

2分後の未来がわかるようになって、それでどんどん未来がわかるようになるみたいな話です。そんなことが本当に起きたらすごいなと思うし、2分くらいのタイムラグならパソコンならありそうだから、なんかリアリティのあるSFでした。テレビ電話みたいなのとか、昔ならそれだけでSFだったのに今は普通のことだなんて驚きです。こんな壮大な話なのに、話はカフェのことだけで、全編ワンカットで撮ってるなんて、その発想がすごいです。実際はワンカットではないそうですが、ワンカットのように見えました。なんだか、視聴者も同じ時を生きてる感じがして、不思議感が増します。中の人の動きとか表情とかもほんとリアルタイムで動いているように見えました。それにちょっとズレてる時間軸っていう設定に合わせた演技をしないといけないわけだし、役者さんの苦労を思うとより映画が面白く感じます。そういうこともあって、とても舞台ぽい話で、舞台好きには楽しめる作りなのではないでしょうか。話としては、こんなヤクザいるかなとかいろいろあるし、とある人たちが消えてしまう展開はいいのだろうかと思わなくはないです。いやいや、彼らは仕事で来ていて、それにしていることもSFの常識ぽかったので、消さなくてもってなりました。でも、面白い発想を映画にしていて、見てよかったなと思います。

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
10

記念すべき劇場版10作目!主要キャラクターが大集合!

正体不明の人物から調査依頼を受けた小五郎。
依頼人の指示により、コナン、蘭、少年探偵団を連れてミラクルランドへ向かうことに。
ミラクルランド内のレッドキャッスルホテルに到着した一行は、依頼人の秘書である高田から依頼人の待つ部屋に案内される。
その時、ミラクルランド内の食事や施設が利用し放題のフリーパスを配られる。
全員がフリーパスを腕に装着し、一行はミラクルランドに向かおうとするが、コナンは高田に部屋に残るように言われる。
コナンと小五郎以外の一行がミラクルランドに向かうために部屋を出た後、高田がリモコンを操作すると、顔を隠した依頼人がモニターに映し出された。
依頼人は、今から12時間以内にある事件を解決しないと、全員のフリーパスIDを爆破する、と告げる。
何の事件かすら不明だ。
先ほど配られたフリーパスIDには、時限装置付きのプラスチック爆弾が仕掛けられていた。
つまり一行は人質のために連れてこられたのだ。無理やり外した場合も爆弾が爆発するという。
さらに、コナンと小五郎以外のフリーパスIDは、一度ミラクルランドのゲートから中に入ると、ミラクルランドの一定エリア内から出た時にも爆発する仕掛けになっている。
依頼人から事件の手がかりを知らされたコナンと小五郎は、レッドキャッスルホテルを出て捜査を開始した。
捜査中にコナンは服部平次と白馬探に遭遇する。
2人も同じように、服部は和葉、白馬はばあやを人質に取られていたのだ。
さらに、怪盗キッドも動き回っている。一体何の事件が隠されているのか。
名探偵コナンの主要キャラクターが登場する、オールスターの映画が今始まる。

プーと大人になった僕
8

プーさんを昔から見ていたので大満足

私はプーさんが大好きです。あれは映画だったのかディズニーが出したビデオだったのかよく覚えていませんが、くまのプーさんのアニメをよく見ていたし、もう少し大きくなってからは本も読みました。なので、あのプーさんにまた会えるだけで嬉しかったし、ぬいぐるみっぽさを追求したCGには感動しました。やっぱりプーさんとその仲間たちにはあの質感が必要です。それにユアン・マクレガーはクリストファー・ロビンが大人になったらこんな感じかなと思わせる佇まいをしているので違和感がありませんでした。私は大人になったときにプーさんから「何もしないをしたら」とか言われたいです。仕事、仕事ってなるとしんどいし、少し離れた方が良いアイディアが浮かぶこともあるもんなと思うので。最後、クリストファーがプーさんにかける言葉は、私が昔よく見たアニメの言葉そのものだったので、懐かしさが急激に溢れてきて少し泣けました。昔見たプーさんも、最後はクリストファーが学校に行くことになって、みんなとお別れする切ない終わりだったし、ちょっと切ない場面がプーさんの物語には必要な要素だと思います。この作品はその場面もちゃんとあるので、いいプーさん映画だと思います。

サクラメント 死の楽園 / The Sacrament
6

物足りなさのある映画

実話に基づいた作品です。本作が参考にしたカルト集団による集団自殺をウィキとかで読んでたので見てみました。B級映画として、面白いのは面白いのですが、ちょっと物足りない雰囲気でした。まず、展開が早かったです。楽園と呼ばれてる場所に取材に来てみると、不穏な雰囲気があってという話ですが、最初はもうちよっと、明るい感じにして、こういう暮らしもいいのかもと思わせて、実は、、、ってほうが怖くないのかなと思いました。まあ、何かの団体なんて、内々でやってるのだから、外部に知れ渡るころにはすでにおかしい状態なのかもしれません。集団自殺に入るのも早すぎると思います。なんで、教祖様が、ああ、もう自殺しようと思ったのかいまいちわかりませんでした。あと、おかしいのかもというのも、そのおかしいところを映すわけでもなく、みんながニコニコしていて不気味とか、教祖を崇めすぎてるとかなので、あんまりなあと思いました。どうせ、映画なんだから、ルールを破ったものへのリンチ、からのありがとうございますとか、お布施を集めすぎてるとか、教祖の酒池肉林ぶりとか、大げさに描けばよかったのにと思いました。撮り方が、POVだし、リアル感を出したかったのでしょうが、そこは映画だし、映画ならではの映像見せてよと思いました。